なんでも掲示板 09年11月ログ(その3)




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お受験はいっそのこと競争入札制にしてしまえばいい。
投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年11月20日(金)00時51分33秒


無責任投稿

慶応幼稚舎とかへのお受験が過熱しているが、
お受験する子供のレベルは、「大半の子が高レベル」である。
つまり、どの子が合格しても不思議ではない。

なので、合格・不合格も、言ってみれば「運」で決まる。
あるいは「コネがあれば有利」なんてささやかれる次第である。

学力の判定がきく中学入試と違って、学力(?)の差なんてない
小学校入試(お受験)は、いっそのこと、一定レベルに達していることを
確認できれば、後は「オークションで競争入札」で決めれば、
選考過程が透明化できるし、「恨みっこなし」じゃないのか?

「うちが幼稚舎に入れなかったのは、
 落札価格5,300万円出せなかったから。」とでもなれば、あきらめもつく。

それで1億でも10億でも跳ね上がればいい。

無責任、といわれそうだが、慶応幼稚舎が受け取る額は1人当たり1,000万円迄とし、
差額の9億9千万円は慶応が全額ユニセフにでも寄付すればいい。
そうすれば、金持ちの道楽である「お受験」は、立派な「社会貢献」に早代わりする。

実際、慶応幼稚舎のお受験では、
「親がチャリティーに積極的かどうか、も合否に影響する」というウワサが流れ、
森進一・森昌子夫妻は、(そのためだけじゃないだろうが)「じゃがいもの会」という
チャリティー活動にいそしんで合格を勝ち取ったりした訳である。

であれば、「ウワサ」なんかに終わらせるのは勿体無く、正々堂々と
「慶応幼稚舎合格権 チャリティーオークション」を堂々と開催すればいい。



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金沢には
投稿者:まる 投稿日:2009年11月20日(金)01時02分50秒


学校法人 慶応幼稚園の運営する慶応幼稚園があります。

http://www.keio-kids.com/frame.html

慶応大学とは関係ないような気がするのですが、なんで存在が容認されているのか・・・
そりゃまあ、東大と関係ないところが、東大セミナーとか経営してもOKですから
いいのかもしれんが。



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PASMO vs Suicaの答え
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月20日(金)06時26分48秒


やはりPASMOの現物をろくに見たことがなくていろいろと発言してたわけですね?

じゃ、わからないわな。

なぜ、SuicaのペンギンがかわいいからとSuicaを持つ人が結構いて、一方PASMOはキャラクターがたとえかわいくても持つ人はあまり増えないだろうと想定されるかといいますと、

その答えは、Suicaにはペンギンが描かれているのに対し、PASMOの券面のどこをどう探しても、あのロボットのキャラクターは描かれていないからです。



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Re:新型インフル
投稿者:cornucopia 投稿日:2009年11月20日(金)06時51分37秒


> 児童の場合、インフルエンザによる死亡より、予防接種の副作用による
> 死亡の方が脅威

> 死亡率が老幼逆転しているので、妥当じゃないですか?

お答えがズレてます。



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新型インフルエンザの死亡率
投稿者:e10go 投稿日:2009年11月20日(金)11時55分14秒


>死亡率が老幼逆転しているので、妥当じゃないですか?

季節型ではそうかもしれないけど、新型ではそうならない。

11月10日時点での80歳以上の累計入院患者数(87人)と死亡者数(6人)で見れば死亡率は高いが、
年齢人口比で見れば10歳未満の幼児と80歳以上の死亡率は同程度です。
該当年齢1千万人当り、10歳未満8.1人、80歳以上7.6人

年齢層で死亡率および新型インフルエンザの発症率の高さを考慮すれば、予防接種は未成年者と
老人を優先するべきでしょう。

参考。新型インフルエンザの年齢別データー(2009年11月10日時点)
下の表,上から
(1)年齢層
(2)死亡者数
(3)1千万人当り死亡者数
(4)累計入院患者数
(5)10万人当り累計入院患者数
(6)人口(2009年10月1日現在)

(1)0〜4歳,5〜9歳,10〜14歳,15〜19歳,20〜39歳,40〜59歳,60〜79歳,80歳以上
(2)4人,5人,2人,1人,8人,10人,12人,6人
(3)7.42人,8.79人,3.36人,1.64人,2.44人,3.00人,3.93人,7.59人
(4)1,187人,1,017人,2,799人,1,315人,239人,204人,198人,87人
(5)22.02人,17.87人,47.04人,21.63人,0.73人,0.61人,0.65人,1.10人
(6)539万人,569万人,595万人,608万人,3,275万人,3,328万人,3,051万人,791万人



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Re:新型インフルエンザの死亡率
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月20日(金)16時03分2秒


>季節型ではそうかもしれないけど、新型ではそうならない。

まず、管理人氏の言いたいのは、「季節性インフルエンザでは老人の死亡率が高いが、新型は若年層の死亡率が高い」ということですよね?

次に、e10goさんが示されたデータは、基礎疾患を持った人を含めた数値化と思いますが、青年以上の死者は、圧倒的に基礎疾患を持った人が多いのに対し、若年層の死者は基礎疾患を持たない人にも見られるのじゃないでしょうか(統計データに当たっていないので報道をみた感触でしかないのですが)。

ワクチン接種の場合、まず基礎疾患罹患者は別枠ですから、健康な人のみ対象で論じるべきでは?

それはそれとして、cornucopiaさんのご質問に対する管理人氏の回答はやはり的外れですね。



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ワクチン接種の優先順位
投稿者:e10go 投稿日:2009年11月20日(金)19時05分51秒


>ワクチン接種の場合、まず基礎疾患罹患者は別枠ですから、健康な人のみ対象で論じるべきでは?

ここでの話は、児童と老人の亡くなりやすさとどちらに予防接種をするべきか、と言う話です。
http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/health/7.htm

因みに、新型インフルエンザワクチンの接種は優先順位が決まっています。

カテゴリー1:インフルエンザ患者の診療に従事する医療従事者
カテゴリー2:妊婦及び基礎疾患を有する者
カテゴリー3:1歳〜就学前の小児
カテゴリー4:1歳未満の小児の両親
カテゴリー5:小学生、中学生、高校生、高齢者
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20090908
以上のカテゴリーの順番で接種する計画で進んでいます。
その他の健康な人の接種は、この後になります。



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Re:ワクチン接種の優先順位
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月20日(金)20時08分38秒
編集済


すみません、おっしゃっていることがよく理解できないでいます。
私は、
>ワクチン接種の場合、まず基礎疾患罹患者は別枠ですから、健康な人のみ対象で論じるべきでは?

と書きました。そのこころは、

                                                    • -

老人や児童でも、基礎疾患を持っている人たちはカテゴリ2ですでに接種済みなはずである。
その上で、老人と児童とどちらに予防接種するべきか、という話であれば、当然未だ接種していない人のみを対象に比較すべだろう。

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ということです。
つまり、健康な児童と健康な老人で比較して、どちらが死亡率が高いか、ということが問題なのではないでしょうか?
要するに、カテゴリ3〜5の優先順位を論じるのに、それより上位のカテゴリ2の人は除外して考えなければ意味がないのではないか、ということでした。

で、私の論点は、児童全体と老人全体で見れば、確かに死亡率にはあまり差がないように見えるが、老人の死亡者の多くは基礎疾患を持っている(ように私は感じている)。
つまり、元々が健康な児童と健康な老人とで比較すると、健康な児童のほうがおそらく死亡率は相当高くなるだろうから、老人にせよ児童にせよ基礎疾患を持っている人はすでにカテゴリ2で接種済みだとすると、残った人のうちでは健康な児童を健康な老人よりも接種優先度を上げてもよいのではないだろうか、ということでした。



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集合論的にいえば
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月20日(金)20時24分35秒


つまり、カテゴリー2とカテゴリー3および4、あるいはカテゴリー2とカテゴリー5の各集合の積は空集合ではなく、その場合、各集合の積の要素はより上位のカテゴリーに優先的に含まれるとするべきなので、そうなると新たなカテゴリー3,4,5の各集合の各要素からはカテゴリー2の要素を除外して定義すべきということになります。



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基礎疾患あり・なしで論じる必要はないと思う
投稿者:e10go 投稿日:2009年11月20日(金)23時17分18秒


>で、私の論点は、児童全体と老人全体で見れば、確かに死亡率にはあまり差がないように見えるが、老人の死亡者の多くは基礎疾患を持っている(ように私は感じている)。
>つまり、元々が健康な児童と健康な老人とで比較すると、健康な児童のほうがおそらく死亡率は相当高くなるだろうから、老人にせよ児童にせよ基礎疾患を持っている人はすでにカテゴリ2で接種済みだとすると、残った人のうちでは健康な児童を健康な老人よりも接種優先度を上げてもよいのではないだろうか、ということでした。

