スポーツブレーク29・ミニプロ球団の提案

スポーツブレーク29・ミニプロ球団の提案
(なんでも掲示板 04年6月・06年12月 投稿済)

                                                                                                                                                              • -

究極の「ミニプロ球団」の試算 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 7月 2日(金)22時40分38秒

近鉄ライブドア騒動を見るまでもなく、球団の経営は厳しいものである。

ここで、現在のプロ野球の常識を白紙にして、
「最小限レベルの野球チームは、どれ位の市場規模で
 存続できるのか?」を考えてみる

1.年俸
  こんなの、一般サラリーマンレベルでいい。
  せいぜい平均で1,000万円レベルで。

2.人数
  現在のプロ野球は70人も抱えている。
  これだけも控えの選手を抱える必要があるのか?

  高校野球は15人でチームを組むのだから、
  15名でも最小限のプロ野球チームは組めるだろう。
  一番のネックは投手なのだろうが、「投手兼野手」なんて選手が
  あれば、「先発はA選手、その時はB選手は一塁手
  「抑えはB選手が投手、その時はA選手は一塁手」として、
  ローテーションが組める。

  ついでに言えば、監督やコーチも選手が兼ねればいい。
  野村前監督も、以前は選手と監督を兼任していた。

3.試合数
  観客が動員できるのは、やはり土日である。
  裏返して言えば、費用対効果の低い平日に、
  何試合もやるのは得策ではない。

  金曜夜にナイター、土日にデーゲームと3連戦し、
  月火水木は休む。
  こうすれば、ピッチャーは3人いれば充分である。

  逆に、「オープン戦」を開催している3月や、
  「日本シリーズ」の11月の休日を遊ばせるのは
  勿体無いので、3月〜11月までのシーズンとする。

  3月〜11月で、39週あるので、39×3=117試合が可能。
  これに、ゴールデンウィークや盆休みは、勿体無いので
  毎日開催することにすると、120試合の開催が可能ではないか?

  うち60試合はビジターとなるが、主催試合では60試合が
  確保できる。

  因みに、雨の場合はダブルヘッダーで金・土・日に試合を消化
  させます。
  月曜日に順延させる、という考えもありますが、
  安月給の選手に、月〜木(と金曜日の午前)は
  セカンドジョブを持つことを認めたいと思いますので、
  極力月〜木には試合を入れない。

4.入場料
  内外野で平均1,000円程度。
  映画のチケットよりは安くしたいですね。

5.観客数
  1試合平均2,500人

6.スタッフ
  チケット売る人、ウグイス嬢、審判4人、グランドキーパー、
  球団の経理担当、総務担当、営業担当・・・
  なんとか兼務で15名程度でできないか?

  経理担当が試合当日はチケット売ったり、総務担当で
  来年の試合日程決めているような人がグランドキーパーしたり。
  選手をリタイアした人が、そのままスタッフになればいいだろう。

⇒収支計算

(収入)
入場料収入 5,000円×観客2,500人×主催試合60試合
      =7.5億円
その他、関係グッズ収入、広告収入、スポンサー収入がある。

(支出)
選手人件費 年収1,000万円×15名=1.5億円
スタッフ人件費=年収1,000万円×15名=1.5億円
諸経費(バット代とか、遠征費とか) 3億円
球場利用費 地方公共団体の善意で1億円
⇒合計 7億円

これだと何とか採算に乗りそうだ。

都市圏人口150万人程度の広島カープで、観客数が平均で1.5万人。
ということは、単純計算では、都市圏人口25万人レベルで、
このようなミニプロチームが維持できることになる。

高松・松山・徳島・高知の4都市それぞれが球団を持つことができる。
「四国リーグ」の誕生である。
中国地方では、岡山・倉敷・福山・山口・下関・米子の6都市の
「中国リーグ」
九州では、北九州・久留米・長崎・佐世保・熊本・大分
・宮崎・鹿児島の8都市で「九州リーグ」
(北九州は、門司・小倉・八幡の3チームになってもいいかも)
東北では、仙台2チーム・福島・郡山・いわき・山形・酒田(鶴岡)
・盛岡・秋田・青森・弘前・八戸の「東北リーグ」

