個人飲食店にメニュー戦略をビッグデータコンサルせよ

9月16日
家族経営なレストランとかで「Aコース」「Bランチ」とかがそれぞれ「毎日どれ位メニューが出されていて」「そのメニューの原価がどれだけで」「結果、そのメニューでの粗利がいくらなのか」分析してるレストランとか定食屋って、どれだけあるのか?ファミレスだと兎も角、個人経営だと殆ど無いのでは?
逆に言えば、どのメニューがどれだけ出てるか、曜日と時間帯、天気との相関はどうなのか、原価はどうなのか、逆にどういうメニューと価格構成なら利益最大化できるか?を個人経営飲食店にアドバイスするパッケージソフトがあれば、世の中の個人経営飲食店の経営が大幅に改善するのでは?
というか、ビッグデータ解析で、日本全国1万店の個人経営飲食店の売上データ、メニューデータ、原価データがあれば、ビッグデータ解析で「このメニューがオススメ」と個人経営飲食店主にアドバイスできたりするんじゃないか?食べログとかぐるなびが、そういう個人経営飲食店支援サービス事業するとか
個人経営飲食店って、開業しても1年以内の廃業が半分以上の死屍累々の世界というのは、つまり経営のIT化、つか「見える化」が出来てないからなんじゃないか、と。
例えば、「平日はチャーハン定食が売れるが、土日は麻婆豆腐定食が売れる」のような傾向があったとして、それに気づいていない中華料理店主は多いのでは?
仮にそういう傾向が判ったとしたら、利益最大化の為には「平日のチャーハン定食は少し値上げして、土日の麻婆豆腐定食も少し値上げする」が正解。勿論、モロにそうしちゃうと逆効果なので、他のメニューを値下げすることで、相対的に値上げする
「個人経営に対して、最適戦略をアドバイスするソフト」って、飲食店以外にも、農家なんかにも有効なんだろうな。
「モノタロウが当初大企業ばかり相手にしてたが、真のニーズは中小企業にあった」なエピソードもあるように、世の中の経営コンサルも、法人飲食店は相手にするが、個人経営店のメニュー戦略なんてのまでは「細かすぎてマネタイズ出来てない」。でもそこにブルーオーシャンがあるんじゃないか?
先ずは、客の料理注文をタブレット経由にすることからだろうな/この前入った店が、タブレット経由でメニュー注文するスタイルだった。メニュー毎の注文傾向データを取っているのだろうか?