高齢者は相続対策として仮想通貨に投機する?

1月27日
実際、仮想通貨持ってる高齢者は、それなりに居るだろうな/で、その高齢者が死んでしまって、仮想通貨を持っていた事実を相続人が把握せずに、仮想通貨が「相続先不明で漂流」とか、あり得そう / “祖母(80)が仮想通貨ビットコインの話を…” http://htn.to/bQczgA

いや、80歳になってビットコインを始めたい、と言ってるおばあちゃんは、実は「国税に隠して財産相続させる為に」、敢えて資産をビットコインに切り替えようとしたのかもしれない。但し、キチンとビットコインのパスワードを家族に伝えればの話だが

野口悠紀夫が、「ビットコインの最大の社会的影響は、相続財産隠しによる相続税収激減である」と看破していた

仮想通貨持ち主が死んだら、「遺族がパスワードを知ってたら相続仮想通貨を使える」ので、相続税課税も妥当だが、「遺族がパスワードを知らなければ」、相続仮想通貨を「使えない」から、相続税課税は不当となる

となると、頭のいい遺族なら、パスワード本当は知っていても、「パスワード知らないなら、仮想通貨を使えません」と嘘付くことで「仮想通貨の相続税を逃れられる?」

ビットコインの4割は日本人、という話もあるが、その中で「相続対策としてのビットコイン購入」が、実は想像よりも遥かに多い可能性も

「仮想通貨で相続が発生しても、遺族がパスワードを知らないなら、相続税は課税されないのでは?」とツイートしたら、「本当か?」という複数のリプが来た/こればかりは、 実際に仮想通貨の相続が発生して、国税がどう対処するかを見てみないと、判らない

ただ、仮に国税が仮想通貨に相続税課税した場合、遺族が「不当課税だ!」として行政訴訟に持ち込む可能性は高いと思う。その場合は最高裁までもつれ込むだろうな

もっとも、遺族が最高裁で勝つ為には、「仮想通貨を、他の通貨(円とか)に換金しない」ことが求められる。換金した時点で「パスワード知らないというのは、嘘」とバレる。/つまり、遺族は「仮想通貨を、あくまで仮想通貨として使用」しなきゃならない

一方で、死んだ人が仮想通貨持ってるのに、そもそも遺族がその事実すら知らない、というのも、実は結構発生してるんじゃないかと。休眠仮想通貨