マスコミ報道量と市民の危機意識は比例する

11月26日
一行ネタ/新潟地震、十勝沖地震と、高度成長時代に「鉄筋コンクリート造の建物が被害を受けた地震」が発生した/マスコミは「鉄筋コンクリなのに、倒壊」と書き立て、それが耐震基準の強化になったのだが、一方で(倒れて当たり前の)木造の倒壊はあまり報じなかった。

なので、70〜80年代には、「木造建築は、意外と安心」という変な誤解が、市民の間にあった、と柳田邦男の著書に書いてあった

つまり、市民の防犯とか防災の意識は、マスコミの報道量に左右される面が大きい/少年犯罪が、実際は発生件数激減してるのに、報道量は減ってない為に「少年犯罪は増えてる」と誤解する市民が多いのと同じ

市民が結構死亡してるのに、殆どマスコミが取り上げないような事項を、マスコミがもっと積極的に取り上げれば、死亡率は随分変わるはず/例えば、お風呂場で死ぬ人の数は、交通事故死者数より、遥かに多い