義務教育から音楽を外し、プログラムを義務化せよ

11月27日
どこかの私立の校長が、「日本は義務教育に落第がない。憲法の教育の義務規定は、15歳まで教育を施す義務だけであり、全ての15歳を中学3年履修済として卒業させる義務規定ではない筈なのに」と吠えてた/「フランスは義務教育期間でも平気で落第させる」とも

義務教育の制度を定期的に疑う必要があって、アメリカでは音楽は義務教育課程に入ってないとか、イギリスでは最近「プログラミング」が5歳から義務教育化されたとか

個人的には、プログラミング義務教育化の時間捻出のため、音楽と書道を義務教育から外していいと思う。音楽教師の失業問題になるから実現不能だろうが。

団塊Jr世代が音楽教育義務化とヤマハ音楽教室の教育資源を使って、90年代に大量の音楽コンテンツを生み出してくれた。今やそのコンテンツを消化するだけで、今の日本は手一杯。新作ヒット曲が産まれず、カバーが流行してるのは、団塊ジュニア世代が生み出した音楽コンテンツの質量が凄かった証左。

今更21世紀世代が、団塊ジュニア世代が生み出したコンテンツに対抗して作品新造するのは無理だから、膨大な音楽コンテンツを「利用」「楽しむ」だけでいいと思う。となると、義務教育を施すだけムダ。