今後、太陽光発電はメガソーラー向けに最適化される

【12月16日のツイートを転載】
これまた業界紙からだが、個人向け太陽光発電出荷が減少に転じてるらしい。一説には、「メガソーラー需要に火が付き始めた為、ソーラー代理店が、手間が掛かる個人向け営業より、まとまって営業出来て効率的な企業メガソーラー営業にシフトし始めたから」の説
企業のメガソーラーがここに来て加速し始めた、逆に言えば2011直後にメガソーラーが盛り上がらなかったのは、私見だが「個人と企業の機動力の差」なんだろうな。個人は3・11直後に、経済性の精緻な検証なくても、「勢い」でソーラー設置した
一方、企業特に大企業だと、メガソーラー導入の稟議は簡単に通らない。いくつかの成功例、精緻なシミュレーションがなければ稟議は通らないし、そういう事例が揃い出したのは2012頃から
逆に、2013にもなると、相当数のメガソーラー成功例が集積し、代理店のメガソーラープレゼン資料もブラッシュアップされてくる。ますます企業はメガソーラーを導入しやすくなる(稟議が通りやすくなる)
今まで、ソーラー業界は個人向けに最適化されてきたが、今後は法人向けに業界が最適化されるのでは?メーカーは法人向けメガソーラーに営業のエースを投入するし、メガソーラー向け新商品を優先的に開発する
いわばソーラー業界が大和ハウス化する、ということ。大和ハウスは企業地主向けビジネスが売上利益の大半。個人向け注文住宅はオマケみたいなもの