東海道新幹線のインバウンドパンク問題

8月25日
この前新幹線に乗って気付いたが、長距離キップ券面に「駅名や列車名の、英語表記」がないのね。こんなんでインバウンド大丈夫か?

@kakinaguru_zo @Yukkon0125 自分の早合点ツイートだったのかな?外人がみどりの窓口に行った場合は、係員が気を利かせて、英語表記のキップにしてあげる、ということですかね?/中国語韓国語対応はしてるのかしらん

8月27日
ホテルがインバウンドで一杯になるのと同様に、東海道新幹線の輸送力も、今後インバウンドで「一杯」になってしまうのでは?リニア開業の2027まで、持つかどうか

ホテルが不足すると、出張族の場合、「無理やり日帰りする」ケースが増える恐れ。例えば、トヨタの社員が東京で2日間商談する場合、東京で宿が取れないのなら、1日目の商談終わったら名古屋に帰り、2日目の朝にもう一度上京するようになるかも⇒更に新幹線が混む

だから、インバウンド需要で「パンク」しないような、様々な方策が必要。例えば、補助的な輸送手段として、東京〜静岡エリアの在来線高速特急を設定して、「ひかり」「こだま」の需要を在来線にシフトさせるとか/近鉄特急の増強も対策の一つ。名阪間は近鉄にシフトさせる

或いは、北陸新幹線+サンダーバードの「裏ゴールデンルート」の奨励とか/群馬、いや大宮辺りから京都・大阪への流動で、北陸新幹線経由にシフトさせられないのか?割引キップを用意するとか

「裏ゴールデンルート」を整備すれば、万一東海道新幹線がストップした際の代替ルートになりうる。以前1月3日に沿線火災で東海道新幹線が停まってパニックになったが、そういう際の裏ルートになりえる。

それでも需要が溢れるようだと、東北上越新幹線のような「総2階建」の導入を視野に入れるべきでは?総2階建でも285キロ運転は出来るのでは?

JR東海は、1編成当たりの輸送人員を均一にすることにより、運用都合で他編成を走らせる際でも指定席予約をいじらないようにしているらしく、なので2階建編成と1階建編成の混合は嫌がるらしいが、じきにそんなこと言っていられなくなる。

あとは、比較的乗車率の低い早朝の新幹線とか、新大阪以西に乗り入れない(つまり新大阪止まりの)「のぞみ」に乗客誘導するための特割キップの発行とか。

個人的には、若い人には「のってこ」へ需要遷移して欲しいのだが。首都圏〜関西圏では、デイリーで「便」が出るようになるまで「普及」してほしい

あとは「夜行」への遷移とか。高速バスが盛況なのだがら、サンライズ型寝台「電車」方式で「急行銀河」を復活させれば、赤字にはならないと思うのだが/電車にすれば、「機関車を運転できる人材がJR東海にいない」問題がクリアできる。

一時期よりも、首都圏の朝ラッシュ時混雑率は緩和されているから、朝ラッシュに引っ掛かる格好で寝台電車を走らせても、なんとかダイヤは維持できると思うのだが。上野東京ライン開通で、入出庫折返し運転も不要だし。

東京⇒東海道⇒山科(京都)⇒湖西線⇒金沢⇒北陸新幹線⇒東京な「一周キップ」を発券したら、東京〜京都の往復キップより「安く」なるのかな?遠距離逓減の法則適用で。

以前「ルート周遊券」なんてのがありましたが、「行きは東海道新幹線、帰りは北陸新幹線+サンダーバード」みたいなラウンド切符を発行すれば、結構ヒットする気がする。金沢富山長野で途中下車可能/まあ、JR東海は絶対そんなキップ発行しないだろうが。

「只今、東海道新幹線は大雨のため運転を見合わせております。振替輸送を、北陸新幹線サンダーバードで行っております・・」なんてことは、出来ないのか?

よく考えたら、「インバウンドでホテルが足りない」なら、「ホテル代わりに夜行列車を利用したい、という外国人」も増えるのでは?/さすがに外国人に、「高速夜行バス」「ツアーバスを使え」はハード過ぎる