なぜ日本の若者はバンコクで「日本を降りる」のか?

11月28日
下川祐治「日本を降りる若者たち」読了。日本社会に疲れた若者が、バンコクでボーと過ごす、「外こもり」しているさまを描写。日本で1〜2ヶ月集中的にバイトし、その収入で残り10か月、バンコクで何もせず過ごす/「シンガポールを降りる若者」は、いないのか?

シンガポール社会には、フリーターとかニートとかプー太郎のような「ひきこもり」「非正規労働者」は、いないのか?あと、社会の雰囲気として、「正職を持たず、遊んで暮らす若者の、存在そのものを許さない」環境なのか?

あと、なぜタイだと無職でも「存在が許されちゃう」のか?東南アジアの他の国、インドネシアやフィリピンに「外籠り」する日本人が少ないのは、何故?/フィリピンだと、モテない男性が、フィリピンに渡航してフィリピン女性と国際結婚して、でも親族に骨の髄までしゃぶられる、という話はよく聞く

ベトナムだと、無職プー太郎は、居場所がないのか?ベトナム戦争が、国民性を変えたのかな?

タイは、他国ほどに「生き馬の目を抜く、華僑」が多くないから、ムードがゆったりモードだから、日本のプーの外籠りも許される雰囲気なのか?

この辺のプーについての下川氏の描写力はさすが。「下流シニアのタイ移住」も描写/ぜひ、先日NHKの「所さん大変です」で描写されていた、旧太洋村の別荘地に「死に場所を求めに移住する」単身男性シニアのレポを、下川氏に書いてほしい

バンコクには、日本語の古本屋が営業しているらしい/自分は定年になったら、いや定年になる前に、さっさと海外に移住して読書三昧の日々を満喫したいのだが、肝心の日本語書籍の入手が可能なのかどうか不安だった。が、バンコクに日本語古本屋があるのなら、バンコクに移住しよう。

東南アジアのどの都市に、日本の古本屋があるか、その辺を横断して情報提供しているサイト、ないのかな?マニラにも日本語古本屋があるのなら、少しは英語が通じるマニラの方に老後移住したい

生活費節約のために日本から移住していくシニアをターゲットとした、古本屋、いやレンタル本屋をバンコクで営業すれば、ちょっとはお小遣い稼ぎになるかな?/バンコク紀伊國屋書店があるという情報を頂いたが、定年シニアは新刊本買うカネがない

自分は「その辺の古本屋の蔵書」でも、まあ2冊に1冊は「満足しちゃう」タイプの人間だからなあ。古本屋があれば、それで十分