既出の通り、日本最大のブログサイト、「はてな」では、
震災翌日が日曜日であるにもかかわらず、
持ち前のフットワークの軽さにより「はてなポイント寄付システム」を
スグに立ち上げ、ブロガーの支持を集めた。
ネット界で、「アンケートに回答すると●ポイント！」というのがあるが、
通称「ネットマイル」でも中越地震被災地への寄付のコーナーが
設けられた。
これに対して、マイレージの総本山であるJALとANAの動きは鈍い。
両社のマイレージHPを確認したが、マイレージ寄付のような
コーナーは見つからなかった。
航空会社のマイレージというのは、１万マイルまで貯めないと
特典化できないなど「ハードルが高く」、かつ有効期限もあるので、
「期限までにハードルまで貯め切れずに、中途半端なマイルが
期限を迎えてしまう」なんてことが多い。
特に海外系の航空会社の場合、そんなに搭乗機会がないので、
そのまま「捨て去られる」マイルが続出してしまう。
しかしそんな「捨てマイル」を、社会還元するシステムを作ると、
「どうせ捨てマイルなんだから」と、結構寄付者が続出するのではないか？
（実質的には航空会社の持ち出しになるのかも知れないが）
かく言う小生も、コンチネンタル航空とユナイテッド航空の半端マイルがある。
どうせ特典交換可能ポイントまで貯められない（だろう）から、
そのような窓口があれば寄付でもしようかと思う。
