酒井順子エッセイもろもろ

10月2日
酒井順子のエッセイで「国立劇場は、周囲の環境が、最高裁とか皇居とか、あまりにもカタ過ぎる立地なのがマイナス」と書いてた/丸ノ内は地所が「オフィスだけのカタい街」から「飲食も充実した柔らかい街」に変貌させたが、国立劇場エリアを柔らかい街に変貌させることはムリ

酒井順子エッセイに「逓、の字は、逓信総合博物館、ていパーク程度しか使われない」と書いてる/漢字の使用率の時代毎変遷を調べたら面白いかも。逓の字の使用率は、明治時代と比べたら100分の1だろう

酒井順子が、「私、美術や映画には興味ないんです」とストレートにカミングアウトしてる/どうも、日本社会だと、「文化人は、いや社会人は、美術や映画が好きだ、と言わなきゃならない」な社会的圧力が強い気がする。実際には、そういうのに興味ない方がマジョリティだと思うが

20年前は、「若い男は、クルマに興味を示すのが当然」という社会的圧力があったが、今ではクルマに興味なくてもOKになってる/一方で、美術や映画にそれなりに関心示すのが、年収700万円以上の「ミドルクラスの社会人の嗜み」という社会的圧力は、何故無くならない?

あと、グルメ(含むB級グルメ)に興味あって、「この店が旨い、この店はマズイ」とウンチク垂れるのが、年収700万円以上な社会人の嗜み、という「社会的常識」も、どうしたものか。そこまで店の味にこだわりがない人も、ミドルクラス以上でもそれなりに存在すると思うのだが

@sana021902 そもそも「ステイタスアピールしたい!」というミドルクラスが、徐々に減って来ていると思うのですが。「カネはあるけど、使わない」的な