確かに、老人の死亡者は全て基礎疾患を持っている事が判明しています。
対して、老人以外では基礎疾患のない(判らない?)ケースがあります。
特に低年齢化するほど人口比で高くなります。

しかし、死亡数を減らす目的なら、死ぬ前の健康・基礎疾患ありの比率でなく、
人口比で死に易い年齢に予防処置をするべきでしょう。
基礎疾患ありを優先するのは死亡例が多いためで、年齢とは関係なく出てきた話です。
偶々、基礎疾患ありで死亡比率が多くなっていますが、未だ不確定要素が多く、
今後比率が変わる可能性があります。
そもそも、ワクチンは足りているし、その様に計画を調整しています。
なかださんの考え方は、ワクチンが足りずどこかの年齢カテゴリーを
切る必要がある場合は有効ですが、現状では考える必要はないと思います。

参考。新型インフルエンザの年齢別データー(2009年11月10日時点)
下の表,上から
(1)年齢層
(2)死亡者数(合計)
(3)死亡者数(基礎疾患あり)
(4)死亡者数(基礎疾患なし)
(5)1000万人当り死亡者数(基礎疾患あり)
(6)1000万人当り死亡者数(基礎疾患なし)

(1)0〜4歳,5〜9歳,10〜14歳,15〜19歳,20〜39歳,40〜59歳,60〜79歳,80歳以上
(2)4人,5人,2人,1人,8人,10人,12人,6人
(3)1人,1人,1人,1人,5人,5人,12人,6人
(4)3人,4人,1人,0人,3人,5人,0人,0人
(5)1.86人,1.76人,1.68人,1.64人,1.53人,1.50人,3.93人,7.59人
(6)5.57人,7.03人,1.68人,0人,0.92人,1.50人,0人,0人



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慶応・明治
投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年11月21日(土)01時48分50秒


> 学校法人 慶応幼稚園の運営する慶応幼稚園があります。
> 慶応大学とは関係ないような気がするのですが、なんで存在が容認されているのか・・・

別の情報では、金沢市の慶応幼稚園の設置主体たる法人名は
学校法人慶応学園となっています。
なお、松山市にも全く別個に
学校法人慶応学園が設置する慶応幼稚園があります。

慶応大学は正確には慶應義塾大学であり、その設置主体は学校法人慶應義塾です。

関係なくても共存共生している例として思いつくのは、
明治大学駿河台)と明治学院大学(白金)があります。

また、金城大学白山市=旧・松任市)と
金城学院大学名古屋市守山区)もそうでしょう。
金城大学の前身は金沢に創設され、金沢城の美称としての金城から名づけました。
著名な料亭である金城樓もここからです。
金城学院大学の前身は名古屋市(後の東区)に創設され、名古屋城の美称である金鯱城(金城)から名づけられたものです。
金城大学の設置主体は学校法人金城学園であり、
金城学院大学の設置主体は学校法人金城学院です。



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法律にない規制
投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年11月21日(土)02時00分23秒


> 建築基準法にない規制を建築確認に当たり考慮することは行政法学的には問題があると思ったが、

法律にない規制を条例で上乗せ規制するのはありうると思うが、条例でさえもないのであればまた別論か?

『ロボットと人間がエレベーターに同乗できない建築基準法の規制があると指摘』の文中の『指摘』は一体誰が指摘したのか?
つまりは、安全・規格検討部会の初会合で6つのWGが報告した中のエレベータWGからの報告の中にあったということなのだろう。
その時のレジメなどがどこかにアップされていないものだろうか?



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ロボットとエレベーター
投稿者:あじあ号 投稿日:2009年11月21日(土)02時32分26秒


>法律にない規制を条例で上乗せ規制するのはありうると思うが、
>条例でさえもないのであればまた別論か?
行政法屋としては不思議なのですが、建築基準法及びその下位法令の規制はない
条例も特にないが、県庁は、建築確認に当たり、人とロボットの同乗する
エレベーター設置に当たり確認に慎重とのこと。
エレベーターにロボットを載せることを想定してないからだそうですが、
よくわからん。中央官庁の人がメンバーらしいので、法律論にミスはないだろうが。

>ロボットと人間がエレベーターに同乗できない建築基準法の規制があると指摘
事務局の方によると、建築基準法の条文上は規制していないとのこと。
だから、このような指摘はないとのこと。

孔子もお釈迦様も、いい加減な情報を知ったかぶりして伝えるなとしています。
日経だろうが何だろうが、鵜呑みにしては行けません。
山本リンダも、そう言っているでしょう「噂を信じちゃいけないよ」と

>その時のレジメ
アップされていない。色々聞いたが、入手不能。先方はないとしていたが、
出したくないだけか?



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やっぱりよくわかりません
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月21日(土)05時50分35秒
編集済


e10goさん:
>そもそも、ワクチンは足りているし、その様に計画を調整しています。

この「足りている」というのが、老人にも子供にもすべて接種する十分の量が確保できる、というのであれば、そもそも老人と子供のどちらを優先すべきか、という議論そのものが不要ということになってしまいませんか?

現段階では、ワクチンの量が足りているかどうかが問題なのではなく、たとえ必要なすべての人にワクチンが行き渡るほどあっても、どの人から優先的に(すなわち時間的に早く)接種するか、という話なのでは?

だからこそカテゴリーわけで接種の順番を決めているのでしょうし、現実的に基礎疾患のある人(子供も老人も含めて)は健康な老人、健康な子供よりも先に順番が来てしまって、実際に接種されてしまいます。

その上で、さて、残った人のうち、子供が先か、老人が先か、という問題に直面している。その段階で、どうしてすでに接種が終わった人(=基礎疾患を持った子供や老人)のことまで考えるのかがわからないのですが。
つまり、残っているのはすべて基礎疾患を持って「いない」子供と老人ばかりで、その中で考えれば子供のほうが圧倒的に死亡率が高い。そうなると、子供を優先せよ、という話になるのは当然だと思うのですが。



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れ:ロボットとエレベータ
投稿者:まる 投稿日:2009年11月21日(土)10時00分14秒


>法律にない規制を条例で上乗せ規制するのはありうると思うが

条例で法律よりも厳しく上乗せ規制する場合でも、確か正当な理由がないと
その条例の制定自体が認められなかったと思います。

建築基準法では吹き抜け部とかベランダの手すりの高さを1.1m以上と
規定していますが、手すりの下部のらんかん(縦の棒)の間隔は規定していません。
これの間隔が30cmだったりすると子どもが転落するかもしれませんし、
50cmだったりすると大人が転落するかもしれません。

建築確認申請のときに、さすがにこんなだと規定がなくても「指導」が入っても
おかしくないと思うのですが。

ちなみに実際、金沢郊外にある工学系私立大学では、吹き抜け部分に30cmの間隔の
らんかんがある手すりだったりして、子どもが立ち入るときにはわざわざ手すりに
ネット張ってます。

設計者である建築家の著作権の関係で勝手に修正できない場合もあるかもしれないが、
安全に問題があるときはどうなるのだろう。



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建築確認
投稿者:あじあ号 投稿日:2009年11月21日(土)12時23分14秒


>条例で法律よりも厳しく上乗せ規制する場合でも、確か正当な理由がないと
>その条例の制定自体が認められなかったと思います。
憲法上条例制定の範囲は法律の関係で制約があるのですが、かなりやや
こしいし、はっきりしないところがあります。昔の法制局の意見とかで
面白いのがあるが。

その計画が建築基準関係規定(この法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定
建築基準法
「(以下「建築基準法令の規定」という。)その他建築物の敷地、構造又は建築設備に関する法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定で政令で定めるものをいう。以下同じ。)に適合するものであることについて、確認の申請書を提出して建築主事の確認を受け、確認済証の交付を受けなければならない。」
なお、同条第4項で
「審査の結果に基づいて建築基準関係規定に適合することを確認したときは、当該申請者に確認済証を交付しなければならない。」
としており、これらの規定に反しない限り建築確認をしないといけないように
読めますが、ベランダの手すり問題とかがあればどうするのでしょうか?

おーい スルッとkanto君、これは君の専門だろう。教えてよ。



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アトムは生物か?
投稿者:あじあ号 投稿日:2009年11月21日(土)23時46分33秒


>ロボットには生命がない、ということを、本質的に理解できるのだろうか?
あなたは、何故ロボットには生命がないと思うのですか?
人間と話しているのか、コンピューターに話しているのか
判断できなくなる程度のコンピューターができあがれば
(ある程度できるらしいが)、相手が人間かどうか判ら
ないでしょう。(チューリング・テスト)

言い換えると、他の人に生命があると(この場合は精神というべきか)
何故思うのですか?
それこそ、親に言われたら。では?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88



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前提が間違っている
投稿者:e10go 投稿日:2009年11月22日(日)00時04分13秒


1.ワクチン量の状況

>この「足りている」というのが、老人にも子供にもすべて接種する十分の量が確保できる、というのであれば、そもそも老人と子供のどちらを優先すべきか、という議論そのものが不要ということになってしまいませんか?

