ランチ難民は都心の超高層化で悪化

4月29日

亀ネタだが、先日のガイアの夜明けで、都心部のランチ難民特集やってたらしい/日経のガイアの夜明け番宣記事に、『サラリーマンの昼食時間が、みるみる減少してる』とあった。1983年に33.0分あった昼食時間は、今や平均19.6分/昼食ですら、満足に時間を掛けれないサラリーマン増加中?

日経の番宣には、『サラリーマンが多忙になった』という要因とともに、『都心オフィスの高層化で、昼休みにエレベーター難民が出るから』『社員食堂を設けない企業が増えたから』の分析している

都心部で、この20〜30年で、どれだけ高層オフィスビルが増えてきているか?という定点観測って、森ビル辺りしか、やってないんだよね/その辺を可視化できれば、『都心の高層化と、ランチ難民の相関関係』を可視化できそうだ。

というか、高層ビルの設計で、『朝の通勤ラッシュ』はエレベーター設計で考慮するが、『昼のランチラッシュ』って、エレベーター設計的に考慮してないんじゃないかな?

朝の各階行きのエレベーターは、『1階で、ひたすら待てば、エレベーターに乗れる』ので、ストレスは少ない/ランチ時間帯の『下に下りるエレベーター』は、中間階だと『既に上の階の時点で満員になっていて、乗り込めない』が何台も続く。これは中間階テナント従業員には、ものすごいストレス

昔だったら『自社ビル』が多かったのが、最近は『企業不動産の有効お活用』、いわゆるCREによって、『デベの再開発タワーに入居する』なケースが増え、それに伴って社員食堂の設置率が減ってたりしてる、というのもあるんだろうなあ

30年前と比べて、いわゆる『ファーストフード』が増加したので、サラリーマンがランチに費やす時間が減っているというのも、あるかもしれない。牛丼とか丸亀製麺とかココイチとかの類/あとは、コンビニの更なる普及とか。

@nakazawago 生活の知恵としては、『一旦、最上階まで上がる』ですよ。そうすれば、中間階従業員も、回り道ですが1階へ降りることができる。

基本、オフィスビルのEVは、『どの階にいるか?』を、EVホールの待ち人に表示しない。だから、余計にランチで下へ降りたい人のイライラを増幅させる/JR東日本アプリのノリで、『エレベーターアプリ』って用意すればヒットするかも。『六本木ヒルズEV12号機は、今34階にいます』と表示

まあ、ランチ難民への即効薬は、『冷めても美味しい弁当』、つまり『駅弁』をコンビニで朝売ることだと思うよ。ランチ難民が発生するオフィス従業員は、出勤前にコンビニで『駅弁』を買い、4時間後に食べる