・・・という具合に、「オラがチーム」を各地域で
作ってみるのも面白い。
Jリーグが目指しているのも、そういう世界だと思うが。

因みに、人口25万人で1チーム作っていたら、首都圏では
100チーム以上誕生してしまう・・・  

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ミニプロチーム 続き 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 7月 3日(土)19時30分26秒

先述のミニプロ野球チームだが、例えば米子のチームを例にすると、
金曜日:米子でナイトゲーム
土曜日:松江でデーゲーム
日曜日:出雲市でデーゲーム

と「巡業」してもいい。
こうすれば、単独で25万人都市圏ではなくても、エリアで集客できる。
米子〜出雲市なら、熱心な地元ファンなら、米子から自家用車で出雲市まで
応援に駆けつけられる。
また、選手も自宅から試合に出かけられる。

秋田のチームなら、たまには本荘市横手市、大曲市、男鹿市能代市大館市とかで
試合を主催してもいい。

酒田のチームは、完全に鶴岡とのダブルフランチャイズになりますね。

あと、「J」(J1/J2/JFL)の影響の濃いところは、競合を避ける意味でも、あまり
チームを作らない方がいいかも。

水戸・徳島・甲府・新潟・鳥取・大分・山形・宇都宮とかは、避けるべき?

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Re:究極の「ミニプロ球団」の試算 投稿者:晩餐館  投稿日: 7月 3日(土)18時35分52秒

高校野球は15人でチームを組むのだから、
>15名でも最小限のプロ野球チームは組めるだろう。

今は控え投手の分、枠が増えて18人になっているんですが。それから、それはあくまでも「ベンチ入り」の人数であって、甲子園の常連になっているような高校は100人以上の部員を抱えているところも珍しくありません。プロ野球もベンチ入りは25人くらいですから、比較するのは無理でしょう。

>都市圏人口150万人程度の広島カープで、観客数が平均で1.5万人。
>ということは、単純計算では、都市圏人口25万人レベルで、
>このようなミニプロチームが維持できることになる。

そんな単純計算が成り立つわけありません。地元の球団以外を応援してはいけない、選手も地元の球団以外に入団してはいけない、という決まりを設けるなら別ですが、広島にもカープ以外のファンはたくさんいますし、東京にもカープファンはたくさんいる。それから経済状況なんて地域によってまちまち。東京でも巨人以外の球団はかなり苦しい状況です。人口3000万以上の地域でも実質1球団しか持てない、と言っても過言ではないんですよ。

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それなりレベルのチームでも、観戦需要はあるハズ 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 7月 3日(土)19時52分41秒

>今は控え投手の分、枠が増えて18人になっているんですが。
すいません、この部分は小生の不明でしたm(_ _)m

>それから、それはあくまでも「ベンチ入り」の人数であって、甲子園の常連に
>なっているような高校は100人以上の部員を抱えているところも珍しくありません。
プロ野球もベンチ入りは25人くらいですから、比較するのは無理でしょう。

ですから「最小限の試算」です。
そりゃ強くしたければ、何十人でも何百人でも雇えばいいですが、
その分球団維持費用が掛かるだけです。

つまり、小生が言いたいのは、
「県庁所在都市レベルでも維持できる、
 「そこそこのレベル」の「おらがチーム」を
 津々浦々に設ければどうか」ということです。

ローカルレベルに満足しない米子の野球ファンは、高速道路使って、
広島市民球場で「セリーグパリーグ)」の試合を見に行けばいいのです。
そして、ワールドレベルを見たい人は、CS契約して
メジャーリーグの衛星中継を見ればいい。

しかし、さほどレベルが高くなくていい、
「十数年前、ウチの家のガラスをボールで割った悪ガキが、
 ミニプロチームで1番打者で出ているらしい、見に行ってみよう」
という「おっちゃんおばちゃん」の需要、というのは、必ずあると
思うのです。