この計画を立てる時には足りないから議論した事は確かです。
その時点での議論は有効だったでしょう。
でも、現時点では計画を立てた時と状況が変わって、計画通りに進めばカテゴリー5の
老人・子供に摂取する時点では充分足りる手筈になっています。

>現段階では、ワクチンの量が足りているかどうかが問題なのではなく、たとえ必要なすべての人にワクチンが行き渡るほどあっても、どの人から優先的に(すなわち時間的に早く)接種するか、という話なのでは?

既に計画通り進んでいるのに、なぜいまさら議論する必要があるんでしょうか。

2.基礎疾患の優先対象

>だからこそカテゴリーわけで接種の順番を決めているのでしょうし、現実的に基礎疾患のある人(子供も老人も含めて)は健康な老人、健康な子供よりも先に順番が来てしまって、実際に接種されてしまいます。

全ての基礎疾患を優先して摂取される訳じゃないですよ。
基礎疾患のうち、
慢性呼吸器疾患、慢性心疾患、慢性腎疾患、慢性肝疾患、神経疾患・神経筋疾患、
血液疾患、糖尿病、疾患や治療に伴う免疫抑制状態、小児科領域の慢性疾患
がワクチン接種対象になっています。
しかし、これらの対象者でも制限があります。
たとえば、慢性心疾患は?度は対象外です。?度とは、
「心疾患はあるが身体活動に制限はない。」
「または、日常的な身体活動では著しい疲労、動悸、呼吸困難あるいは狭心痛を生じない。」
です。
慢性腎疾患では、透析を行なっているか相当症状が進む(検査数値で決めるケースもある)
かしていないと対象から外れます。

しかも、自分が基礎疾患の優先対象になるかは本人では判りません。
厚労省は、かかりつけの医者に聞け。と指示しています。
疑問なのは、厚労省の言っている事を本人はどうやって知るんでしょうか。
厚労省の通達が全ての人に伝わっていると言う保障はあるでしょうか。
それに、基礎疾患の優先対象になると推定される人全てが、かかりつけの医者に聞けるんでしょうか。
そもそも、本人が基礎疾患の優先対象なるだろうかと思うかも疑問です。

3.健康者の定義と今後の死亡者

>つまり、残っているのはすべて基礎疾患を持って「いない」子供と老人ばかりで、その中で考えれば子供のほうが圧倒的に死亡率が高い。そうなると、子供を優先せよ、という話になるのは当然だと思うのですが。

以前の投稿に触れますが、

>つまり、元々が健康な児童と健康な老人とで比較すると、健康な児童のほうがおそらく死亡率は相当高くなるだろうから、老人にせよ児童にせよ基礎疾患を持っている人はすでにカテゴリ2で接種済みだとすると、残った人のうちでは健康な児童を健康な老人よりも接種優先度を上げてもよいのではないだろうか、ということでした。

今の状態で、基礎疾患の優先対象者の接種が終わった時点で、残りは健康者だけになる
保障がありますか。
それに、健康者の定義はなんでしょう。
今までの老人の死亡者は全て基礎疾患を持っていました。
しかし、今後も基礎疾患を持っていない老人が死なないと言う保障は無いですよ。
まだ、感染・発症・死亡数が少ないから、未だ、死亡の医学的・病理学的機序がはっきり
していないケースが多いです。

それとも、基礎疾患を持っていない者は発症しても死なない、と言う保障はありますか。



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Re:前提が間違っている
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月22日(日)05時18分56秒
編集済


>既に計画通り進んでいるのに、なぜいまさら議論する必要があるんでしょうか。

いや、私も議論する必要はあまりないように思っています。
ただ、いつぞやe10goさんと踏切の件でやはり延々と議論をした時と似たような議論のかみあわなさを感じています。
私と議論がかみ合わないとなるど、どんどんと細かな話をあげてこられるのですが、それが私の論点とどんどんとずれて来るように感じるのです。
厚生労働省が死亡率の計算で用いている基礎疾患と、予防接種のカテゴリー分けの判断基準としている基礎疾患とが一致していれば、そしてこれまでの統計が信用できるものであるならば、基礎疾患の中身が実際にどういうものか、ここでは関係ないように思われます。
つまり、ここだけを取り上げるのであれば、純粋に数学的な問題であって、医学的見地は入り込む余地はありません。

ただし、
>疑問なのは、厚労省の言っている事を本人はどうやって知るんでしょうか。
>厚労省の通達が全ての人に伝わっていると言う保障はあるでしょうか。
このあたりには同意します。
ただ、それを言ったらそもそもが任意接種なのですから、すべての老人や子供だって、受けようと思う人はとりあえず病院に行くでしょうし、それは基礎疾患を持っているかどうかわからない人だって、受けようと思う人は病院にいって自分のカテゴリーを知ることができるわけです。

>それとも、基礎疾患を持っていない者は発症しても死なない、と言う保障はありますか。
そんなことを言い出したら、これまでの議論が全く無意味のものになってしまいます。
誰だって死亡に至る危険性は皆無ではないのですから、接種に優先度をつけても意味が無い、ということをおっしゃりたいのでしょうか?
より死亡する可能性の高い人により迅速に接種を、という話ではないのですか?

他の方がこの二人の議論を傍らで見ていてどのように感じれおられるかは興味のあるところです。



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だから、議論の前提が間違っている
投稿者:e10go 投稿日:2009年11月22日(日)19時11分45秒


厚生労働省が死亡率の計算で用いている基礎疾患と、予防接種のカテゴリー分けの判断基準としている基礎疾患とが一致していれば、そしてこれまでの統計が信用できるものであるならば、基礎疾患の中身が実際にどういうものか、ここでは関係ないように思われます。
>つまり、ここだけを取り上げるのであれば、純粋に数学的な問題であって、医学的見地は入り込む余地はありません。

なかださんは、『「基礎疾患のある人」に接種すればあとは「健康な人」だけが残るから、「健康な人」を対象に論じるべきでは、』と言われましたよね。
私は、『厚労省の言う通りにやると、なかださんの言う通りになるのか』と聞いたんですが、なぜそれが「ここでは関係ないように思われます。」、「医学的見地は入り込む余地はありません。」と言う答えになるんでしょうか。

再度、なかださんに聞きますが、
厚労省の優先する「基礎疾患のある人」を除くと「健康な人」だけが残るんですか。
「健康な人」の定義はなんですか。
付け加えて聞きますが、
「健康な人」の割合は分かっていますか。
「健康な人」だけを対象にした新型インフルエンザのデーターがありますか。

>ただ、それを言ったらそもそもが任意接種なのですから、すべての老人や子供だって、受けようと思う人はとりあえず病院に行くでしょうし、それは基礎疾患を持っているかどうかわからない人だって、受けようと思う人は病院にいって自分のカテゴリーを知ることができるわけです。

つまり、優先する基礎疾患の抜けを防ぐには国民全員が病院に行かなければならない、と言う事になりますが、国民全員が病院に行くと思いますか。

>>それとも、基礎疾患を持っていない者は発症しても死なない、と言う保障はありますか。
>そんなことを言い出したら、これまでの議論が全く無意味のものになってしまいます。
>誰だって死亡に至る危険性は皆無ではないのですから、接種に優先度をつけても意味が無い、ということをおっしゃりたいのでしょうか?
>より死亡する可能性の高い人により迅速に接種を、という話ではないのですか?

判っていない事を基に議論しても無意味かもしれません。でも、判っている事を基に議論するのが全く無意味、と言えますか。

未成年者と老人が「死亡する可能性の高い人」である事は分かっています。だから、優先するんでしょう。
現時点の新型での年齢による基礎疾患あり・なしの死亡数は解っています。
基礎疾患のある人が亡くなっているのは事実です。同時に、基礎疾患がなくても亡くなっている事実もあります。
しかし、新型の場合はデーター数が少なく、今後どうなるか確度の高い推測はできません。
病原性も、新型と従来でどの程度の違いがあるかもはっきりしていません。
新型では偶々基礎疾患のない老人の死亡例はありませんが、今後、死者が出る可能性は考えられます。過去のインフルエンザでは例があります。
インフルエンザによる死亡数は、毎年200〜2000人出ています。
それに対して、新型は1万人単位で推測されていますが、まだ48人の発生です。

この状況で、新型での年齢による基礎疾患なしの死亡確率が今後どう変わるか推測するのは無理があります。
それともなかださんは、今後の新型での年齢による基礎疾患なしの死亡確率がこのままの数字で推移する、または数字が解る、と言われるんでしょうか。

分からない事が多い状況で議論するなら、確実に分かっている事を基に議論するべきでしょう。



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基礎疾患と任意接種
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月23日(月)09時58分23秒
編集済


>「健康な人」の定義はなんですか。

厚生労働省の「基礎疾患のある人」の定義で認定され、予防接種を受けた人」以外の人です。
まず、ここでいう基礎疾患とは相当重篤な疾患であり、対象者のほとんどは自主的に予防接種を受ける意思があるかどうかは別として、対象となりうる基礎疾患を持っているという自覚はあるはずです。これが「仮定1」。
そういう基礎疾患があるにもかかわらずカテゴリー2として予防接種を受けなかった人は、すべての老人や子供を対象に接種を行ったとしても、自主的に予防接種を受けることはまずないと推定されます。これが「仮定2」。
もちろん接種義務があるなら別ですが、あくまで任意接種である点が重要です。
上記2つの仮定には無理があるというのであれば、論理的に反論していただきたいと思いますが、いかがでしょうか?

