早期リタイアしたい人に「暇を持て余すぞ」と頓珍漢な警告する部外者

3月4日
よく「アーリーリタイアしたい」という書込みに対して、外野が「アーリーリタイアしても、暇を持て余して、それが苦痛で仕事したくなると思うぞ、(だから仕事続けろ)」的な反論してる人がいる/世の中、「暇をもて余す人」と「多趣味で時間がいくらあっても足らない人」が二極化してるんだなあ、と思う

「暇をもて余す」タイプの人からしたら、定年後の長い時間は「地獄」なんだろうな/一方、多趣味な人からしたら、定年後の長い時間は「天国」/前者タイプからしたら、後者の人は「自ら地獄に飛び込む人」で、宇宙人なんだろう

自分は後者タイプ。カネと「子供への教育的影響」を無視できるのなら、一秒でも早くアーリーリタイアしたい/しかし、その心境は、ワーカーホリックな一般的日本人には理解してもらえない

前にも書いたが、自宅の最寄の図書館で、蔵書が10万冊ある。今アーリーリタイアして、「1日に2冊のペースで読書しても」、死ぬまでに2万冊しか読み終えらない。蔵書全体の2割でしかなく、残り8割は読み終えることなく死ななきゃならない

これが「65歳まで仕事する」となると、死ぬまでに読める本は、2万冊から1万冊に減少してしまう訳で、やはり1秒でも早くアーリーリタイアするしかない

まあ、図書館蔵書の全てが「読みたい本」なのか?と言えばそうじゃなくて、多分半分程度は「読みたくない本」だろう/だとしても、残りの5万冊は「読みたい本」であって、それはこの瞬間にアーリーリタイアしても、死ぬまでに読みきれない

自分は映画鑑賞趣味は無いが、映画鑑賞大好きな人だと「アーリーリタイアして、人生残り30年間映画三昧」という人生に憧れる人も多いんだろうな。1日に7本鑑賞したとして、一年間に2500本、30年間で75000本/世の中の映画の総本数って、75000本より多い?