政治ブレーク77-2・東京10区選挙事務所アポ無し訪問

政治ブレーク77-2・東京10区選挙事務所アポ無し訪問

(なんでも掲示板 05年09月 投稿済)

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総選挙特別企画  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 9月 9日(金)22時21分58秒

東京10区選挙事務所アポ無し訪問

9/9夜に、話題の東京10区の選挙事務所3箇所を突撃訪問した。
東京10区の有権者、そして全国の有権者のためにここに公開する。

1.まずは小林事務所
  雑居ビルの3階が事務所なんだが。
  入口1階で係員がチラシを配っていた。
  係員の若い女性に「郵政民営化について聞きたいことがあります」と
  切り出す。

  突っ込んだ質問攻撃に耐えかねた彼女は、
  「上に秘書がいますから」と3階に案内。

  そこには年配の男性が2名、柿の種とお茶をサカナに雑談していた。
  で、1名が外出して、もう1名が応対。

  外出する一人が「マスコミの方?」と聞いてきたんで、
  「いや一般有権者。でもHP持ってるしねえ」と切り返し、
   怪しいモノじゃないことを証明するため小生の名刺を提示

  応対下さったのは地引功さん、ありがとうございます。

  で、
  Q:「小林さんは郵政民営化に賛成なの?反対なの?」
  A:「小林は郵政民営化そのものには賛成。
     ただ小泉氏の法案は問題があったので反対」
    (予想通りの答え)
  Q:「どこが問題なんですか?」
  A:「まずあの法案は、アメリカの要求をそのまんま
     法案にしたんですよ」
  Q:「別にアメリカの案のままでも、中味に問題なければ
     いいじゃないですか?」
  A:「いいえ、中味も問題です」
  Q:「どこがです?」
  A:「詳しくはホームページをご覧下さい」
  Q:「問題点は郵便ですか、貯金簡保ですか、どちらですか?」
  A:「両方です。まあ貯金の方が問題です。
     外資郵貯に入ってくるんですよ」
  Q:「外資でもコカコーラとかIBMとか、日本に定着した
     外資もある訳だし、一概に悪い訳ではないですよね」
  A:「まあそうですが。
     あと、法案の審議も強引です」
  Q:「でも自民党総務会で全会一致じゃなかったとしても、
     多数決で決めたのなら問題ないじゃないですか」
  A;「でも中味についても小泉さんは一切修正に応じなかったんですよ」

  という会話をしている時に、用事が入ってしまい中断になりました。
  ここでは座って話ができて、一番落ち付けました。

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2.小池事務所  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 9月 9日(金)22時20分53秒

  小林事務所よりはきれいそうなビルの1階。

  チラシ配っているオバチャンに吹っかけ。
  ずっと立ち話になりました。

  Q:「郵政民営化、というケド、過疎地の郵便局はどうするの?」
  A:「ご心配なく、残りますよ」
  Q:「本当に大丈夫ですか?」
  A:「小泉さんがそう言っているんです、間違いありません。」
  Q:「ところで年金については一元化しないんですか?
     その方が理想ですよね?」
  A:「責任与党としては、拙速に一本化するのではなく、
     着実な案をご提案したい」
  Q:「でも郵政民営化の場合、言葉は悪いが「拙速だけどとにかく民営化」
     だったじゃないですか。
     ならば年金一本化も拙速でいいから手を付けるべきじゃないですか?」
  A:「責任ある立場としてはそれはできない」
  Q:「ところで東京10区の地元には何をするの?」
  A:「10区を環境モデル地区にしたい」
  Q:「その案は聞いている。
     だから具体的には何なのよ?」
  A:「それはこれから具体案だします。」
  Q:「それじゃあ漠然としている」
  A:「当選まだしていないのに無責任なこと言えない」
  Q:「大体、小池さん本来は中東専門家でしょ?環境は門外漢でしょ?」
  A:「いえ、中東は石油がありますから、環境とつながりがあります」
  Q:「ところでもう当選確実でしょ?」
  A:「いえいえ、90%落選しますから、応援してくださいよ」

  ・・なぜ90%なんだ?

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3.鮫島事務所  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 9月 9日(金)22時19分40秒

  駅から離れた事務所なので、チラシ配りしていない(通行人が少ない)

  「政策について聞きたいんですが」と言ったところ、事務所内で男性担当が
  相手してくれた。。。立ち話ですが。

  Q:「郵政民営化に賛成ですか?」
  A:「反対です」
  Q:「おかしいな、確か以前賛成、と言っていたような・・」
  A:「いえ反対です。公社のままで改革します」
  Q:「じゃあ小林こうきと同じですね。彼との違いは何?」
  A:「本来郵政改革についてはウチが本家で、小林氏は後から言い出しただけです。
     ウチは貯金残高の縮小まで言及しています」
  Q:「ところで鮫島氏は専門は農業ですよね」
  A:「何でも聞いてください」
  Q:「食料自給率をどうやって上げるの?」
  A:「農家への直接補償を考えています。
     ただ、民主党の直接補償案(作物へ補償)と違い、
     鮫島個人は作物の種類に係わらず、耕地に対して補償する考え」
  Q:「それで自給率引き上げに効果あると思っているのか」
  A:「鮫島自身は自給率の数字そのものにはあまりこだわっていない」
  Q:「農水省は農家の規模拡大に熱心だが、鮫島氏は?」
  A:「鮫島は規模拡大が必ずしもいいとは考えていない」
  Q:「BSE対策は?」
  A:「少なくとも3年間はアメリカに全頭検査を要求する」
  Q:「要求のまない場合は禁輸継続か?」
  A:「そうだ」
  Q:「ところで農業以外の得意分野は?」
  A:「エネルギーだ」
  Q:「持論は?」
  A:「エネルギーバランスの適正化、具体的には天然ガスの比率引き上げだ」
  Q:「最近注目のメタンハイトレードは?」
  A:「まだ実用的じゃないと思っている」
  Q:「新エネルギー(太陽光や風力)は?
     このジャンルは環境省の小池氏のジャンルだと思うが」
  A:「まだ主力じゃない。環境問題とエネルギー問題は違う」
  Q:「それじゃあ「環境ばかり考えると経済ができない」と面罵した
     小林こうきと同じじゃないか」


という感じです。
皆さんも、どんどん地元の事務所にアポなし突撃して、成果をブログに
アップして下さい。

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