私大医学部奨学金の首都圏高校生除外はオカシイ

9月2日
私立医学部の学費と言えば、数日前に気になるニュースがあった/今私立医学部は平気で2000万円学費を取る/従って、私立医学部に行けるのは、医者の子供かメガバンク商社の1500万円年収なクラスタに限られてた

ところで、地方は医者不足で悩んでる/そこで、「この地方に10年間勤務してくれれば、学費を丸々負担しますよ」という奨学金地方自治体がスタートさせた/これなら、年収800万円程度の普通のリーマンの子供でも私立医学部に行ける

だが、医者になった後に、地方勤務せずに都市部で働くルール違反が多発してるらしい/で、厚労省は数日前に「この奨学金は、地方出身者に限定します」とルールを変えた/よって「首都圏の800万円リーマンの子供で、国立医学部には入る学力ないが私大医学部に入れる子供」の医者への道が断たれた

北海道とか高知の年収700万円リーマンの子供なら、地元奨学金で私大医学部に行けるルートが保全されてることになる/これって、逆首都圏差別では?

確か北海道の斜里町(知床半島)は、医学部奨学金が充実してたんだよな。町営病院勤務を約束すれば、実質学費を100%負担してくれてた/この恩恵受けられるのも、これからは北海道の高校生に限定されることになるのか

言い方を変えたら、「首都圏に国公立医大が少なすぎる」問題になる。少なすぎるから、難易度も激化。/この辺の事情は上医師が詳しい

厚労省の「医学部奨学金返済免除は、地方高校生に限る」通知は、実は開業医辺りの圧力があったんじゃないか?陰謀論を唱えたい。彼等の論理では、「首都圏800万円年収リーマンの子供が私立医学部を受けることが出来るようになって、医学部が難化されたら、自分の子供が医学部行けなくなって困る」