サッカー地域クラブみたいな『生物地域クラブ』キボンヌ

雑談で、「生物の新種は、毎年多数見つかってる、新種を『発見』すること自体は、難しくも何ともない」といったら、妻がビックリしてた/生物の新種自体は、多少の知識と、フィールドワークする時間と体力とカネさえあれば発見できるからなあ

ぶっちゃけ、「生物の新種を発見しても、カネにもならないし、学会で特段評価もされない」から暇人しか探さない訳でして

言ってはなんだが、昭和天皇が新種を『発見』できたのも、まあそういう訳です

生物の新種発見って、フィールドワーク勝負な話。このジャンルに、プロの生物系大学教授とかポスドクとか学生のマンパワーを投入するのは「勿体ない」/こういうフィールドワークに、生物好きな団塊リタイアシニアのマンパワーを投入すべきだと思う

今の団塊リタイアシニアの「趣味ボランティア」って、まだ組織化されてない。個人個人が、勝手に生物の調査とかやっていて、重複したりしてる/大学の研究室を核として、生物好きシニアを組織してフィールドワークする仕組みがあって良い

団塊シニアが、リタイア後に生物の新種を発見し、自分に命名権があるなんて、最高の生き甲斐だと思う

大学研究室を核とした、生物発見フィールドワークチームは、団塊シニアも参加しますが、高校とか中学の生物クラブとかも参加すればいい。彼らが若いうちから、新種発見の体験を積んで、生物学の世界に興味を持てれば万々

別に現役社会人が、生物発見フィールドワーククラブに参加してもいい。まあ参加する社会人はそんなに多くはないと思うが/幼稚園小学生の保護者が、「子供に何か体験させたい」ということで、子供と一緒に参加する、というのはあり得る

中学とか高校の「生物クラブ」って、学校によっては生物クラブが存在しない場合もある訳でして。そういう学校に通っていて、生物に関心ある生徒の「活躍の場」が、学校外の地域にも必要

サッカーJリーグは、地域に開かれたクラブを作ろうとしてる。ジュニアとかシニアも参加して活動できる/そういう地域クラブの「生物版」を作っては?という提案

これ考えついたのは、GWに見た麻布中学高校文化祭の生物部のレベルが高かったから。大学とコラボしたら相当な研究水準になると思って

こういうセミプロな市井のマンパワーが有用な世界と言えば、彗星ハンター、小惑星ハンターの世界もそうかな?大学の理学部を核とした「地域天文クラブ」が、あればいいのか。

生物クラブも細分化して、「昆虫クラブ」「鳥類クラブ」「魚類クラブ」「針葉樹クラブ」とか、いろんなサブクラブに分かれるんだろうなあ

生物を採取して、同定して、新種か否かを判定する。一人でやるよりは、10人とか20人のチームで行った方が効率的だろう

いや、もっと根幹な話をすれば、下の子が大の生物好きで、暇さえあれば公園で虫とか鳩とかちょっかい出してるから。この無駄なエネルギーを、或いは新種の生物探しに使えば有用かなあと思って/小学校にあるような生物クラブは「ウサギを飼いましょう」程度で、しかも低学年は参加できない