ネット・パソコンブレーク66・実名ブログが定着しない理由

ネット・パソコンブレーク66・実名ブログが定着しない理由

(なんでも掲示板 05年08月 投稿済)

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実名ブログが定着しない訳  投稿者: スルッとKANTO  投稿日: 8月26日(金)22時22分24秒

ホットドッグ屋がコミケに出店し、そこのバイトが
私的ブログで「オタクがキモイ」と言って問題になり、
ホットドッグ屋(ネイサンズ社)が謝罪するハメになった。

ブログの神学論争の中で、
「日本では大企業トップや科学者等のトップが、実名でブログを
 書いていない」と嘆いていたブログがあった。
「世の中の最前線で活躍する人が執筆してこそ、ブログ文化は栄える」

しかし、例えば、M菱自動車社長が、ブログの中で、
実名をさらした上で、
「今日もリコール対応。疲れた。
 マスコミは当社ばっかり責め立てるが、他社でもリコールは発生しているのに、
 なぜウチだけ・・」と
本音を書いてしまうと、まず辞任必至であろう。
(あくまでモノの喩えで書いているだけであり、フィクションですのであしからず)

ここまで極端でなくても、M下電器の社長がブログで、
「今日も新幹線で上京。
 タバコを吸おうと思ったが禁煙車しか取れなかった。
 新幹線を禁煙にしようという運動があるようだが、愛煙家の立場としては、
 新幹線車内の一服の楽しみを奪わないで欲しい」と本音を書いたら、
恐らく翌日には禁煙団体代表が門真に押しかけるだろう。
(しつこいようですが、あくまでモノの喩えで書いているだけです。
 大体M下の社長が喫煙派なのか禁煙派なのかも知らない)

これがM下電器●●事業本部●●プロジェクトサブリーダー、なんて肩書きの人が
同じことを書いたら、別に禁煙団体はスルーするだろう。

ということで、肩書きが上の人は、実名入り私的ブログを作りにくい、
作ったとしても本音は書けない、ということである。
ホリエモンブログも、多分書けないことがいっぱいあるのだろう。

閲覧者の立場からすれば、本音の部分が面白いのであって、
本音の部分が「ブログ文化」を支えているのだから、
「本音のない社長ブログ」なんて骨のないブログ文化であり、意味がない。

下っ端の場合、「タバコを吸いたい」程度の本音は書けます。
裁判員になりたくない」の本音も書けます。
しかし、「××キモイ」はマズかった。
小生の周りでいえば「●●マンションの周辺住民ウザイ」と
ブログで書いたら、下っ端であっても、匿名であっても、問題になるでしょう。

小生はあじあ号様やまる様の肩書きを知っていますが、あじあ号様もまる様も
実名ブログを持っていたとしても、ウチの掲示板で書いているような本音は
書けないでしょうね。

小生の場合、当社社員が結構この掲示板を見ているという未確認情報
(検査部部長も見ているらしい)もあるので、書きたいことの全部を
書いている訳ではない。
(社内の愚痴とかは自主規制??)
まあ90%くらいは書いているかな?

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