営業を近代化できずど根性営業しかできない日本企業

9月14日

文系大学に「経済学部」「経営学部」「商学部」は不要、文系大学には「営業学部」さえあればいい、というジョークがある。日本の大企業は早慶クラスの新卒でも、大学の専攻なんかに関係なく「営業ソルジャー」として使い捨てる、という話

逆に疑問なのは、欧米の大企業の場合、日本みたいな「ど根性営業」「営業同士の過当競争」な話とは無縁なのか?或いは、そういうど根性営業はあるにはあるが、それは高卒のお仕事なのか?

日本の大卒女性が大企業で重用されないのは、要は「女性を営業ソルジャーに使えない」というのが最大の理由。要は前近代的なビジネスモデルしか知らない日本大企業が、文系大卒の使い方や「スマートな営業」を知らないが為の悲劇

ホワイトカラーエグゼンプション問題も、要は「ど根性営業は時間の際限がない」「ど根性営業は時間と成果の相関関係がない」ことが問題の根っ子にある。ど根性営業を実質的に根絶できないと、過労死などの問題も解消できない