正義を振りかざす君へ

7月5日
真保裕一「正義を振りかざす君へ」がそんな話。不祥事を目撃された地方新聞社主が、目撃者夫婦に「児童虐待」の冤罪を着させて地方紙で報道、社会的に抹殺を図る / “ある日突然、「虐待」で通報された親子のトラウマ(井戸 まさえ) | 現…” http://htn.to/UP14rBxBM

因みに「正義を振りかざす君へ」、どうみても舞台の地方紙は「信濃毎日新聞」にしか思えないのだが/そして舞台は「長野県上田市」としか解釈出来ないのだが

「正義を振りかざす君へ」は、「暗闇のアリア」と並んで、最近の真保裕一の作品の中でも「真っ暗な作品」だからな。読後感の暗さが半端ない/「ローカル線で行こう」とか「脇坂副署長の長い一日」のような明るい作品との差が顕著だな