>優先する基礎疾患の抜けを防ぐには国民全員が病院に行かなければならない、と言う事になりますが、国民全員が病院に行くと思いますか。

またそういうことをおっしゃる。
上記の私の仮定をご覧下さい。国民全員が病院に行くはずも無いということが前提になっております。



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何度も言うけど、議論の前提が間違っている
投稿者:e10go 投稿日:2009年11月24日(火)00時09分3秒


>基礎疾患を持っているという自覚はあるはずです。これが「仮定1」。

全ての人に自覚がある、と証明できますか。

>そういう基礎疾患があるにもかかわらずカテゴリー2として予防接種を受けなかった人は、すべての老人や子供を対象に接種を行ったとしても、自主的に予防接種を受けることはまずないと推定されます。これが「仮定2」。
>もちろん接種義務があるなら別ですが、あくまで任意接種である点が重要です。

カテゴリー2に該当する基礎疾患があるにもかかわらず予防接種を受けなかった人は、健康ですか。
その人は、インフルエンザを発症しても死なない保障はありますか。
基礎疾患があるのにその人を「健康な人」と言うのは、なかださんと一般の人で定義が異なるでしょうね。
まあ、それは置いといて、自ら受けなくても他の人が集団で接種すればその人の感染防止効果を期待できるのをご存じないでしょう。
感染防止の理由は後で説明します。

できれば、これにも答えてほしいですが、まあ無理でしょうね。

>「健康な人」の割合は分かっていますか。
>「健康な人」だけを対象にした新型インフルエンザのデーターがありますか。

でも、「健康な人」を対象に論じるなら上の内容は判っている必要がありますよ。

では、こういうのはどうなんですか。
9月9日に大阪の45歳の男性が亡くなった例ですが、死因は虚血性心疾患です。
しかし、虚血性心疾患は基礎疾患の優先対象なのに厚労省は基礎疾患なしに分類しています。
恐らく、生前に病院に掛かっていないため基礎疾患なしに分類したと推測できます。
もしくは、元々問題なかった心臓が発症後に急激に悪くなったのかもしれません。こういう事はインフルエンザではよくある例です。

この例から言えることは、インフルエンザで死亡する可能性のある持病を持っていながら、本人が気付いていない可能性があるという事です。
仮に健康で持病がなくても、インフルエンザ発症による急激な心疾患で亡くなる事は充分考えられます。
過去、インフルエンザでの死亡原因に心疾患が3〜5割をしめていた可能性が高いと指摘されています。
実際に過去のインフルエンザでは、年齢を問わず持病がなく心疾患で亡くなっている人は多いです。
それに対して、新型インフルエンザでは心疾患による死亡例は少ないです。
しかし、過去のインフルエンザ数十万例に対し新型インフルエンザではまだ48例です。

これでも、なかださんは『「健康な人」だけを対象にした新型インフルエンザのデーター』で論じるべきと言われますか。



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インフルエンザワクチン接種を受ける理由
投稿者:e10go 投稿日:2009年11月24日(火)00時23分14秒


恐らく、皆さんはワクチン接種を受ける理由は、インフルエンザを発症しない様にするためと思われるでしょう。
それは概ね合っています。

でも、厳密にはワクチン接種を受けても、インフルエンザを発症することがあります。
では、何のためにワクチン接種を受けるのか。それには、ワクチン接種による効果を知る必要があります。

ワクチン接種による効果は、主に4つあります。
1.インフルエンザの発症を防ぐ。
2.インフルエンザを発症しても、症状を軽くする。重症化を防ぐ。
3.インフルエンザ発症者の死亡を防ぐ。
4.インフルエンザの感染拡大を防ぐ。

一つずつ説明します。
1.発症防止効果*80%、感染しても発症させない効果。
ワクチン接種をしないで発症する人を100人とすると、その人達がワクチン接種をすれば、80人の発症を防ぐ事ができます。
2.重症化防止効果*50%、入院する人を減らす効果。
ワクチン接種をしないで発症し、重症化(入院)する人を100人とすると、その人達がワクチン接種をすれば、50人の重症化を防ぐ事ができます。
3.死亡防止効果*80%、感染しても死亡させない効果。
ワクチン接種をしないで発症し、死亡する人を100人とすると、その人達がワクチン接種をすれば、80人の死亡を防ぐ事ができます。
*効果の数値は、ここから引用。
以上は、特に説明しなくても分かるでしょう。

4.感染拡大防止効果。
感染拡大防止とは、「1.発症防止効果」によりウイルスがバラ撒かれるのを防ぐ事で、感染拡大の防止を期待する事です。
特に、ワクチン接種できない(しない)人への感染を防ぐ効果もあります。交差感染防止とも言います。
もちろん、ワクチン接種した人への感染を防ぐ効果もあります。
この効果の数値は分かりません。効果の数値は分かりませんが、この効果がある、と言う論文は(ここで示せませんが)あります。
なお、医療機関へ渡されるワクチンの説明書には、この効果が記載されています。
今回のワクチン接種優先対象に重症化・死亡リスクの高い乳児(0歳児)が含まれていませんが、これはワクチン接種によるリスクが分からないためです。(従来から6ヶ月未満の乳児はワクチン接種を行っていません)
しかし、乳児は重症化・死亡リスクが高い事が分かっていますから、乳児への感染を防ぐ必要があります。
そこで、交差感染防止を目的に「カテゴリー4:1歳未満の小児の両親」が優先接種対象になっています。

これを今議論になっている「カテゴリー5」の「高齢者」に当てはめれば、ワクチン接種が必要と言う事が分かる筈です。
ワクチン接種を拒否する人の話が出ていますが、そもそもワクチン接種を受けられない人もいます。
>明らかな発熱*を呈している者*:通常は、37.5℃を超える場合をいいます。
重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
>当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシーショックを呈したことが明らかな者
>その他、予防接種を行うことが不適当な状態にある者

老人会・老人のゲートボール大会・老人ホームといった老人集団や老人だけが集まる機会に、リスクの高い老人(基礎疾患が有ってもワクチン接種を受けられない人や、元々免疫能力が落ちている)が居れば、そこにインフルエンザ発症者が居ればどうなるか分かるでしょう。
健康な老人がワクチン接種を受けていなければ、高リスクの老人を危険にさらす事になります。



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議論の前提に立ちかえる
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月24日(火)06時17分30秒


すみません、e10goさんのご質問、もっともなのですが、すべてに順序良く答えているとどんどん基本的な問題から離れていってしまうので、最初の投稿に戻って私の考えを整理します。

管理人さん:
>死亡率が老幼逆転しているので、妥当じゃないですか?
e10goさん:
>季節型ではそうかもしれないけど、新型ではそうならない。

この、最初の管理人氏の「死亡率が老幼逆転しているので、妥当じゃないですか?」という意味は、「季節性インフルエンザでは老人の死亡率が高いが、新型は若年層の死亡率が高い」と私はとりましたが、まず、ここでe10goさんも私と同様の意味にとったと思ってよろしいでしょうか?
ここがすべての議論の発端になっていますので、確認しておきたいと思います。

そして、そこから、私は、常に最初の管理人氏の「死亡率」という言葉をよりどころに、ワクチン接種について、もっぱら死亡率のみに観点を絞って論じています。すなわち、e10goさんがあげたワクチン接種の4つの効果のうち、3つまでは最初から考えておりません。

一方において、e10goさんの最初の投稿には、
>年齢層で死亡率および新型インフルエンザの発症率の高さを考慮すれば
ということで、「発症率」も考慮されていることがわかります。
つまり、「4つの効果」を最初から複合的にとらえていらっしゃることが(今にして思えば)わかります。

私は、この最初の投稿の「発症率」という言葉を読み落としており、深く考えずに議論していたようです。

これでは、「前提が違う」とおっしゃるのはごもっともであり、私も無駄な議論をしたなあと思っているところです。
さらに、その後の投稿で、e10goさんは再度前提を確認なさっており、そこで、
>ここでの話は、児童と老人の亡くなりやすさとどちらに予防接種をするべきか、と言う話です。
ということで、「亡くなりやすさとどちらに予防接種をするべきか」という表現を使っておられ、これはちょっと微妙ではありますが、「「亡くなりやすさ」という問題と、さらにより一般的な問題として「どちらに予防接種をするべきか」」というふうに解釈すると、ここでも決して死亡率だけを問題にしているのではない、とご主張されているようにも思います。

というわけで、死亡率のみを議論の前提としていた私と、より一般的に考えておられたらしいe10goさんとでは、「前提が間違っている」とおっしゃられるのもごもっともなような気がしてきました。

e10goさん、「前提が間違っている」というのは、このような整理でよろしかったでしょうか?



