日本も複数年予算編成に変えよ

10月17日
一行ネタ:ロシアは、本来3か年で予算を編成しているのを、最近では原油下落で先が見通せないから1か年予算になってるらしい/この「3か年予算制度」って、日本にこそ導入すべきでは?毎年毎年予算編成する労力って、バカにならないのでは?

例えば地方自治体でも、首長が当選したら、その任期(4年)の予算を、一気に編成してしまうとか。4か年予算/『予算編成のタイミングが多ければ多いほど、議会の監視が行き届くから、民主的である』という教科書は、本当に正しいのか?

毎年財務省と予算折衝して疲弊している霞ヶ関キャリア官僚を見ているから、『予算作業の頻度を、もっと減らしてあげれば、本来の仕事にもっと打ち込めるのに』と思ってしまう

例えば『2016年は農水省の5か年予算を編成します』『2017年は国土交通省の5か年予算を編成します』『2018年は厚生労働省の5か年予算を編成します』のように、省庁毎に5か年予算を組むことは、できないのか?

大体、『予算年度を1年毎』にしているから、毎年毎年、年度末に『使い切れない予算の消化』なんて訳わからないことを起こしてる訳で/政策効果が現れるには、1年だけじゃ、不足していると思う。3〜5年はかかる

日本の上場企業なんかでも、『四半期決算』の導入で、経理部門とかが疲弊してしまい、本来の企業活動に支障が出ちゃったりしてる/国も自治体も同じ。ここはロシアを見習って、複数年予算編成を導入すべき/憲法的に無理なのか?