逆に、ワールドレベルのチームしか存在を許さないのであれば、
確かに3,000万人都市圏で1つ程度しか存在できないでしょうが、
皆が皆ワールドレベルの試合を見たがっている訳じゃないのです。

選手もそうです。
イチロー・松井のようにワールドレベルにチャレンジできるのは
ごく一部で、大半はプロと言ってもファーム止まりだったり、
ノンプロで不安定な身分だったりする。

そういうレベルの選手の「受け皿」「活躍の場」を
地元に用意してもいいではないですか。

今年のプロ野球のゴタゴタは、
「全チームが同じ実力・同じ資金力」という前提が崩壊した、
ということを示しています。
選手数・年俸・資金力(⇒これが強弱につながる)で、
ランクをつけたリーグ制にした方が合理的だと思います。
それを目指しているのがJリーグです。

なので、大変失礼ながら、晩餐館様の反論は、
「従来の野球界の常識」からの反論としか見えないのです。

反論されるなら、例えば
「費用は3億円としているが、もっとかかるぞ、
 選手の厚生年金とか、遠征地のホテル代とか、
 ちゃんと見ているのか?」というような反論(および対案)なら
大歓迎です。 

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プロスポーツ選手の年俸 投稿者:なかだ  投稿日: 7月 4日(日)02時40分31秒

管理人氏:
>せいぜい平均で1000万円
プロ野球選手は現役で活動できるのはどんなにがんばっても40歳ちょっと超えるまで。
そうなるとそこから先の収入の道を探さなければなりません。要するに普通のサラリーマンの半分ぐらいの期間しかせいぜい働けない。
想定されるミニ球団の平均年俸がこれでは優秀な選手はとてもこの球団でプレーしようとは思わないでしょうね。
ま、他の球団も横並びで平均年俸1000万円、60歳ぐらいまでプレーできるというのならまた話は別ですけど、村田兆治みたいな人は別にして(彼なら本当にできるかも)、若い人とは勝負にならんでしょうからこのビジネスモデルは成り立ちませんね。

編集済

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Re:プロスポーツ選手の年俸  投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 7月 4日(日)09時54分21秒

>想定されるミニ球団の平均年俸がこれでは優秀な選手はとてもこの球団でプレーしよう
>とは思わないでしょうね。
ですから、「優秀」ではなくて「そこそこ」(並)レベルの人が入るのです。
引退後はチームのスタッフ(フロント)側に回ればいいんじゃないですか?

優秀な人は現行のプロ野球セリーグ/パリーグ)に入団すればいいのです。

それに、プロ野球の大半を占める、「1軍に上がれず引退」という選手の年俸も、
似たものでしょう?

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っていうか 投稿者:晩餐館  投稿日: 7月 4日(日)20時36分7秒

そういうことをやるくらいなら、無理に「プロ球団」にする必要はないんじゃ?
草野球レベルで十分。大がかりなスポンサーとかつけなくても、ユニフォームを用意したり、球場を確保したりしてる。本格的なリーグ戦をやっているところも多いし。

                                                                                                                                                              • -

プロとアマ 投稿者:まる  投稿日: 7月 5日(月)02時37分18秒

一般人がお金を払って趣味として行うスポーツを、給料をもらって行う人たちが
プロです。彼らがお金をもらえるのは、そのプレーを見たいと思う人がいるか、
あるいはスポンサーとして宣伝に使いたい人がいるからでしょう。
プロの二軍に当たるウェスタンリーグやイースタンリーグでさえ、経営が成り
立たない現状で、給料を出せるミニプロ球団が成立するとは思えません。

おそらくそのレベルでは出場選手かスポンサーが、入場券を買い取る形になって、
見に行きたくない人まで観客動員される都市対抗野球みたいになってしまいます。
そもそも都市対抗野球の現状がミニプロ球団の成れの果ての姿といえるのでは
ないでしょうか。

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湘南シーレックス 投稿者:くろだ  投稿日: 7月 5日(月)09時54分23秒