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追いつけない管理人
投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年11月24日(火)19時19分2秒


1泊2日で房総半島に行ったりしたので、ROM状態が続いた管理人です。

予防接種のメリットとしては、e10go様が書かれている通り、
1.インフルエンザの発症を防ぐ。
2.インフルエンザを発症しても、症状を軽くする。重症化を防ぐ。
3.インフルエンザ発症者の死亡を防ぐ。
4.インフルエンザの感染拡大を防ぐ。
というメリットがあり、他方デメリットとして
5.副作用被害が生じる
があるわけです。

で、1.2.3.のメリットが接種者に帰属するのに対し、
4.のメリットは社会全体に帰属する。
一方5.のデメリットは接種者に帰属する。

季節型インフルについては、当方の認識では、
「若年層・・・1.2.3.のメリットをあまり享受していない。
       5.のデメリットを蒙ってしまう」
ということで「収支マイナス」なのに対し
「老人層・・・4.のメリットを享受する。」
(自ら接種する場合は1.2.3.のメリット&5.のデメリットも同時に背負うが、
 自ら接種しない場合にも4.のメリットを享受することができる)
ということで「収支プラス」
ということで「世代間不均衡が生じている」という問題提起だった次第。

で、新型については、当方の意識では
「若年層・・・1.2.3.4.のメリットを享受でき、
 5.のデメリットはあるものの、総じてプラス」
ということで、世代間差別がないので、妥当じゃないか、と考えています。



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1975年1月通信
投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年11月24日(火)21時04分35秒


不景気の頃に学べば、何かヒントがあるんじゃないかと思って、
1975年1月の朝日新聞縮刷版を都立中央図書館で閲覧した。

結論から言えば、商売のヒントはなかなかなかったが、
「今の世の中と同じような話」が結構あって、苦笑した。

【今と似た様な話】
★「日航原油価格上昇により赤字」
 ナショナルフラッグだった時代から、既に放漫経営のタネはあったということでしょう。
 「IAEA未加盟の航空会社によるダンピング」も問題に。
★ついでに「カーフェリー、原油高で赤字」というニュースもありました。
 もっとも現在の赤字は「1,000円高速による赤字」ですが。
★「美濃部都政による国を上回る公害規制は(上乗せ規制)は、憲法違反じゃないか?」
 今の石原都政のCO2規制も、似たような話。
 もっとも、美濃部氏と石原氏では靖国右翼度が180度違うが。
★「産直がブームになっている」
 今も「農業改善案」として産直が「救世主」のようにもてはやされていますが、
 既に34年前からあったわけで。
 結局、産直は34年間、農業を救えなかったわけです。
 なお、これに関連して、
 「23区が農家から農地を借りて市民に貸す都市菜園事業について、
  農水省が『農地法違反』であると警告した、区が困惑している」という記事もありました。
★「自然食品偽装」も問題化していました。
 食品偽装は、時代を問わず起こっているということ。
★「学力低下
 「ゆとり教育のせいで学力が低下した」とする識者もいますが、何のことはない、
 「受験地獄」が社会問題になっていた当時だって、大学の先生は
 「最近の若者の学力はなってない」と嘆いていたわけです。
★「自動車排ガス規制が政治問題に」
 いわゆる「無鉛ガソリン化」ですが、三木首相の政治課題になっています。
 これは「CO2が政治問題化」している現代と一緒か。
 因みに規制の影響で排ガス取締り機が不足したらしい。
★「百貨店が、問屋から店員を派遣してもらって使っていることが問題視。」
 これは「ヤマダ電機が家電メーカーに店員を派遣してもらって問題」という現代と変わらん。
農水省は「10年後の食糧自給率を、75%にする」と目標設定していました。
 その頃から自給率の低下を農水省は問題視し始めましたが、
 結局34年間、数値は悪化する一方だったということ。
★「石油からたんぱく質を合成して食糧に」という研究がなされましたが、
 安全性を問う声が噴き上がりました。
 そのため「石油タンパクを含む微生物タンパク(SCP)」という風に
 体裁を変えて研究されたりしていましたが。
 今の「遺伝子組換反対運動」と同じです。
★「太陽熱」研究が始まりました。
 今は「太陽光発電」ですが。

【当時の世相】
三菱化学水島のタンク事故、マラッカのタンカー事故で、
 世間が石油事故に敏感になっていた。
 因みにタンカーの喫水はタンカー会社の企業秘密だったらしい。
★三種混合ワクチンが問題に
独禁法改正、商社規制が政治問題に
★火事のニュースが多かった。実際に火災件数は多かったのだろうか?
★「サターンロケットの一部が大気圏内に落下する」とのことで、
 世界各地がハラハラした。
★「鉄のカーテン」の向こう側では、ブレジネフ書記長の
 健康状態について様々な憶測が飛び交っていた。
★東京都が物価対策として、魚を安値で仕入れ、
 市況高騰時に放出する(ことにより値段を抑える)事業を始めたが、
 見事に失敗したらしい。
★韓国東亜日報が、言論弾圧の一貫として「企業からの広告解約」攻撃にさらされ、
 朝日新聞が支援を呼びかけていた。

【当時の小ネタ】
★看護婦の採用に年齢制限があって、「おかしいと思いませんか?」と
 読者からの投稿があった。
★大した話ではないが、「シャチハタを印鑑登録として認めない」という決定をしたそうだ。
 シャチハタが出回りだした頃、ということか。
★身障者に無料でタクシーを使わせている善意の運転手について、
 法的にお咎めなし、という記事もあった。
 これは余談だが、タクシーの記事が今と比べて多い気がする。利用率が高かったのか?
★松下のテレビが、アメリカで「放射能漏れ」を起こした、という記事があるが、
 あまりにもオカシイ。正しくは「電磁波漏れ」じゃないのか?
★「38度線にトキがいる?」
自主流通米の売れ行きがさっぱりだった。
★高齢者に職業訓練校で園芸技術を指導して、不足している園芸技術者を賄おう、という
 構想があったらしい。
★求人広告欄に「週休2日です!」を売りにする広告が多かった。
 週休2日制が定着しかけている過渡期、と思われます。

【新商品、ユニークな商品、新技術】
★公害防止産業が急成長
★「ガソリン自販機」なるものが登場したのですが、安全性の問題ですぐに禁止になりました。
 (100円玉を入れると、ガソリン入りのポリバケツが出る、というシロモノ)
★「ローン付き車検」が登場しました。今でもあるのでしょうか?
★「防腐剤なしの豆腐(AF2)」をヤクルトや森永が開発したが、
  中小豆腐業者が「豆腐がスーパーで売られる事態になる。法規制すべき」と猛反発しました。
  現在スーパーで当たり前のように豆腐が売られていることから考えると、
  中小豆腐業者の反発が受け入れられなかったということか。
ソ連で圧縮空気を使った地下鉄構想があったらしい。
★街で見かける「●●まで●m」という行き先案内板。
 これに建物のイラストを描き始めたのがこの頃らしい。
★立体テレビドラマの研究が始まったらしい。
★工業技術院(産総研の前身)で「自動ゴミ分別器」を開発したとか。
★「海水からのウラン採取の実験を始めた」。

【建築・不動産】
三井不動産が2×4事業を開始して「三井ホーム」を立ち上げたのがこのころ。
 一方、建築学会は「2×4は日本の風土に合わない」と警告を出したりしていた。
★一方、プレハブや在来のハウスメーカーは、低価格商品を投入し始めています。
★「老人マンション」が出だしたのも、このころ。
★当時の不動産新聞広告は、今と比べると、文字数が多く「説明的」な印象を受けます。
★「川建メタルビル」という、鉄で出来た建築物の宣伝がありました。
 95年当時にも商品化された「スチールハウス」の一種?
★昔は百貨店が不動産を売っていたようです。(松屋銀座とか)
 まさに「百貨」だった。
ブリジストンは、社宅をそのまま社員に「分譲」したそうです。
★当時は「日本不動産銀行」という特殊な銀行があったそうだ。
★老朽化した公営住宅について、原則は賃貸なんですが、
 「建替えの場合には分譲も認めた」そうです。

