日経コラム2題

3月7日
日経夕刊ネタ/原田ひ香のコラムで、「FBI捜査は、もっとドラマのように派手にする」と思い込んでいたのに、「今回アップル対FBIで、たかがロック解除程度ですら、FBIが裁判所の許可なく捜査できない」という「現実」を知り、ショックを受けた、とのこと。

「現実は、ドラマみたいに派手じゃない」ことを知ってショック、というコラムだが、実際そんなもんでしょ?警察推理小説の「捜査一課の刑事」なんて、そんな名刑事がリアルに存在する訳がないし、西部警察のような派手なアクションなんか出来る訳がない。

日経夕刊ネタその2/2月27日「しまおまほ」コラム/しまおまほの小学校時代の他クラス男性教師が他の女性先生と密会してたことを児童が目撃し、それを学校でいいふらし/男性教師は実は既婚。教師は「テメエ、ふざけるな!」と他の児童もいる面前でその児童を殴りつけたとのこと。卒業式前の出来事

要は、児童は100%悪くなく、むしろ不倫していた教師の方に非があるケースだが、それを暴力で封じるという逆キレ教師の話題

これ、現代であれば即刻「不倫教師」かつ「暴力教師」ということで、教育委員会で問題になって自主退職に追い込まれるにだが、この時代の教師の非行は「しまおまほのコラム」じゃないと発覚しない。

逆に言えば、この手のド級教師が、当時はゴロゴロしてたんだろうし、「しまおまほ」コラムの暴力教師は、「なぜオレの非行を、今頃になって暴露するんだ、他の教師だってやってるのに」と「しまおまほ」に逆ギレするんじゃないか?

とにかく、日経夕刊だけにとどめるには勿体ないネタで、高島ちさ子のゲームバキバキなんかより数段面白いネタなんだが、ネット界で全く話題になってないのは、所詮日経夕刊の「視聴率」が低いんだろうな。