ビジネス・経済ブレーク92・「市場との対話」って何だ?

ビジネス・経済ブレーク92・「市場との対話」って何だ?

(なんでも掲示板 07年02月 投稿済)

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日銀の政策決定会合が近いが。 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 2月20日(火)21時43分35秒


前回(利上げ見送り)時には、日経新聞やアナリストなどは、
「日銀は市場との対話が不足している」と批判を繰り返した。
「だから市場は日銀の決定内容を『織り込む』ことができなかくなり、混乱した」とも。

「市場との対話」って何だ?
というより、「市場」って、何だ?

バーチャルでつかみ所がない、言葉で説明できない存在が「市場」だろう。
そういうつかみ所のない存在との「対話」が云々、だなんて、
単なる言葉のお遊びだろう。

要は、自身の思惑通りに日銀が動かなかったために、「八つ当たり」
していただけなのである。
彼らにとっては、「市場」とは単に「自分の考え」と同義語である。

こういうエゴイストは無視していいよ、日銀さん。



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Re: 日銀の政策決定会合 投稿者:cornucopia 投稿日: 2月22日(木)01時28分16秒


「無担保コールレート(オーバーナイト物)を、0.5%前後で推移するよう促す。」

経済超ど素人のため、意味がよくわからないです。
いわゆる市中金利というか短期金利のことですね。

> 日銀は市場との対話が不足

管理人さまの書き込みの意味が全く理解できていません。
これまで超低金利政策をとりつづけてきたのは、

貯蓄から投資への誘導 → 株高誘導 → 税収増
円安誘導 → 外国からの投資誘導・輸出振興・輸入物価上昇による脱デフレ

ということを考えていたのでしょう(正しいですか?)。不完全ながらある
程度成功している(日本株の値上がり)ようですし。

 個人レベルでは、
借金のない人 → 貯蓄の金利が上がらず損したので金利をもっと上げて欲しい
借金がある人・これからローンを組む人 → ゼロ金利がよい
 が、判断基準になるでしょうし、企業だって同じなのでは?

「市場との対話」ですが、利上げするかどうかが事前に漏れていたら却ってまずいのでは?



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市場との対話云々というのは 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 2月22日(木)12時57分24秒


1月のときのドタバタですね。
「利上げを望む=利上げを前提に相場を張っていた人」は
「総裁が利上げをほのめかすから利上げ前提に相場を張ったのに」と文句を言い、
「利上げを望まない=金利据え置きを前提に相場を張っていた人」は
「総裁が据え置き、と明言してくれた方が、余計な神経を使わずに済んだ」と文句を言う。

エコノミストでも今回の利上げは、賛否真っ二つのようです。
どっちに転んでも、総裁は文句言われる。

村上ファンドの1つや2つ、持っていてもバチは当たらないでしょう(笑)



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市場重視=自分の意見を重視しろ 投稿者:あじあ号 投稿日: 2月23日(金)01時38分21秒


>彼らにとっては、「市場」とは単に「自分の考え」と同義語である。
私もまったく同じことを感じていました。同じことを考えておられる方がいて安心です。

ひどいのになると、「政府は市場を判っていない(まあ、ここまではいい。)。市場感覚からすると、今の株価(他色々)はすでに市場の適正価格から下がりすぎている。これを市場の適正価格まで上げるのが、市場重視の政府の責務のはずだ」という何を言っているのか、わけのわからない論説が日経に載ったりします。おそらく、市場価格=その人が考える適切な価格 なのでしょう。