新幹線網が安くなれば転勤扱いが減る

4月23日
数日前の日経に「日本企業は転勤という人事制度を見直すべき。海外では企業トップ層にしか転勤させない」とあったが、本当か?/これ、逆読みすれば、「海外では、その事業所で人員が減ってしまえば安易にクビ切りするが、日本では、国内他事業所に配置転換することで、クビは避ける」ということでは?

確かに「転勤の無いエリア限定社員」は、総合職より給与低くても人気だったりする/転勤が嫌がられるのは、共働きの際が大変だからだが、「一生独身」な人が増えれば、転勤拒否も少なくなる?

あと、「新幹線が発達したら、異動はあっても引っ越さなくて済む」のか?新幹線のお陰で、「鹿児島支店から熊本支店へ異動」「長野支店から金沢支店へ異動」の場合でも、新幹線通勤したら引っ越さなくて済む?/その為には新幹線代金が安くならなきゃ

リニアが出来たら、東京勤務と名古屋勤務の間で異動があっても、リニア通勤によって引っ越しは不要に・・ならないだろうな

例えば「東京本社から千葉支社への異動」「大阪支社から京都支社への異動」は、これは「転勤」とは表現しづらい。実質的には「同じ生活圏での異動」だから/これが「東京本社から水戸支社」とか「大阪支社から姫路支社」だと、かなり苦しい。60キロを超えたら転勤扱い?

しかし、例えば明治大正辺りまでは、東京と横浜は別の街だったし、大阪と京都も別の街だった。仮に東京から横浜に勤務地が変わっていたら、当時の人は居住地も変えてただろうな/関東大震災以降の「電車網の発達」「通勤の習慣化」が、60キロ以内を「通勤圏」に変えた

何が言いたいか?と言えば、「新幹線網を発達させ、料金をカジュアルにすれば、転勤は減る」ということです。新幹線代金が半分になれば、「東京から静岡」とか「東京から宇都宮」は転勤扱いしなくて済む

JRは民間化したから、新幹線料金のディスカウントは要求しづらいから、これは政策で、「企業で異動の際に、50キロ以上200キロ以内の異動なら、新幹線通勤代金を補助する、税額控除する」みたいな政策を作るべきなんだろうな

@t_takahashi_brm 自分は以前、三鷹の自宅から土浦まで通ってた時期がありました。常磐線車内で毎日弁当食べてた

将来、自動運転が実用化して、小型の電気自動車が普及したら、「自動運転で、100キロ離れた職場へもラクラク通勤」となって、それは転勤扱いじゃなくなるのかな?

4月29日
数日前に「新幹線網が普及して、新幹線料金が安くなれば、転勤されても引っ越さなくて済む」とツイートしたが、それをされると困る企業もいるんだろうな/とあるハウスメーカーは、ノルマ未達の社員を、わざと遠隔地に転勤させることで、暗に退職を促したりしてる。遠回しのクビの手段。