【国土開発】
★越境してのゴミ捨てが問題に。
 まあ、今でもよくある話ですが。
★当時の葛飾区で、下水普及率はわずか1%だったそうです。
 今では考えられない。
練馬区は他の区より社会インフラが貧弱で、政治問題化していた。
 「練馬だって都内だぞ」というキャッチコピーで、格差是正運動が起こったとか。
★中央道は三鷹料金所建設を巡って紛争に。
★いよいよ成田問題が本格化
★3月の新幹線博多開業が話題に。国鉄の赤字はまだ問題になっていなかった。
志布志湾埋め立て構想なんてのがあったらしい。
★石油タンクを山間に立地させる構想を金丸氏が打ち上げたらしい。
 (水島コンビナート事故対策として)
★思いっきりローカルですが、池袋駅西口から要町・千川へ抜ける大通り
 (放射36号)に対して、結構反対運動があったそうだ。
★長崎軍艦島について、閉山後の利用方法として
 「家畜団地」とか「食糧備蓄基地」という構想があったらしい。

【今とは違う・・・】
★とにかく「インフレ対策」。
 インフレによる預金目減りが政治問題化した。
 「労組側に賃上げ抑制を依頼する手前、企業は配当や交際費を抑制しろ」と
 政府が各企業にお願いしていました。
★「地球は氷河期に入る」と心配されていた。今とは真逆。
★「セブンスター」が品切れを起こすほど人気。
 嫌煙運動なんてなかった当時らしい。
★「電卓が高級おもちゃとして人気」
 小学生がお年玉を使って買っていたそうですが、今ではそろばんの方が高い。
 因みに当時は「電子ソロバン」と呼ばれていて、コクヨも製品を出していたりした。
★行政無線(防災無線)で迷子放送を行っていたらしい。
 今なら、個人情報保護云々で、こんな放送をするなんて考えづらいですが。
★第二次ベビーブーマー対策が急務となり、
 「教室が不足するので、プレハブ教室を貸す」というビジネスが登場しました。
 今の保育所不足に応用できるかもしれません。
★また、公立小中学校を借地上にやむなく作る、というケースがあったらしく、
 地代を巡って地主と区がもめたらしい。

【紛争】
★まだ「普通の企業」でも、労組同士の内ゲバは珍しくなかったようです。
★大学では「学費値上げ」が紛争になり、立教大学は入試中止に。
★総評が「労農共闘」を呼びかけていました。
★教組が国体のマスゲーム開催に反対運動を展開していた。
★文部省が、過疎地の小学校の統合を
 「当初は積極的に進めていた」が、「急ブレーキをかけた」とのこと。
 その理由は「小学校の統合は過疎地の疲弊を招き、自民党の支持基盤に影響するから?」
 と朝日の憶測記事にはあった。



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速報
投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年11月24日(火)21時38分22秒


穴吹がお逝きになられた・・・



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Re:追いつけない……
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月24日(火)22時31分29秒


管理人様:
>1泊2日で房総半島に行ったりしたので、ROM状態が続いた

それを言ったら、私などこの3連休は東京ディズニーランドに家族を連れて行ったり、さらに1泊2日で岡山まで遠征してたりしたのですが(笑)。
しかも、いずれの地にもパソコンなんて持って行ってないしね。

それはともかく、管理人氏のおっしゃりたいことはだいたいわかったつもりですが、それだと最初の「死亡率が老幼逆転しているので、妥当じゃないですか?」とはずれていますね。
そして上記の回答がcornucopiaさんの疑問の答えになっていないのも同様。



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あら捜し
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月24日(火)22時38分0秒


>IAEA未加盟の航空会社によるダンピング

はて、IAEAって航空会社で加盟しているところがあるんですか、それは知らなかったなあ……   IATAですよね。



                                                                                                                                                              • -

わりしん
投稿者:あじあ号 投稿日:2009年11月25日(水)00時45分57秒


>当時は「日本不動産銀行」という特殊な銀行があったそうだ。
後の日債銀だよ。今の若い人はもう知らないかも。その前身は朝鮮銀行



                                                                                                                                                              • -

銀行の栄枯盛衰
投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年11月25日(水)01時50分19秒


> >当時は「日本不動産銀行」という特殊な銀行があったそうだ。
> 後の日債銀だよ。今の若い人はもう知らないかも。

知らないよね。
若い人だけじゃないだろ。
長信銀3行とはどこか、という雑学的クイズに対して、どれだけの人が答えられるか。
こないだ、いい年のおっさんが『りそな銀行』の成り立ちを知らないのを目の当たりにしたのと同じだ。
ワリフドーとかリツキフドーとかを売ってた。
ワリフドーのCMは少し話題になったものだ。

その後、日本債券信用銀行に改称したのだが、
信用銀行などと言っても、田舎じゃ信用金庫との区別がつかない
と先輩格の日本長期信用銀行関係者が評していたのが報じられていた。

> その前身は朝鮮銀行

日本不動産銀行の存在自体を知らない人に向けてそこまで説くのは遡り過ぎ。
旧・朝鮮銀行の日本国内残余財産を活用し、旧・朝鮮銀行関係者の働きかけが奏功して発足したのだった。



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朝日新聞の科学記事はわりと信用できる
投稿者:くろだ 投稿日:2009年11月25日(水)17時03分51秒


> ★松下のテレビが、アメリカで「放射能漏れ」を起こした、という
> 記事があるが、あまりにもオカシイ。

ブラウン管は電子をぶつけて発光させている関係で放射線(X線)を発します。
もっとも、通常はエネルギーが弱く管壁で減衰するため問題になりません。

問題は、「放射能」と「放射線」を間違ったのは誰かということです。
私は新聞の現物読めてませんが、果たして。



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むかし
投稿者:まる 投稿日:2009年11月25日(水)17時37分10秒


新聞記事は放射能放射線をごっちゃにして記事にしていましたので、
たぶん朝日の記事が間違っているのだと思います。

放射能放射線を出す能力が本来の意味
例文 ラドン放射能をもつ

放射性物質放射能を持つ物質のこと

だから、放射性物質が漏れたときに放射能漏れと表現するのも
文法的にはおかしくて、放射性物質漏れというべきである。
しかし、マスコミは放射能放射性物質と解して報道している。

これは仕方がないのか。



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Re:議論の前提に立ちかえる
投稿者:e10go 投稿日:2009年11月25日(水)20時27分25秒


>すべてに順序良く答えているとどんどん基本的な問題から離れていってしまうので、

これは私にも答えられない(意地悪な)質問をしたなあと思っています。すみませんでした。

>この、最初の管理人氏の「死亡率が老幼逆転しているので、妥当じゃないですか?」という意味は、「季節性インフルエンザでは老人の死亡率が高いが、新型は若年層の死亡率が高い」と私はとりましたが、まず、ここでe10goさんも私と同様の意味にとったと思ってよろしいでしょうか?

少し、違います。
「新型は死亡率が若年層も老人も同程度」です。年齢人口1千万人当り死亡者数が0〜9歳は8人、80歳以上で7人です。

ただ私はずっと勘違いしていて、管理人さんは老人でなく幼児に接種するべきと、主張を逆に捉えていました。
それは今回の議論では問題ないと思います(私は未成年者も老人も同程度に接種が必要と思っています)が、なかださんの言っている事を間違って解釈したかもしれません。

>>年齢層で死亡率および新型インフルエンザの発症率の高さを考慮すれば
>ということで、「発症率」も考慮されていることがわかります。

「発症率」を持ち出したのは、それを議論するつもりではなかったんですが、「発症率」が「死亡率」に関係するだろうと漠然と感じていたので書きました。
最も、より突っ込んだ議論には「発症率」も必要でしょうが、今回の議論には「死亡率」だけで良かったかもしれません。

>e10goさん、「前提が間違っている」というのは、このような整理でよろしかったでしょうか?

はい、その内容でいいと思います。
ですが、一つ付け加えさせてください。
基礎疾患の話を長々としましたが、厚労省の基礎疾患の対策には少し違和感を持っています。
管理人さんも触れていますが、予防接種は副作用の問題があり、新型でも接種後に亡くなる例(21例)が出ています。
全てが予防接種に原因があるとは思いませんが、数例は接種の関連を疑われています。
しかも、亡くなった方は全て基礎疾患のある人となっています。記憶に頼っているので一部違うかもしれません。
元々季節型では、今回対象の基礎疾患の場合は相当例が不適当とされると記憶しています。
ですから、今後、基礎疾患の優先者でも予防接種禁避(受けられない)の処置が取られるかもしれません。
そうなると、感染防止効果の観点からも基礎疾患にこだわらず接種を進めた方が良いと思います。



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(無題)
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月26日(木)08時17分8秒


e10goさま>
ようやく共通の理解ができたようで、ほっとしています。
私も接種の副作用はかなり問題だと感じています。特に、インフルエンザそれ自体の死亡率が日本では非常に低いだけにね。

