なぜ、公的年金を一本化しない?

9月29日

前にもツイートしたが、公的保険制度が事業所毎、自治体毎に分断される意味が判らない。公的制度なんだから、加入者平等の為に組織統合(=全国民で一組織)であるべき / “知らないと損する 健康保険の格差問題 - ゆとりずむ” http://htn.to/Eyx8Wa


キャリア官僚の知人に「何故、保険は自治体毎或いは企業毎に分立してるのか?」と質問したことがある。答えは「分立組織で運営した方が、自助努力で効率的な資金運用になるから」とのことだが、果たして「お役人の教科書通りに、各健康保険組合は最効果的運用に、なっているのか?」

いい加減、日本の役人は、「各健康保険組合が、自律的に運用されてら、最も効率的になる」という「神話」の敗北を、認めてはどうか?

実際問題として、大企業健保と中小企業健保を統合するのが理想であっても、大企業健保側が猛反対して統合出来ないだろうが、それを統合させるのが「政治」ではないのか?

横浜市青葉区が男性長寿」な話に代表されるように、そもそも高所得層の方が有意に健康状態は良好な訳で、ということは、高所得者で構成される健保は、「構成員が高所得な上に、健康」なので、二重三重の意味で有利。だから健保組合分立は公的保険の意味合いを著しく損ねてる