国難突破解散

9月17日
「解散」するのか。/確かに、今の北朝鮮の挑発行動ペースだと、「選挙期間中に、1回〜2回は、ミサイル発射や核実験を行ってくれるだろう」から「与党に有利に働く」わな。賢いな。

臨時国会が開かれると、「ホワイトカラーエグゼンプション法案」が注目されて与党は劣勢になる。それを避ける為の解散でもある

因みに、これで衆院の3補選はチャラになるのかな?

9月27日
小池百合子が文春砲の餌食になることは、ないのか?安倍首相よりも、遥かに政界へのインパクトが大きいだろうに

仮に小池百合子都知事止めて国政転出したら、都議会に残された都民ファーストの連中は、何すればいいの?松沢か橋下の太鼓持ちに転身するのか?

「消費税増税の確率が99%」という前提で企業は経営計画練ってたと思うが、希望の党が消費増税凍結を言い出したせいで、増税確率が70%程度に下がってしまった

本当に公明党は自公連立を維持するのか?公明党としては、自民に付いた方がいいか、希望の党(と民進党の脱け殻)に付いた方がいいか、冷静にソロバン弾いているのでは?/実際、都議会では裏切った前科がある

9月28日
猪瀬、舛添がマスコミにやられ、石原、小池がマスコミに攻撃されないのは、何が違うのか?キャラの差か?

9月30日
なんか「希望の党が政権奪取、小池百合子首相」みたいなムードになってるが、自公もそんなに負けないだろう。自民過半数は兎も角、自公では過半数間違いないのでは?/民進党左派が「選別」されて合流できないのだから、実際に希望の党の候補者数からして全選挙区で擁立できるかも疑問

所謂リベラル票が、今回は共産党に大量になだれ込みそうだな。民進党左派で新党立ち上げられなかったら、比例区でリベラル票の受け皿が共産党しかなくなる

小池百合子首相」実現には、1.公明党が連立相手を組み替える、2.自民党から内部分裂者が多数表れる、のどちらかが必須。果たしてそうなるか?

枝野新党、間に合うのか?新党を立ち上げおかないと、小選挙区で負けた際の敗者復活の受け皿がなくなるのだが/あるいは、既に存在する「社民党」という受け皿を活用するのか?

改憲」という観点で言えば、今まで表向き改憲反対安保法案反対を「言わざるをえなかった」民進党右派が、これで「堂々と改憲主張できる」ようになるので、改憲の可能性が急速に現実味を帯びてきた

小池百合子は「保守」を公言するが、具体的には何か?「経済保守」か?「軍事保守」か?「歴史認識保守」か?「家族感保守」か?その辺の定義がアイマイで、自公との差別化が難しい

「経済保守」は、判りやすく言えば「金持ち優遇政策か、否か」。その観点で言えば、消費税増税凍結を主張してる時点で「経済保守では、ない」

夫婦別姓を主張している辺り、「家族感保守」でもなさそうだ。もっとも、「日本のこころ」が合流してるから、「家族感保守」になってしまう可能性も

つまり、小池百合子の主張する「保守」とは、「軍事保守」及び「歴史認識保守」ということだろう。逆に言えば、「軍事保守じゃない民進党議員、歴史認識保守じゃない民進党議員を、排除する」ということ

有権者のマジョリティは、「歴史認識」「家族感」については「どうでもいい」と感じていて、アジェンダ(争点)になりにくい。歴史認識に過敏なのは、有権者の1割のネトウヨと、1割のリベラルのみ

有権者が一番関心あるのは「経済政策」、ぶっちゃけ「税金と社会保障」。ところが、この点において、日本の場合「リベラル勢力が、経済左派の主張をせずに、むしろ経済右派な主張をする」というパラドックスがあった

軍事右派、軍事左派は、もともとは有権者にとって「どうでもいい」争点だった。中国の脅威云々も、8割の有権者にとっては「どうでもいい」話だった/ところが、北朝鮮の「お陰で」、軍事右派左派が、急速に争点になってきた

民主党が政権奪えたのは、自公が年金問題で失政したのと、リーマンの経済ダメージという「2つのアクシデント」が重なったから。いずれも経済マター/経済マターで与党が失策しないと、基本的に野党は政権取れない

いわゆる「軍事左派」或は「歴史認識左派」な方々は、「政権を安全保障や歴史認識で攻撃すれば、有権者の過半は左派側を支持する筈」と誤信してるが、有権者の大半は、それらは「どうでもいい」話/それよか、消費税とか年金とか教育費とかアピールした方が、有権者に響く