懲りないJR西

>JR福知山線脱線事故の補償問題で、JR西日本が死亡した乗客の遺族に対して
>支払う慰謝料について、「人身事故の一般的な補償基準(2000万〜3000万円)を
>上回る額を提示する」と記した文書を一部遺族に配布していたことが26日、わかった。

当たり前の話である。

逸失利益に関し、遺族が運用することを前提にしてあらかじめ差し引く「利息」は、
>今年6月の最高裁判決を踏襲する形で、「法定利息の年5%になる」とした。

大アホかお前は。
今日び、5%で確実運用できる調達手段があったら、年金基金は苦労しないわい。

JR三島会社は、持参金である経営安定基金の運用先確保に苦労したため、
国土交通省は「経営安定基金運輸施設整備事業団で高利で運用する」という
スキームを作った。
事実上の国によるJR三島への経営支援である。
発足時の運用利回りは4.99%、現在は3.73%。

JR西は利息計算を3.73%に引き直して(賠償額は事実上増加することになる)、
その上で国土交通省は遺族による賠償金の「運輸施設整備事業団による高利運用」
を認めるべきである。