「生涯スポーツを仲間と一緒にさせよう」という行政のトンチンカン

10月17日
『運動嫌いな人は、小学校中学校と、運痴といじめられて来たから、大人になってから他人と一緒に運動するのは恥ずかしい、という感覚を持ってます』と、スポーツクラブに通ってる運動オタクに話をすると、『理解できない』という表情をしていた/だから、スポーツクラブ利用者は広まらない

運動好きな人、そして何故かスポーツクラブも自治体も厚生労働省文部科学省スポーツ庁?)も、『成人してから、生涯スポーツを根付かせるには、一緒に運動できる仲間作りが重要、その方が「楽しく運動」できて、長続きできる筈』と勘違いしてるが、運痴の感情を全く無視してるよね。

厚生労働省自治体が、メタボ対策、認知症対策で、「運動嫌いだった人、子供の頃に運痴といじめられた人」に「中年になってから運動してもらう」には、「他人と一緒な運動をさせる」のは逆効果なんだよ。「一人でできる=運痴といじめる他人が存在しない」スポーツを推奨する方が、遥かに効果的

@dempacat 逆説的ですが、スポーツクラブが一層売上を増やしたいなら、「真正の運痴」を、顧問とかアドバイザーとして迎え入れるべきなんですよ。運痴でも行きたくなるスポーツクラブの開発は、運痴にしか出来ない

@dempacat スポーツ庁厚生労働省も同じで、現状「運動が大好きな人」が生涯スポーツ担当になってりから、生涯スポーツは運動バカにしか広がらないんですよね。まず、行政が運痴を積極的に採用しなきゃならない。

アメリカのスポーツクラブの普及率は、日本より格段に高いらしい/その理由は、「公的健康保険制度がないから、健康維持の意識が高いから」とも言われているが、一方で「運痴が行っても、それなりに楽しめる」ようになっているのかも。

中高年の登山ブームというのは、ある意味、「一人でも出来る、競争がない、恥をかかない」という面が、運動が苦手な中高年にも受けているんじゃないか、という気がする。