政治ブレーク112・「憲法9条を世界遺産に」の太田氏コメントへの違和感
(なんでも掲示板 06年11月 投稿済)
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
「憲法9条を世界遺産に」の太田氏のコメントへのちょっとした違和感 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:11月 6日(月)20時30分41秒
爆笑問題の太田光といえば、そのシュールな世相ネタへのボケぶりが印象的な芸人であるが、
その太田氏と中沢新一という異色の対談で話題になっているのが「憲法9条を世界遺産に」。
書店で太田氏が「この部分だけでも読んで欲しい」という部分を立ち読みしたのだが、
チョット違和感を感じた。
太田氏が、日本の平和へのこころを「桜」にたとえ、
「(花と棘をオープンにした)薔薇に象徴される欧米的な考え方に対して、
(死者が地中に埋まっている)桜に象徴される日本的な考えを捨ててはいけない」と
訴えているが、同時に「桜」というのは「潔く散る」象徴でもある。
軍歌「同期の桜」を参照されたし。
事実、戦前は「桜」は「散華」の象徴になった過去を持ち、そのために韓国では
桜は「日本軍国主義の象徴」として現代でも「伐採等の運命に遭っている」。
太田氏は桜を平和の象徴としてロジックを展開したかったようだが、このような桜の両義性にも
配慮したロジック展開をしなかったことが残念でならない。