ドラッグリポジショニングは専門バカの排除が効果的

「ドラッグリポジショニング」という話。Aの治療薬が、実はBという疾病にも薬効があった、な話/「偶然、見つかった」というケースが多いらしい

NHKサイエンスゼロでやってたが、元々心臓外科医だった人が、肺がん担当に「異動」となり、それが契機で「心不全の薬が、肺がんの転移を抑制する」ことがわかったらしい

医者の世界って、かなり「分業」が進行していて、心臓外科医が癌専門に異動することは少ない。専門医になっていくことが、医学界では出世の近道/しかし、ドラッグリポジショニング的には、いろんな疾患を担当していく方が好ましい、ということか。

医学に限らないかも。Aの分野の専門家を、Bに異動させたら、新たな知見が得られるかも