今日のやじうまでの聞きかじり
貴乃花の遺産騒動云々は興味ないが、貴乃花の角界改革案には
興味がある。
ここでも書いたかもしれないが、以前大阪場所で目の前(1m前)で
貴乃花を目撃したから、親近感があるのかもしれない。
要約すると
★サポーター制度(タニマチ依存からの脱却)
★地方巡業の共同宿舎化
★升席の廃止、ペアシート化
★相撲を教える小中高一貫校
しかし、
http://plaza.rakuten.co.jp/kazume/diary/200506220000/
で指摘されているのは、
「新弟子発掘作業はタニマチのネットワークでもって行っている。
貴乃花部屋の力士が力不足なのは、タニマチネットワークを
軽視しているからだ」とのことである。
地方場所の共同宿舎化、というのはどうもピンと来なかったが、
どうやら
「現状の地方場所・地方巡業は、宿舎や食材の手配を相当部分
タニマチに依存している。
タチマチ依存を脱却するのなら、地方場所の宿舎の問題を
解決しなければいけない」ということのようだ。
ここで荒々の計算。
個人がまあ趣味のサポーターで出資できる金額は
まあ月1,000円、年1万円くらいかな?
(小生自身が「ガンバ相手ならこの程度は払ってもいいかな」という数字)
一方で部屋を維持する費用だが、これも荒々の計算だが、
地方巡業等も考えれば、年間10億円程度はかかるのでは?
となると、サポーターが10万人は必要になる。
これくらいのサポーターだと、年1回は場所を見ているのでは、
とも思うが、大相撲を観戦する人数が推定で
年間6場所×15日×約5,000人=45万人しかいないことを
考えると、相当に苦しいものがある。
なので、貴乃花の改革案は残念ながら厳しいものがある。
勿論サポーター制は導入すべきだが、タニマチの廃止は
そう簡単にできないのである。
因みに小生の改革案
★大相撲の終了時刻を2〜3時間遅くする。
TV(NHK)のゴールデンタイムに放映させ(放送権収入の増加)、
かつ社会人が平日に国技館等に足を運びやすくする。
★場所の開催日程をずらし、初場所を年末年始休暇に、
夏場所をゴールデンウィークにかぶせる。
これだけでも相当にインパクトがあるはずだ。
あと、序の口等の取組は確かに注目を集めないが、
将来の若手を見たい、という需要もあるだろう。
なので、午前中の取組を格安で見れるチケットがあってもいい。
具体的には、チケットを一旦定価で売るが、午前中に退場すれば
割戻しを行えばいい。
(それこそ1,000円〜2,000円で見れる)
また、国技館の定員は1万1千人のようだが、人気が出るであろう
千秋楽の取り組みは国技館にこだわらず東京ドーム等で行えば
もっと入場収入が見込める。
(セッティングが大変だが)
大阪場所などは大阪府立体育館などというみみっちいところで行わずに、
ドーンと大阪ドームで行えばいい。
どうせ(近鉄撤退で)イベント不足で閑古鳥が鳴いているドーム
だから、大歓迎だろう。
(初場所を年末年始に開催時期をずらす関係上、大阪場所の開催も
2月末〜3月初とする。
オリックスのオープン戦にバッティングするが、グリーンスタジアムで
行ってもらう)
名古屋場所はナゴヤドームで、九州場所は福岡ドーム、
もといヤフードームで行う。
中日は名古屋場所のシーズンは地方巡業に行ってもらえばいいが、
ソフトバンクは九州場所のシーズンに行くところがない。
(日本シリーズと重なる恐れあり)
ここは太っ腹な孫オーナーに、ツインドームの完成をお願いしよう。
あるいは、九州場所を2分割し、初日から6日目までを札幌で、
7日目から千秋楽までを福岡で開催する、というのもいい。
「北海道・九州場所」である。
初日は土曜日、2日目を日曜日とし、6日目は木曜日。
金曜日を移動日とし、7日目は土曜日になる。
札幌ドームもあるから、これで「大相撲全国ドーム制覇」である。
(なんかプロレスのノリだなあ)
ドームでの開催となれば、端っこの客は「取り組みが肉眼では見えない」
ことになりそうだが、ドームには××ビジョンなる画像装置が
あるのだから、超迫力の画像も同時に見せればいい。
チケットの販売も、ケータイ経由で席をゲットできるようにしたい。
やはりスーパーバイザーに孫社長かほりえもんを迎えるべきであろう。
横綱審議委員会にナベツネやJR西日本の"天皇"を迎えているようでは
前途は暗い。