ボリューム少ない日本料理は世界進出できるのか?

【2014年1月15日のツイートを転載】

昨日は後輩が選んだ「隠れ家風ダイニング」で新年会。大体、「隠れ家風ダイニング」と言うのが、実際に隠れ家だった試しがない。新宿駅のど真ん前だし
ビルの7階だが坪庭とか池がある。日本情緒を手軽に味わいたい外人観光客にはピッタリだろう。実際外人もいた/庭や池なんかどうでもいい、と言う自分がみたら「この庭や池のせいで、客席有効率が下がってコスパ下がって損」と感じた
自分は味音痴で、量さえあれば満足/味は多分美味しかったんだろ(推測)。まあ自分は「この料理は高級割烹の料理ですか、和民の料理ですか?」と目隠しテストされても正答できないが
量は少なすぎ。帰りに天下一品に寄った/そもそもコース料理は、幹事は注文をいちいち取らなくて楽だが、ボリュームが全員一律になるのが×。自分は少食な職場女性の倍は食べるのに。取り分け形式なら、少食女性は料理は取らず自分はガッツリ料理を取って、ボリューム調整がうまくいく
割烹を謳っているらしく、煮物の次は焼き物、とルールを守ってた。自分に言わせれば、「割烹のルールって、何それ食べれるの?」という感じ
割烹ルールに基づいて、小鉢小皿が何回も出てくる/わざわざ小分けにする調理手間、配膳手間で千円は原価アップしてると見た
政府は「日本料理の輸出」「日本への観光客増加」を期待してるらしい/日本料理全体の傾向、「量が少ない」「見た目にカネを掛けすぎて高コスト構造」という欠点を早急に改善しなきゃ、外人に相手にされないのでは?
まあ、農水省厚生労働省辺りは、「日本料理はボリュームが少ない、だからヘルシー」と言いたいんだろう/それって作る側の論理であり、食べる側の論理じゃない
中華料理はシンプルで、「量が多いことが究極のサービス」と言う思想がある。中華料理でボリュームに満足しなかったことはない/中華料理食べていても、香港人は割と寿命長い。料理と寿命とに、そんなに相関関係ない
@kabujirou マウンテンの小倉抹茶スパ、登頂成功しました
昔の栄養学の常識だと「トシを取るにつれ、人間は和食好き、魚好きになる」/しかし団塊世代以降は、トシを取っても、若い頃の食習慣を変えず「洋食好き」「肉好き」が続くらしい