【7月18日→8月9日 デベOBが大衆マンション研究書を執筆せよ】

8月6日
三浦展原武史の本も面白いが、メジャー7でマンション用地取得・開発・営業にトータルで携わってた人なら、高度成長以降の様々なマンションについて比較した、マンション文化論な著書を書けるのでは?
★現役時代にそのような本を書くのは、会社の利益に反するし、そもそもそんな時間がない。だが、65歳とかで定年退職した後であれば、そのような著書を書く時間もあるし、社会的意義がある。
★例えば、大京のOBが、往年の(横山時代の)大京の開発のエピソードを本にする、三井のOBが大川端リバーシティの本を書く、長谷工のOBが長谷工マンションの歴史を書く・・・
★そろそろデベ社員も、自らの「作品」の歴史的経緯、意義を「総括」する時期に来ていると思う。三浦展氏、原武史氏や、あるいは牧田氏や坂根氏でもいいが、できれば元「なかのひと」が執筆した方が、迫力がある。
★70年代に(ヴィンテージマンションじゃなく)大衆マンションが数多く出された。民間が試行錯誤して大衆マンション供給システムを確立した経緯をアーカイブ化することは歴史的意義があるし、今後途上国で大衆分譲マンションのシステムを移出する際に非常に参考になる
★70年代に大衆分譲マンションシステムを作った当時の現場担当は、今もう70代。又、当時マンションを購入したファミリーも、親は70代。今のうちに関係者の証言を収集しないと、10年後には関係者が亡くなり始める
★私的な話だが、個人的に南茨木ハイタウンの経緯やエピソードなどを取材して本やブログにしたいが、会社をクビにならなきゃ取材の時間が取れない。定年になってからの取材だと、関係者が既に死んでしまい、手遅れ
★今念の為に国会図書館サーチを走らせたが、あの広尾ガーデンヒルズですら、それをテーマにした書籍は存在しない。断片的に広尾ガーデンヒルズを取り上げた雑誌記事が十数件ヒットするだけ。広尾ですらこの状況だから、他は推して知るべし。