マスコミブレーク87・地方財界(政界)における地方マスコミの存在

マスコミブレーク87・地方財界(政界)における地方マスコミの存在感の低下

(なんでも掲示板 05年10月 投稿済)

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地方財界(政界)における地方マスコミの存在感の低下  投稿者: スルッとKANTO  投稿日:10月27日(木)13時05分57秒

新聞を取らない人が増えている。
全国紙で先行しているが、今後地方紙にもダメージが出てくるだろう。

テレビも、キー局がネットや衛星を通じて全国発信しようとしている。
ローカル局炭焼小屋化」が現実になろうとしている。

ということで、地方マスコミの雄である「県域紙」「ローカルTV局」
というのは、確実に弱体化する。

しかし、地方オリジナル情報のニーズは必ずあるので、
地方発信のメディアが消滅することはない。(多少弱体化はするだろうが)
その主力は個人又は少人数による地方を拠点とするHPやブログだろう。
つまり、東京より先に地方において
「マスコミのミニコミ化」が顕著化するのである。

まあ利用者にとっては、情報がマスコミ経由でもミニコミ経由でも
どちらでもいいのだが、マスコミがミニコミに変化することで
確実に変化することがある。

地方マスコミというのは、地方の財界や政界においては、
圧倒的な存在力を保っている。
▲▲新聞の社主とか●●放送の社長ともなれば、▲▲経済連合会とかの
役職を歴任しているし、地元代議士や知事、県議とのパイプも
相当なものがある。

それが本体が弱体化すれば、財界(政界)活動も先細りになるだろう。
で、一方のミニコミの担い手である、例えば地元に人気のブロガーが、
地元において財界や政界活動を行うとは思えない。
人気ブロガーが、実は社会的に地位のないニートやフリーターだった、
なんてこともありえる。

つまり、「メディア」という道具を使って、地域の意見調整を図るという
地方マスコミの「マス」だから出来る機能が、損なわれていくことになる。
(それがいいか悪いかは別にして)

もしこの地方マスコミによる政治機能の喪失がマイナスになるのなら、
ミニコミ時代における政治機能を再構築する必要がある。
となると、民主党による「アフター5ポリティックス↓」になるが・・
http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/p/89.htm

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新聞の影響力低下の影響 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2008年 7月27日(日)19時42分40秒


新聞の購読率が低下しているが、あじあ号様が『今までは新聞社へ政策説明すれば国民に周知できたのに、新聞のプレゼンスが低下したために、国民への周知が難しくなった』と嘆いていた。