ジョイフルが分煙出来ない理由を精査せよ

6月21日
ジョイフルといえば、福岡の大工の玉木氏がその安さに感動して、後に「タマホーム」を創業させたキッカケのファミレスだよな/九州は喫煙率が高いのか? / “受動喫煙対策を訴える肺がん患者にヤジ 国会議員「いい加減にしろ!」(BuzzF…” http://htn.to/Q4i3bA

ジョイフルとサイゼリアで価格帯は似たようなものだろうが、一方は全面禁煙に/サイゼリアの地盤の関東地方は禁煙率が高い?

ジョイフルトップが受動喫煙対策を野次るということは、九州では「ファミレスでタバコ吸いたい」の声がサイレントマジョリティーということ。今日のツイートでは全く可視化されてないが

穴見議員を批判するのは簡単だが、背後に九州のサイレントマジョリティーを抱えていることも心に留めるべし

ジョイフルは、そのまま「喫煙者御用達ファミレス」に進化して生き残る、という道もある。禁煙原理主義者には耐えられない話だろうが、禁煙原理主義者はジョイフルに行かなければいいだけの話

穴見議員のヤジそのものは、議員としていかがなものか?と思うが、一方で「行き過ぎた受動喫煙対策」も、いかがなものか?と思う。東京都条例など、家庭内に土足で入り込むファッショ条例だろ?

団体でファミレスを利用する場合、その団体のリーダーが喫煙者の場合、団体メンバー非喫煙者が多くても、喫煙可能店、非分煙店をチョイスするんだろうな。ジョイフルとか/恐らく、九州では「団体リーダーが喫煙者で、リーダーに従わなきゃならない」なシーンが多いんじゃないか?

だからジョイフルが未分煙を堅持するのには「合理的理由」があるものと推察される。そういう背景分析をせずに、単純に「穴見議員が悪い」と非難するだけでは、何も産み出せない

現在、穴見議員を非難するツイートが1000以上、「冷静に受動喫煙を議論しましょう」的なツイートは10もない状況/自分はあまのじゃくだから、こういうシーンだと、「受動喫煙対策すりゃいいってものなの?」と逆張りツイートしたくなる

何回も書きますが、自分は喫煙出来ない人です/「禁煙者」とも違うのかも。喫煙に憧れてるが、吸う勇気が無い「ヘタレ」です

「ジョイフルの分煙は、単にゾーニングを分けているだけで、仕切りもない、不徹底だ」なツイート多数だが、「嫌なら行かなきゃいいじゃん」と自分は思うのだが

それとも、保守王国九州だから、「一族でファミレスに行く」「一族の長が喫煙者」「一族の長がジョイフルに行くと決めたら、それ以外の者は従わなきゃならない」のか?/それとも、大分ではジョイフル寡占状態で、他にファミレスが「無い」のか?

ツイッターは、フェイスブックと比べると「空気を読まなくてもいいSNS」とされるが、この瞬間に穴見議員擁護ツイートがゼロ、というのは「ツイッタラーも、空気を読んでる」んだろうな/自分は、「空気?何それ美味しいの?」な人間なので、空気読まずにツイートする

沖縄はジョイフル寡占状態らしいが、そういうエリアに完全禁煙なサイゼリアが出ていけばいいんですよ。禁煙厨はサイゼリア、喫煙厨はジョイフルと住み分けできてオールハッピー

更にジョイフルに対して「クレジットカードも電子マネーも使えない」とイチャモンつけるツイッタラー多数。それはサイゼリアも同じだろ?

以前東横インが身障者対応が不十分だったと糾弾されてたが、ジョイフルの分煙不徹底批判って、東横イン批判と同じニオイを感じる。「嫌なら行かなきゃいいだけ」「ローコストチェーンに、そういうコストを強要すると、それはコストアップにつながる」

「ジョイフルをボイコットする!」と息巻いてる方が(一見)多数だが、そういう方はもともと「禁煙厨」なのだから、ジョイフルへの来店頻度は少なかった訳で、今さらボイコットしても売上減は僅か/喫煙厨はボイコットに参加せずにそのままジョイフル利用し続けるだろうから、経営へのダメージ少ない

あと、「禁煙原理主義=野党」「喫煙擁護派=与党」的になってるのは何故?自分はどっちかというと「反アベ」なんだが喫煙擁護派/禁煙原理主義というのは、つまり「個人の自由に介入する権威主義」だから、これこそリベラルは批判すべきでは?

「カジノ」もそうだよね。自分は反アベだがカジノ推進派/何故か、世間的には「反アベならば、カジノに反対すべき」な風潮になっていて、それが不満

穴見議員は「喫煙者が差別されてるように感じた」から、あのようなヤジを飛ばした、と語ってるらしい/ヤジ自体は品位に欠けるし擁護できないが、「そこまで喫煙者を追い込んでしまった」禁煙原理主義者の方にも「もっと建設的なやり方があるんじゃないか?」とも思う。

先述の通り、ジョイフルは玉木氏にタマホーム創業させる位に「安さ爆発」な店らしい。関東に少ないので詳しくないが/サイゼリアは「何故サイゼリアは安いのか?」の研究が多いが、ジョイフルについて「何故安いのか?」の研究少ないのね。何故なのか?

二代目社長は兎も角として、この「ジョイフルの安さ」は貴重な財産であり、それが「たかが受動喫煙対策」で失われるのは、非常に惜しい