鉄コの部屋 (185)阪急宝塚線の有馬温泉延長

阪急宝塚線有馬温泉延長  投稿者: スルッとKANTO  投稿日:11月10日(木)08時27分51秒

妄想鉄コの続き

阪急宝塚線は、本来有馬を目指して作られる予定だった。
途中で資金的に、というより技術的に(山間部で勾配が急)
断念して、途中の宝塚止まりとなった。

まあ宝塚止まりにならざるを得なかったために、宝塚に集客施設
作らざるを得なくなり、そのお陰で宝塚歌劇団東宝が出来たので、
「怪我の功名」とも言えるのだろうが、技術的に容易になった
現代になっても宝塚止まりなのは、チト惜しい。

有馬温泉まで延長して、フリーゲージにより神鉄に乗り入れれば、
有馬観光が便利になるだけではなく、北神地区と大阪が
直結されることになる。

もし震災前にこの路線が存在していたなら、迂回路として大活躍
していただろう。

JRは(大事故の影響はあるが)宝塚以南のシェアを奪った上、
三田北摂ニュータウンの需要も取り込んでいる。
阪急がこの方面で需要を作り出すなら、有馬から北神方面
しかないハズである。

有馬温泉から西進して、谷上から北神急行に乗り入れればいい。
そうすれば、新神戸への新幹線接続客を集客できる。
阪急宝塚線今津線沿線は現状では新幹線乗り換えが
非常に不便であり、甲東園にでも新駅ができないと改善されない。
そのため、勢い伊丹空港利用になってしまうが、阪急延長線が
新神戸に乗り入れれば、山陽方面は勿論、東京方面へも新神戸駅
利用するだろう。

※もっとも従来なら「雲雀丘花屋敷→十三→三宮」とか
「宝塚→西宮北口→三宮」と利用していたのが、
雲雀丘花屋敷→宝塚→(有馬・谷上経由)→三宮」となる
危険性はあるが・・

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>鉄コの部屋 (185)阪急宝塚線有馬温泉延長 投稿者:みどり 投稿日: 2月18日(土)04時18分49秒


はじめまして、突然過去のものを引っ張りだして失礼かとも思いますが・・・

>技術的に(山間部で勾配が急)
>断念して、途中の宝塚止まりとなった。

一三翁がこれだけであきらめるわけがありますまい。
有馬の観光協会に宿泊客減少を理由に乗り入れを断られ、怒って、以降有馬開発を行わなかったとか。
宝塚がもともと温泉として集客したのも、この辺りに影響があると思われます。
穿った見方をすれば、現在も神鉄有馬温泉直通電車がない(三田発も新開地発も)のも、これ由来かと。
確かに三田開発を怠ったのは、一三翁死後の阪急の数多ある失敗のうちの一つだとは思いますが、
宝塚線の当時の乗降客量と退避などの線路設備を考えたら、当時、再開発するには至らなかったのでしょう。
(むしろ、対抗策として、能勢電を開発したのでは?)
国鉄福知山線がここまでの変貌を見せるとは、誰も予想しなかったでしょうし、
現在の阪急がジリ貧なのは目に見えていますが、当時としては最善だったのではないのでしょうか?(川西能勢口などまだドアカットしていた頃ですし)
阪急が新幹線との接続が悪いのは、新大阪近辺でのごたごたが原因ですから、北神経由や甲東園駅新設よりは、こちらの再開発のほうが費用対効果がよく現実的と思われます。



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どこからレスしましょうか 投稿者:スルッとKANTO 投稿日: 2月18日(土)21時51分12秒



5.阪急有馬線

  まあ大正・昭和に入っても有馬に行かなかったのは、地元の反対への当てつけ、という
  面もあったんでしょうね。

  昭和30〜40年代の高度成長期にも延長しなかったは、悔やまれます。
  東急はそのころ社運をかけて田園都市線を建設していましたから。
  梅田駅の大改良で手一杯だったのか?

  阪急が新京阪を傘下に収めなければ(つまり阪急京都線が京阪系列だったら)、
  梅田のキャパにも余裕があったので大改良の必要もなくて、有馬へも進出できたかも。






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