【日経通信】

津軽海峡は、
 北海道側、青森側から各々12海里を取ると、
 全部が「領海」になってしまう。
 しかし、海峡中心部に「公海」エリアが設定されている。

 これは公海だと、各国潜水艦に浮上航行を要求せざるを得なくなり、
 米潜水艦にも浮上航行を要求せざるを得なくなるため、アメリカの意を汲んで
 公海エリアを残した、との説が・・

★中世の教会は、演劇を禁じたらしい。

★男性投資家は自信過剰なので、頻繁に取引する=売買回数多いので、
 トータルでは「手数料負け」して、女性投資家より損してる、との研究結果があるそうだ。

★1944年、「連合軍」(=米英)は市街戦を避ける為パリ直接攻撃しなかった。
 代わりに連合軍に呼応蜂起した「自由フランス軍」がパリを解放して、
 その後ビジー派を「ナチ協力者」としてどんどん処刑していったらしい。

 仮に「米英がパリを解放」していたら、
 フランスは「傀儡政権とはいえ、ドイツに協力した国」という立場になってしまい、
 つまり準枢軸国扱いになってしまい、下手すれば米英による軍政統治の憂き目に遭ったかもしれなかった。

 その意味では、連合軍に呼応して「自力でパリを解放した」という
 「勝ち馬に乗った判断」が、戦後のフランスの地位(連合国扱い、常任理事国)を確立させた、とも言えよう。

宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」は、今でこそ詩単体で取り上げられているが、
 原典は法華経祈りの中の一節だったらしい。

 なので、前後の法華経とセットで理解するのが本筋なのに、
 政教分離的解釈によって、詩単体だけ取り上げられて、広く広まったらしい。
 というか、当時は国家神道全盛期だったから、法華経のところは意図的に削除された?

★明治時代の工場労働者は「工員」と言われ、終身雇用でなく
 工場を渡り歩くのが一般的だったらしい。

 工員が一社に継続雇用されるようになったには、もう少し時代が下らないといけないらしい。

★で、今の「日本的給与慣行」というのが定着したのは、
 いわゆる「1940年体制」、国家が国民を強制動員し、
 その見返りにアメを与えるようになってかららしい。
 定期昇給、年功給、家族手当、いずれも国が半強制的に企業に命じて制度化したらしい。
 
郷土史は「ナショナリズムの源泉」として、戦後の一時期は否定されていたらしい