横須賀球場の入場料は1000円で、平均入場客数は1300人。
スルッとKANTOさんの見積は甘すぎます。

                                                                                                                                                              • -

レス&ナベツネライブドア無視の真因 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 7月 6日(火)21時50分38秒

皆様どうもです。

湘南シーレックス
>横須賀球場の入場料は1000円で、平均入場客数は1300人。
>スルッとKANTOさんの見積は甘すぎます。

あまり2軍は詳しくないのですが、2軍も試合は週6日やっているのですか?
平日も平均しての1,300人なら、土日は2,000人位入っていそうですね。

あと、地方の県庁所在都市、例えば熊本とか松山とかにチームがあった場合、
地方テレビ局が中継する可能性もあります。
「J」の新潟や大分などは、地元局は恐らく中継しているでしょう。
一方、シーレックスの試合って、別にTV中継されてませんよね?
(親会社TBSなのに・・・)

中継する→知名度が上がる→人気が出る、の好循環です。

サガン鳥栖が経営不振なのは、県庁所在都市に立地していないので、
中継電波に恵まれてなかった、という面があるのでは、と推測しています。

>っていうか、そういうことをやるくらいなら、無理に「プロ球団」に
>する必要はないんじゃ?
>草野球レベルで十分。大がかりなスポンサーとかつけなくても、
>ユニフォームを用意したり、球場を確保したりしてる。
>本格的なリーグ戦をやっているところも多いし。

まあ小生提唱のミニ球団は、草野球とプロ野球の中間的性格のものに
なると思います。
日本の野球界は、プロ・アマの垣根が異常に高いので、その垣根を
下げてみてはどうか、ということです。

・・・・・・・・・・・・・

ライブドア買収にナベツネが取り合わないのは、
1リーグ制移行への邪魔、という低レベルの話ではなく、
ライブドアの「インターネット中継」というビジネスモデルが
 成功した場合、「電波による中継」というビジネスモデルで
 過去に成功してきた読売=日本テレビの根幹を揺るがすから」
という見方もあるようです。

もしライブドアが野球コンテンツに成功して、
そのノウハウを基に、更にドラマ・バラエティ等の
コンテンツも放送するようになったらどうなる?
そうなると、日本テレビの売上は大幅ダウンです。

                                                                                                                                                              • -

Re: レス&ナベツネライブドア無視の真因 投稿者:くろだ  投稿日: 7月 6日(火)22時33分12秒

> あまり2軍は詳しくないのですが、2軍も試合は週6日やっているのですか?

だいたい週5日です。ただし、横須賀スタジアムの試合は土日優先で組まれています。
ですから、

> 平日も平均しての1,300人なら、土日は2,000人位入っていそうですね。

土日の実数として1,300人と考えてください。地方での巨人戦だともっと入るようですが。

> 「J」の新潟や大分などは、地元局は恐らく中継しているでしょう。

アルビレックス新潟の中継はこんな感じです → http://www.albirex.co.jp/data2004/
地元局で放送してるのはNHK新潟くらいなんですが。

> 一方、シーレックスの試合って、別にTV中継されてませんよね?
> (親会社TBSなのに・・・)

たまにTVKでやってます。あとFM横浜

> 「ライブドアの「インターネット中継」というビジネスモデルが
>  成功した場合、「電波による中継」というビジネスモデルで
>  過去に成功してきた読売=日本テレビの根幹を揺るがすから」
> という見方もあるようです。

インターネット中継、すでにYAHOOと西武ライオンズが組んでやってるんですけど。
http://sports.yahoo.co.jp/stream/baseball/pl/16/seibulions/motion/

                                                                                                                                                              • -

レス 投稿者:まる  投稿日: 7月 6日(火)23時00分54秒

>>中継する→知名度が上がる→人気が出る、の好循環です。

これは甘いと思います。
成功しているのはサンテレビ阪神戦中継だけです。
テレビで放送したところで、誰も見なければ知名度
あがりません。

>>サガン鳥栖が経営不振なのは、県庁所在都市に立地していないので、
>>中継電波に恵まれてなかった、という面があるのでは、と推測しています。

はっきり言ってJリーグの試合をテレビで見たがる人たちがどれくらい
いるというのでしょう。CM料だけでまかなう地上波では、視聴率的に
ペイしないです。ケーブルテレビで中継して、見たい人が視聴料を支払う
スタイルでしかJリーグビジネスは成功しないと私は思います。