さて、日本ではそろそろ全人口の1割が罹患するかというほどの流行になっています。
子供の通っている学校も、各学級が交代で学級閉鎖している状態で、色々な行事がぼろぼろです。
それにしても、日本はあいかわらず死亡率が非常に低い状態で推移してますね。
現在罹患者が900百万人程度だそうなので、死亡率0.1%だとしても9000人にもなるはず。
そりゃあ「他の原因で死んだ」とカウントされた人もそれなりな数はいるのでしょうが、それにしても見事に死者が少ない。

あじあ号氏がかつて書いていたように、「死者がばたばたとでて大変なことになる」のような事を言っていた人たち(管理人氏を含め)の現段階の意見を改めてきいてみたいものです、しつこいようですがね。



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手洗い後の手の乾燥機
投稿者:まる 投稿日:2009年11月27日(金)02時31分50秒


トイレなどに設置してある、手を洗った後に使う手の送風乾燥機。
ジェットタオルとか、手指乾燥機とかいう、手を突っ込むと温風が出て乾燥するやつ。

あれの正しい使い方がいくら試してみてもわからないのです。
普通に手を洗って、あれに手を突っ込んで、説明書き通りに使ってみても、
水滴がたれない程度にまでは、手の水を切ることができることができるのだが、
完全に手を乾燥させるにはどうすればよいのか・・・。

完全に手を乾燥させようと、突っ込んだままにしておいたら、時間制限があるらしく、
完全に乾燥しないまま止まってしまったこともあるし、ずっと突っ込んでいたら、
温風が出ているにもかかわらず、水の気化熱のため、手が冷えすぎて、耐えられなくなり
途中で止めざるを得なくなったこともある。

あれは、どう使えば、手を問題なく、乾燥させることができるのでしょうか。
周囲に聞いてみたが、完全に手を乾燥させるのに成功した人は皆無でした。

ある意味、欠陥商品のような気がするのは私だけか。



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日経と日経産業
投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年11月27日(金)21時09分14秒


ロボットビジネス推進協議会の部会でのWG報告の件だが、
日経産業新聞に掲載された記事では、
『6つのWGがロボットを運用する場合に障壁となる法律や制度の課題を洗い出すなどこれまでの活動を報告したほか、……』とおとなしめに書いてあるだけだ。
(11月10日付 p.13)
人とロボットが同乗できない建築基準法の規制うんぬんなど全く書いていない。
別々の記者が書いたのか?
同じ記者が別々に書き分けたのか?



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怒涛の20連投
投稿者:スルッとKANTO 投稿日:2009年11月27日(金)21時34分18秒


1.ワイガヤ職場が減った

  NECのお偉いさんが、「今の職場はメール化が進んで、
  昔みたいに「電話で相手とやりあったり」という猥雑さ、ワイワイガヤガヤが減った。
  一見スマートに見えるが、
  「後輩が先輩の電話をヨコで聞いて、仕事の仕方を覚える」というような
  「仕事を盗む場を提供する」機会を失わせた、と嘆いていた。
  (ネタ元日経)

2.建築生協

  自分が言うのもなんなんだが、家を建てたい人が
  「安く建てたい」「納得したものを建てたい」のであれば、
  「建てたい人が主体で参加して、作れるような組織」を
  作ればいいのではないか?

  もっと言えば「生協の建築版」があればいい。
  建築生協にしてもいいし、もはや生保にしか認められてない
  相互会社組織を使ってもいい。

3.西友で買った商品を見ると、「合同会社西友」と書いてあった。
  いつのまに「合同会社」に変わったのか?

  ウォルマート100%子会社だから、組織変更も自由自在なんだろうが、
  エクソンモービルの日本法人が「有限会社」なのと同じ理屈か?

4.子供が見ている「ぜんまいざむらい」(ETV朝7:15〜7:25)だが、
  数ヶ月前に見た内容を、そのまま流していた。

  「ほとぼりが冷めた頃に、前の話を再放送」しているのか?

  サザエさん辺りも、再放送してもバレなさそうだ。

5.毎日新聞共同通信入りしたが、一部のマスコミ筋によれば、
  「共同通信は、本来地方紙が東京の政治経済ネタ(及び海外ネタ)を掴むための組織なので、
  在京記者陣は厚いが、地方の記者網は手薄(毎日新聞より少ない)」とのことである。

  要は、大分合同新聞は、東京の情報は必要だが、青森の情報は殆どイラネ、という訳。

  なので、共同通信入りしても、期待するほど「地方の支局網・通信所網のリストラは図れない」
  との見方もある。

6.その毎日新聞が、執拗なまでに「遺伝子組換えは不安だ不安だ」とまくしたてるので、
  「知恵袋」に「遺伝子組換え植物が光合成して産まれた酸素は、有害ではないですか?」という
   科学リテラシーゼロな質問をする素人を惹起してしまった。

  いい加減、この科学リテラシーゼロな新聞社、なんとかならんか?

  もっとも、
  「オバマ天皇陛下に頭を下げた。マッカーサーの呪縛が融けた」と喜んだり、
  「電車内での飲食はダメダメ」とマナーの強要をしたり、
  「大正時代の外国人土地法を復活せよ」とアジったり、
  「単なる一般人の淫行条例違反を実名報道したり」、
  「性被害に遭いやすい女性のミニスカを規制しろ」とアナクロなことを言ったり、
  「3歳になってもベビーカー使用しているのは嘆かわしい、
   オムツ卒業が遅いのは嘆かわしい」と母親陣を敵に回す発言している
  「産経新聞下野なう」に比べれば、なんぼかマシか。

7.産経の盟友、自民党だが、ついに田母神に参院出馬要請して蹴られる、というところまで行ってしまった。
  田母神に要請するとは、ネタ政党への道まっしぐらか?
  というか、「政権党」という「瓶のフタ」が外れれば、
  「単なる靖国マンセーなウヨ政党」だった、ということか?

8.アメリカのヤフーファイナンスは、「リタイア情報」が満載らしい。
  「それに対して、日本のヤフーファイナンスは、そのような情報が殆どない。
   リタイアして人生楽しもう、という人が日本には少ないのか?」と
  とある早期リタイア者(金融で一儲けした)が嘆いていた。

9.2週間前の日経コラム「大機小機」に、
  「経営に透明性は必要だろうか?」というコラムがあった。

  そのコラムを意訳すると、
  「透明な経営というのは、裏返せば、経営方針が経営者以外にも
   筒抜けな経営をするということ。
   経営者以外というのは、本来は「株主」を第一義としているのだろうが、
   悪意ある第三者、例えば「ライバル社」も含まれてしまう(排除は出来ない)。
   つまり、透明な経営をする、というのは、
   「会社の運営方針を悪意ある第三者(例=ライバル企業)にも筒抜けにする」
   という愚策であり、そんな危なっかしい経営を賞賛する、というのは考え物だ」
  という内容で、この部分は「言われてみれば、確かに・・・」という内容である。

  そこから先、そのコラムは、「企業や国家に透明性を求めているが、
  企業の過度な透明性要求は有害だし」とした上で、
  「もっと言えば、国家に過度の透明性を要求する必要があるのだろうか?」として
  国家に対する透明性要求にも疑問を呈していた。

  この部分には小生は違和感を感じてしまったのだが。

10.1行ネタだが、行列する施設、例えば遊園地とかラーメン屋とかの
   「待ち時間●●分」表示は、サバを読んでいて、実際には3割程度短い時間。
   これはクレームを避けるため、ある程度サバを読んでいるもの。

11.これは投稿したかもしれないネタだが、橋下知事の政治手法を、
   ファシズムを文字って「ハシズム」と言うらしく、ネーミングに笑ってしまった。

12.「はてな」で、訳あって自宅住所から遠い場所で口座開設しようとしたら、
   みずほ銀行に開設を断られた、という話が載っていた。
   恐らく架空口座開設(マネーロンダリング)を恐れて神経質になっていると
   思うのだが、借り入れは兎も角、普通預金口座の開設申し出は
   銀行は拒否できないのではないのか?
   (勿論、本人確認法上の書類が完備していればの話だが)
   電力会社の供給義務約款と同様に、銀行は一般利用者からの口座開設要求を
   正当な理由なく断れないと思っているのだが、違うのか?

13.1行ネタ
   街路樹は、昔は排気ガス吸収能力を買ってイチョウとかプラタナスとか
   植えていたのが、最近は維持コストが安いハナミズキに取って変わっているらしい。

14.1行ネタ
   理科の実験が苦手な小学校教師が増えているらしい。

15.1行ネタ
   アメリカで、授業内容を教師同士で売買するサイトがあるらしい。
   教師を「聖職」と崇める人にとってはイヤな話だろうが、
   品川区や豊島区の教育委員会のように、
   自ら開発した教育メソッド(当然、全国に有効)を、区内に囲い込むような
   了見の狭い23区教委を見ていると、「知のオープン化」は
   どんどん進めるべきじゃないか?

16.韓国の射撃場火災だが、韓国は徴兵制があるから
   射撃場が存在している(有事に「腕がナマっていたら困る」ので、軍部が推奨している)
   なんてことはないのか?

