戦前は床の間に軍刀を飾ってた

一行ネタ/森鴎外の本読んでたら、「日露戦争」を「明治37・8年の役」という表現していたな/「日露戦争」と「命名」されるのに、インターバルがあったのか?

例えば「太平洋戦争」という呼称は、昭和20年9月には呼ばれていたのか?それとも、昭和21年とか22年にならないと「太平洋戦争」という呼称はマスコミに登場しなかったのだろうか?

因みに、法律的には「日露戦争」と呼ばずに「明治37・8年の役」が正式名称らしい/「太平洋戦争」も俗称であり、役所内の正式名は「今次大戦」

森鴎外の本読んでると、床の間に砲弾を飾ってる軍人の話が出てくる。鴎外自身が軍医なので、軍人に関する描写も多い/そういう感覚で、床の間に日本刀とかサーベルをか飾るのが戦前の上流家庭ではデフォだったんだろうな

終戦になって、いきなり床の間から砲弾・日本刀・サーベルが撤去されたとは思えない。昭和の30〜40年辺りまでは、床の間にサーベルの類は残っていたんだろうな/その辺の社会史の研究は、あるのだろうか?