単純に考えて、地上波の放送局は5局から6局ありますが、それで
Jリーグの試合に対応するなんてどだい無理な話です。Jリーグが
始まる前に朝日がそういう内容の特集記事を組んでましたが、
案の定、地上波でのテレビ中継は成立していません。

ナベツネ関連
今日の朝日の社説は「話くらい聞いてみたらどうか」と露骨な
タイトルをつけていました。今回の件で、私はプロ野球も嫌いに
なりつつあります。

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ところで 投稿者:晩餐館  投稿日: 7月 7日(水)12時52分45秒

>親会社TBSなのに・・・

って、ベイスターズの試合って、どれくらい中継してましたっけ??

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(無題) 投稿者:晩餐館  投稿日: 7月 7日(水)13時09分4秒

サガン鳥栖が経営不振なのは、県庁所在都市に立地していないので、
>中継電波に恵まれてなかった、という面があるのでは、と推測しています。

佐賀県のような狭い地域で県庁所在地も何もないと思いますが。それから、サガン鳥栖はくろださんもおっしゃるように、試合中継はスカパーがメインです。管理人さんの考えでいうと、県庁所在地でない鹿島アントラーズより、県庁所在地の水戸ホーリーホックのほうが経営に恵まれている、ということになってしまいます。

                                                                                                                                                              • -

レス 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 7月 7日(水)19時52分51秒

皆さんレスどうもです。

小生の試算も「ざっくり」とした試算ですので、
正直、25万人都市圏では厳しいかもしれない、とは思っています。

ただ、Jリーグで大分や新潟のような50万人都市圏で運営できているのを
見ていますと、ミニプロ野球方式でも50万人都市圏なら
なんとか運営可能では、と考えています。

具体的には、金沢・岡山・松山・熊本・長崎・鹿児島・那覇です。

他の50万人(以上)の都市圏でも、Jリーグの影響の濃い、
仙台・宇都宮・新潟・静岡・浜松・大分は、成立しずらいでしょう。
(宇都宮にはJFLがある)
名古屋の影響の濃い岐阜、京阪神圏の影響の濃い姫路・和歌山、
福岡圏の影響の濃い北九州も難しそう。

金沢・岡山・松山・熊本・長崎・鹿児島・那覇の場合、県庁所在都市なので、
TV局の協力も仰げるでしょう。

くろだ様
アルビレックス新潟の中継はこんな感じです
> → http://www.albirex.co.jp/data2004/
>地元局で放送してるのはNHK新潟くらいなんですが。
あれ、リーグ戦では、新潟スタジアムが会場の場合は
NT21、BSNTeNYNSTも中継してますよ。

まる様
>単純に考えて、地上波の放送局は5局から6局ありますが、
>それでJリーグの試合に対応するなんてどだい無理な話です。
>Jリーグが始まる前に朝日がそういう内容の特集記事を
>組んでましたが、案の定、地上波でのテレビ中継は成立していません。
何も全国ネットじゃなくても、ローカル放送でいいのです。

晩餐館様
>管理人さんの考えでいうと、県庁所在地でない鹿島アントラーズより、県庁所在地の
水戸ホーリーホックのほうが経営に恵まれている、ということになってしまいます。
もともと水戸というか茨城県は、TV局ありませんよね?

