左派は現代版インターナショナル、左派版ダボス会議を開け

10月17日
20世紀な本を読んでると、『インターナショナル』とか『コミンテルンコミンフォルム』というのがよく出てくるが、こういう『労働運動の国際ユニオン活動』って、21世紀の今では、誰か主宰してるのか?主宰するソ連共産党が崩壊したら、誰も音頭取らなくなったのか?

ソ連共産党が崩壊した時点で、世界的な労働運動の指揮を中国共産党が執った、なんて話も聞かないし。中国共産党は、『労働運動』とは違うんだろうな

言い方を替えれば、『ダボス会議の、労働者側・左派側の集まり』って、現代では存在しないよね?な話。カネがないから開催できないだけか?/カネの問題というより、『左派側は、何かにつけて、分派してしまって、団結できない』ということなのかも。ダボス的な人は、『経済』の一点で団結できる

結論:『左派側も、ダボス会議に異議申し立てするくらいなら、左派のインターナショナルな国際会議を、開催してはどうか?』

ダボス的右派側が「経済発展」の一点で団結できるのに対し、左派側は、人によって優先するものが違う。「平等分配」「環境」「マイノリティー保護」「女性の人権」「宗教的自由」「言論の自由」等々。時として、相互に対立する

欧州に存在する労働者政党がアメリカに存在しないのは、「普通選挙アメリカでは先行して19世紀前半に実施されたため」「労働運動が盛り上がる前の時点で、アメリカには政党が結成されていたため」と聞いて、目鱗/欧州では普通選挙導入と労働運動が同タイミングだったから、労働政党が出現