法律ブレーク25・医療訴訟や交通事故訴訟は別途専門審判所を作れ
(なんでも掲示板 06年03月 投稿済)
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医療訴訟や交通事故(鉄道・航空)訴訟は別途専門審判所を作れ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 3月29日(水)19時48分26秒
やじ馬ワイドネタ
割り箸医療訴訟で大谷氏がいいこと言っていた。
「海難事故の場合、専門性があるので、通常裁判ではなく海難審判という訴訟制度がある。
であれば、同等以上に専門性が高い医療事故においても、医事審判のような制度を
作ったほうがいいのではないか?」
これを受けて勝谷氏が
「であれば鉄道事故や航空機事故も専門の審判を作ったほうがいい」と言っていた。
いずれの場合も「故意ではない、専門家の仕事の過失の有無」を裁判で
問題にしようとするものである。
小生はもともと、故意による犯罪ではなく、過失犯罪でかつ専門性が
高い事案を、従来の(故意犯と同列の)裁判の枠組みで処理するのには
限界があると感じていた。
なので、海事審判も含めて、
「医療事故」
「交通事故(自動車・海事・鉄道・航空)」については、現状の裁判体系とは別個の
審判体系を構築して、そちらで審理するようにすればどうだろうか?
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航空・鉄道事故裁判所 投稿者:あじあ号 投稿日: 3月30日(木)23時48分59秒
>別個の審判体系
とは何でしょうねえ。
ちなみに、最近知財裁判所が設けられました。知的財産訴訟を専門に扱います。
これは財界からの要求も強かったのですが、さて、航空・鉄道事故裁判所への要望は
あるでしょうか?
また、そもそも、航空事故の刑事訴追は、原因究明の邪魔になるので、止めるべきだという
主張もありますが、どう思いますか?
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re:航空・鉄道事故裁判所 投稿者:まる 投稿日: 3月31日(金)11時04分19秒
どのようなトラブルでも裁判になっている限り、法律以外の領域での専門性が
求められるのが一般的ではないでしょうか。
マンションの瑕疵に関する裁判なら建築の専門知識が必要だし、
家電のPL法に関する裁判なら電気製品の専門知識が必要だし、
公害病関係なら、毒性学、化学に関する専門知識が必要だし、
医療事故なら医学の専門知識が必要。
それぞれ分けているときりがありませんので、裁判官にそれぞれの
ケースを勉強して理解してもらうしかないのでしょう。
実際には裁判官が科学的に正しいかの考えているのではなく
原告、被告がそれぞれ専門家の証人を雇って、証言、鑑定させている
場合が多い。
そのときに被告が東大教授を雇って、原告が熊本大学助手あたりを雇うと、
内容に関係なく、裁判官は東大教授の方を正しいと判断してしまうというのが
「裁判官の判断」なのです。これは実際に水俣病裁判のときに問題になった。
科学的な判断において、裁判なんて信用していいものなのか理解に苦しむ。
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それも一理ありますが 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 3月31日(金)12時42分52秒
>それぞれ分けているときりがありませんので、裁判官にそれぞれの
>ケースを勉強して理解してもらうしかないのでしょう。
逆になぜ海事審判だけ別建てにしているのか、ナゾだ・・・
恐らく海運が輸送の主力だった時代(自動車輸送もあまりなく、
ましてや航空は軍需のみ)の名残だと思いますが、
であれば現代では海事審判も通常裁判化するのも一案でしょう。