昔CD売れたのは「若者は新譜に関心持つべし」という同調圧力のせい

10月28日
「2000年辺りまでは、若者は新曲をチェックし続けなきゃ、仲間外れにされてた、カラオケでも無理やり新曲を歌わなきゃならない同調圧力があった」のツイート/これ、「若者はクルマに興味持たなきゃならない」「若者はトレンディな恋愛しなきゃならない」な同調圧力と同じだよな

逆に言えば、何故2000年頃を境にして、若者に対する「トレンディ同調圧力」が勢力失ったのか、興味ある/やはり、ネットの進展で、オタク趣味が市民権を持ち、「興味あることを、無心で追いかける」「興味ないことをシカトしても構わない」となったからだろうか

「90年代のCDセールスのミリオンヒットは、新曲を知ってなきゃ恥ずかしい」という同調圧力の為せる業、というツイート/もしインターネットの誕生が10年早かったら、90年代の音楽市場は、半分以下に止まっていたのかも

あと、2000年辺りまで「野球は巨人」だったのが、21世紀になってから人気が各球団に分散したのも、同じ文脈なんじゃないかな?

90年代後半に音楽のミリオンヒットが相次いだのは、「団塊ジュニアが音楽リスニング期間に入ってた」(大学入学以降・結婚子育て以前)のと「インターネット普及の直前だった」の二つの要因が重なったからだろうな

「若者は新曲を聞かなきゃならない」な同調圧力がミリオンヒットを産み、「若者はクルマに興味持たなきゃならない」な同調圧力がクルマの販売を支えた90年代/しかし「若者はトレンディな恋愛をしなきゃならない」な同調圧力は、結果的に恋愛敗残者を量産し、出生数は減少した

「トレンディという言葉自体が、死語になった」のツイート/「トレンディ」という言葉は、「従わないと、恥ずかしい」という同調圧力を内包していた、ということが、今更ながら判る。だから「同調しなくてもいい21世紀」になって、トレンディという言葉は死語になった