高級宿は「料理の品目が、多すぎる」

10月14日
一行ネタ/日本料理は「品目が多いほど、高級」とされる。高級温泉宿の料理だと、10品目出てくることも/果たして、「品目が多いほど高級高額」という概念は、妥当なのか?

若くて食欲ある男性などは、「品目ばかり多い料理より、一品料理を豪快に食べたい」というニーズも強いだろう。果たして、「高級温泉宿」は、そういうニーズは無視するのか?

そして、アジア系のインバウンド旅行客に、果たして「品目が多い料理だから、高級なので高額なのですよ」というコンセプトが、理解してもらえるのか、どうか。アジア系インバウンド客のニーズは「品目は5品目程度でいいから、もっと量増やして安くしてくれ」では?

品目が多い、ということは、「手間が掛かる」から、結果的に高くなる/果たして、利用者側は、「品目が多いこと、手間が掛かること」に価値を見出だしてるのか?

例えば、「うちはラーメンがウリです」という温泉宿があってもいいのだが、なぜ無いのだろう?

漁港に面してる宿なんかだと、10品目の小皿料理を積み重ねるより、ドーンと海鮮丼を食べさせてくれる温泉宿が、あってもいいと思うのだが

まあ、「小皿料理が10品目」だと、料理を出すにも食べ終わるにも1時間は掛かるので、「情緒を味わえる」が、「海鮮丼」だと「10分で食べ終わってしまって」、情緒もクソもないからだろうか