子無しクラスタには基礎自治体の存在意義が伝わらない

3月25日
これ、行政サービスをあまり受けずに、納税だけしてる世代のホンネですな。子供が出来ると、見方が変わると思う/保育サービスや義務教育サービスは、船橋市などの基礎自治体が提供している / “ぶっちゃけ千葉県知事選挙よりも東京都政のほう…” http://htn.to/w8xXdQ

逆に言えば、「千葉都民だから、行政エリアも東京都と併合しちゃえ」という意見が多数派になるのであれば、それは「世の中の少子化を体現してる」とも言える

千葉に住んでる人で、千葉県ないし基礎自治体の行政サービスを受益してるケースは「子育て世代」と「高齢者」に片寄るんだろうな。つまり教育福祉サービス/「子無し」「非婚」な生産年齢世代からすると「千葉県不要論」「船橋市不要論」に傾きがちになるが、それは危険な考えだと思う

もっとも、自分は一都三県の合併とか、首都圏の基礎自治体の合併は「アリ」だと思っています/それはそれとして、教育福祉サービスの存在が非婚子無しクラスタに可視化されずに、「基礎自治体いらないんじゃね?」な議論されるとしたら、怖い感じはする

ただ、保育とか義務教育は、一義的には「基礎自治体のサービス」なので、「千葉県」という「中間自治体」の存在意義って、何なの?というのはある/その文脈だと、「通勤圏が一体化してる一都三県の合併」は、考えられる

「教育や福祉というサービスを、基礎自治体に任せていいのか?」という別の観点もある。そうなると、財政力のある都区部や愛知県の基礎自治体だけが有利になり、他のエリアの住民が、教育や福祉で不利な扱いをなされてしまう危険性