17.又代理母出産のニュースがあったが、「若い卵子」さえあれば、妊娠確率は高まる。
   そこで提案だが、20歳なり18歳の段階で、希望する女性に「無料」で、
   自らの卵子を凍結保存するサービスを厚生労働省はしてはどうか?

   20歳の時点では、まだまだ「結婚妊娠」は先の話で、まだ「何も考えていない」
   だろうが、35歳なり40歳になって、「高齢出産」を希望しても、
   若い卵子がなければ「手遅れ」になる。

   なので、「20年先の自分が後悔しないように」20歳の時点で
   卵子を採取して凍結保存する制度を全国的に実施すれば、
   「20年先の少子化を防ぐ」ことができる。(気の長い話だが)

   さすがに、「採取してから40年経過」(その女性が60歳になったころ)
   には廃棄処分にするのだろうか・

18.今日の日経に「宇南山卓」という神戸大准教授が少子化対策の投稿をしていた。
   氏によれば、1970年→2005年で、出生率は0.87ポイントマイナスになったが、
   「非婚化(有配偶率低下)起因が1.10マイナスで、有配偶出生率
   むしろ0.22プラス(つまり多子化に貢献)している」ということらしい。

   ということは、有配偶者の出生数は、1970年から増えているということか?

   とまあそこまでは「ふんふん、成る程」な話だが、そこから先が
   「話が捻じ曲がる」。

   この先、氏は「保育所を整備して、女性が正社員を辞めずに働ける環境を作れば、
   女性は結婚後の発言権を確保できて自らの可処分所得を確保できるようになるので、
   婚姻率が増えて出生率が上がる」という「仮説」を提示していた。

   ・・・なんで?

   仮に百歩譲って、「保育所を整備して正社員のままで育児ができる環境を整え」、
   「収入を武器に結婚後の可処分所得が確保できた」として、
   「なぜ婚姻率や出生率が上がる」のか?

   「そもそも男がキライだから結婚しない」とか
   「子供がキライだから同棲止まりで結婚しない」という女性が多ければ、
   氏の仮説は簡単に「崩壊」するのだが。

   これは私見だが、同性愛への世間的な受容・認知が進むと、
   「意に反して異性とムリヤリ結婚していた人」が少なくなって、その分少子化も進むのでは?

   「同性愛の容認」が、0.01ポイント程度少子化ドライブに寄与しているのではないか?
   (だからといって同性愛規制すべき、と主張している訳ではないので、念のため)

19.亀ネタだが、竜馬が持っていたピストルと同型のピストルが、
   本来廃棄処分になるところ、「歴史的価値あり」として、保存が決まったらしい。

   今、旧日本軍の銃刀が「亡父の遺品を整理していたら発見された」として届出られ、
   銃刀法によって廃棄処分されているが、これも50年後・100年後を考えれば
   「歴史的価値があるから、保存すべき」ということにならないか?

20.思いつきネタだが、ラブホテルの「空室」「満室」情報をカーナビやナビウォークで
   リアルタイムで地図表示させれば、カップルの「需要」を取り込めるのではないか?
   さらに進化させれば、ケータイから「予約」もできればベスト。
   ・・・下世話なネタで失礼しました。



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放射能放射線
投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年11月27日(金)23時30分57秒


> ★松下のテレビが、アメリカで「放射能漏れ」を起こした、という記事があるが、あまりにもオカシイ。正しくは「電磁波漏れ」じゃないのか?

1975年1月7日付(12版)p.8 の記事によると、
> 松下電器産業のカラーテレビが「特殊な条件のもとでは放射線もれの恐れがある」と米保健教育厚生省(HEW)から指摘され、………

とのことだった。



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れ:
投稿者:まる 投稿日:2009年11月27日(金)23時35分7秒


・建築生協

漁師町とかでは、家を建てるときに大工に頼まず、近所の仲間を集めて建ててますな。
田舎の地域のつながりが強い集落でも、棟上げのときに親戚一同集めて棟上げしたり
しているが・・・。それでもさすがに職人仕事である大工よりは腕が落ちるので、
今度は大工に頼もうかなんていう話も出たりする。田舎に行くとたまに納屋みたいな
外観の家があるがそういうことなんだろうか。

毎日新聞共同通信入り

報道を見てよくわからなかったのですが、全国紙はこれまで共同通信に入っていなかった
んですか?これまで、朝日、毎日、読売は共同通信の配信を記事にしていなかったのか。

マイナーな記者会見では、共同通信業界紙しか、来てないような光景をよく見たので、
朝日、毎日、読売は共同から記事もらってるもんだと思いこんでいた。

卵子って凍結保存できるんですか??



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放射線漏れ」の詭弁
投稿者:まる 投稿日:2009年11月28日(土)00時02分53秒


放射線は距離や遮蔽物の厚みに対して、指数関数的に減衰するので、
つまり距離をxとすれば、eの-x乗に比例して減衰するので、
xが無限大にならない限り、いくら遮蔽しても0になりません。

これを放射線漏れと言います。


で終わると、誤解されそうなので、加筆すると
ある程度以下に減衰していれば自然界に存在する放射線と区別がつかないレベルに
なるので、心配無用。

ちなみにブラウン管に使われているガラスは鉛を含む鉛ガラスです。
放射線を外に出さないようにするためですね。
以前は、不要となった鉛ガラスはブラウン管→ブラウン管のリサイクルに
使われていましたが、いまは付加価値の高い用途にはリサイクルできずにいます。
もったいない話だ・・・・。



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Re:共同通信社
投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年11月28日(土)04時15分13秒


> 報道を見てよくわからなかったのですが、
> 全国紙はこれまで共同通信に入っていなかったんですか?
> これまで、朝日、毎日、読売は共同通信の配信を記事にしていなかったのか。

加盟社ではなく、契約社ということで、配信は受けている。

http://www.kyodonews.jp/corporate/kihon/kameikeiyaku.php

加盟社・契約社一覧

加盟社および加盟社発行新聞
(略)

契約社発行新聞
朝日新聞
毎日新聞
読売新聞
Fuji Sankei Business i.
東京スポーツ
リアル スポーツ
中京スポーツ
大阪スポーツ
紀伊民報
南紀州新聞
紀州新聞
山口新聞
九州スポーツ
南海日日新聞
八重山日報



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合同会社
投稿者:時を娶ろ 投稿日:2009年11月28日(土)05時06分41秒


> 西友で買った商品を見ると、「合同会社西友」と書いてあった。
> いつのまに「合同会社」に変わったのか?

西友合同会社
http://www.seiyu.co.jp/contents/525.pdf

親会社の合同会社
http://www.seiyu.co.jp/contents/484.pdf



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管理人氏の釈明は?
投稿者:なかだ 投稿日:2009年11月28日(土)06時31分14秒
編集済


放射能放射線の新聞記事表記についてですが、これ、つまりは、放射線漏れを放射能漏れと誤記したのは、管理人氏だったというわけですか?

やれやれ……

しかも、

>アメリカで「放射能漏れ」を起こした、という記事がある

と、

> 「特殊な条件のもとでは放射線もれの恐れがある」と米保健教育厚生省(HEW)から指摘され、………

とでは、内容が全く違うじゃないですか。
まあ、いつものことなんでいまさら驚かないのですが、ここによく新聞記事ネタとしてあげられていることの多くは、この程度の歪んだフィルターを通した情報ということでよろしいですか?
それとも、管理人氏の読まれたのは、時を娶ろさんの引用した記事とは別の記事で、そこには確かに「松下のTVがアメリカで放射能漏れを起こした」と書いてあったのですか?



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Ganadala
投稿者:くろだ 投稿日:2009年11月28日(土)21時31分44秒


> 16.韓国の射撃場火災だが、韓国は徴兵制があるから
> 射撃場が存在している(有事に「腕がナマっていたら困る」ので、軍部が推奨している)
> なんてことはないのか?

徴兵制があるのなら、有事に戦うのは徴兵された若者なのでは。

というか、ニュース見りゃあの射撃場が日本人観光客向けなのは
すぐわかりそうなものですが。看板が思いっきり日本語。

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どうでもいいことですが、부산がプサンで가나다라がガナダラなのは
ちょっと不思議な感じです。清濁ごっちゃ。



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豆がほしいか そらやるぞ
投稿者:cornucopia 投稿日:2009年11月29日(日)09時09分13秒


税金のことは、まったくの素人で、ニュースを聞いてもよくわからないのですが、

政治献金と寄附金
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1154.htm

母親が息子に献金した場合、寄附金控除を受けることができるのだろうか?
「できた」けれど「しなかった」のだろうか?



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ナチスユダヤのマークの組合せの宗教団体
投稿者:市民 投稿日:2009年11月29日(日)13時16分41秒


http://pwvx.hp.infoseek.co.jp/0202/4/127.html

日本には、おかしな宗教団体が多いが、この宗教団体には鳩山首相献金している。



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