「年収は住むところで決まる」ネタ

8月20日
「年収は住むところで決まる」読書中。アメリカの衰退エリアの男性寿命は70歳未満らしい。高所得エリアは80歳/日本でも西成区の寿命は短いらしいが、ここまで極端じゃない。日本の医療制度の成功を見た

「何故、イノベーター、クリエイティブな人は、シアトルやシリコンバレーみたいなエリアに集中するか?」この本の中では「求職マッチングが上手くいくから」という話以外に「求婚マッチングが上手くいくから」仮説を提示

この本いわく、「イノベーター、クリエイターは、同種のクラスタの異性を求めたがる」ので、求職に加えて「求婚の為に」シリコンバレーやシアトルに行くとのこと/さて、渋谷ビットバレー族は、配偶者女性も「高学歴イノベーター女性」を求めるのか?

日本の場合、渋谷族男性も、大丸有エリート男性も、そんなにクリエイター女性やバリキャリウーマンを求める傾向は少ないと思うが。

「年収は住むところで決まる」だと、イノベーション都市はとことん成長し、そうでない都市との格差が拡大/日本に演繹すると、即ち東京・首都圏と地方の格差が更に拡大する、という見も蓋もない結論になるのだが、一方で東京の場合「港区とか渋谷区」なクリエイティブ高年収ゾーンがある一方で(続く)

足立区みたいに「年収300万円でもなんとか暮らしていけるエリア」も同時に内包してる、ある意味「懐の深さ」があるのが面白い

その気になれば、足立区に住みながら渋谷区に勤めて、クリエイティブな生活に少し足を突っ込むことができる

なんか「大阪市西成区の平均寿命は長い」というツイートあるが、統計上は寿命全国最短 / “平均寿命が最も短い市区町村、男女とも大阪市西成区--男女の寿命の差も最大 | マイナビニュース” http://htn.to/662o3gn

@daiwaryu1121 ??/生活保護比率が多いのは判りますが、彼らが「平均的医療」をうけられるのはまだしも、「最先端医療」(=保険適用外の自由診療)を受けている、の根拠は?/少なくとも「統計上は、大阪市西成区が寿命最短」という事実は認められるんですよね?

@daiwaryu1121 質問への答えは?大阪市西成区が寿命最短という統計そのものを否定するのですか?

@daiwaryu1121 生活保護の「おかげで」、生活保護が無かったら70手前で死んでたのが、男性で72歳まで延命されてる側面は、あるのかもしれない/が、それでも全国平均の80歳までは遠く届かないのも、厳然たる事実

改めて西成区寿命見たら、男性72歳なんだな。70歳台後半なイメージあったが、思ったより短命/アメリカのことを、そんなにバカに出来ない

ところで、横浜市青葉区の寿命が長い、なんて話もあったな。健康オタクが多いんだろうが、それはそれで息が詰まりそう

「20世紀、アメリカが超大国になれた一因は、アメリカが世界で初めて、国民皆高等教育を導入できたからだ、欧州の国民皆高等教育導入はアメリカより遥かに遅い」と「年収は住むところで決まる」に書いてあり、目ウロコ

日本が高度成長できたのも、「戦後、GHQが強引に中学を義務教育化した」ことに加えて「高校進学率が、一気に9割にまで引き上がった」からだろうな/必ずしも「義務」教育でない高校の進学率が、何故短期間で引き上がったのか、興味ある

このまえトルコの本読んだが、トルコほどの国家でも、中学の義務教育化は20世紀末頃と新しいんだよな/案外、OECD各国でも、18歳まで学生させてる国は多くないのかも

一行ネタ/イスラエルがハイテクベンチャー大国になれた一因は、旧ソ連から高学歴ユダヤ人が大量移民してきた為らしい