ところで、Jの中でも、20〜30万人都市圏の山形や甲府
ちゃんと運営できているのだろうか?
Jを目指す大塚製薬も、鳴門・徳島なので、人工的には厳しいかも。

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Jチーム立地の限界 投稿者:NS  投稿日: 7月 7日(水)20時24分57秒

鳥栖
>(略)
佐賀県のような狭い地域で県庁所在地も何もない
このチームの場合は試合中継に関する問題というより、やはりフロントの体制の問題が一番大きいでしょう。
ただ、いくら佐賀県全体が狭いとはいえ、県境に近く佐賀市周辺とは地域性が全く異なるという独特の地理的条件は無視できないでしょうね。
サッカー協会の地方組織は都道府県単位での分割が大前提としてありますし、ホームタウンについても県境を越えた形での登録は認められていません(活動地域についてのみ2県にまたがって指定されていますが)。
それこそホームタウンが佐賀市およびその周辺地域という形であればそこそこの人口&経済力で何とかやっていけたかも知れませんが。

>鹿島と水戸
鹿島の場合は地域内において大スポンサーとなり得る企業群の存在が人口規模の不利を補っていると見るべきでしょう。あとは水戸よりも手厚い地元の自治体&各企業からの支援体制が大きいですね。

>山形や甲府
甲府はかつて大変な危機がありましたが、今は何とか持ち直し成績も観客動員も安定してきましたね(ホームスタジアムの収容人員はJ1昇格条件を満たしていませんが)。
山形はJ唯一の社団法人という形で運営されており、全県をホームとしていることもあってここまでは堅実な運営と言えるでしょう。

大塚製薬
徳島や鳴門を中心とする全県ホームにするのでは?

結局、県境を越えない地域圏内で
・県庁所在地を含む圏内人口が概ね30万人以上
・県庁所在地以外であれば圏内人口が概ね35〜40万人以上
(ただし圏内に大スポンサーとなり得る優良企業が存在すればこれよりある程度少ない人口でも可能か)
のいずれかというのが地域圏内における「人材」「財力」「観客動員」を安定的に確保するのに最低限必要な条件ではないかと私は感じますね。
勿論、それらの条件に加え、地元自治体&各企業からの支援が得られるということが大前提でしょうが。

編集済

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ローカル局 投稿者:まる  投稿日: 7月 8日(木)11時55分52秒

>>組んでましたが、案の定、地上波でのテレビ中継は成立していません。
>何も全国ネットじゃなくても、ローカル放送でいいのです。

ローカル局も金をかけて生中継をするほど予算に余裕はないでしょう。
第一スポンサーがつかない。

ローカル局といってもそれぞれ全国ネットのどこかの系列に入ってますので、
くだらんサッカーの中継より、全国標準で放送されるクイズミリオネアが
見たいとかアンビリーバボーを見たいとかそういう意見が大勢を占めて
実現しません。

                                                                                                                                                              • -

3軍とアマの交流試合 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 7月11日(日)07時54分1秒

プロ野球の合併騒動にはほとほとあきれているのだが。

堤オーナーが提唱した「3軍とアマの交流試合」は、傾聴に値すると思う。
てか、2軍とアマとか、場合によっては1軍とアマでもいいのだが。

これを機に、2軍や1軍と互角に戦えるアマチームは、プロ化することを検討すればいい。
Jのようなレベル別リーグ戦にするのが理想である。
http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/sport/9.htm
参照のこと

                                                                                                                                                              • -

Re: 3軍とアマの交流試合 投稿者:晩餐館  投稿日: 7月13日(火)22時05分54秒

これを実現させるのに最も必要なことは何か?プロ野球OB達による、12球団をまとめる強力な組織を作ることです。

今回よく名前の出るナベツネですが、Jリーグ設立当初はかなりサッカー界に口出しをしていました。「クラブ名は『都市名+愛称』という形にする」というのを無視して平然と「読売ヴェルディ」と言っていましたし。選手のほうも、ドラフトがないのをいいことに代表クラスを次々とかき集めていました。放映権も日テレで独占してホームゲームを全試合放送する予定だったそうです。しかし、Jリーグは強力な発言力でそれらを封じ、ナベツネも「Jリーグは儲からん」とか言って日テレに押し付けて撤退してしまいました。

当時のJリーグの最高責任者であった川淵チェアマンは元古河電工(現ジェフ市原)の名選手。もちろん日本代表にも選ばれてオリンピックなどにも出場しています。川淵氏は、サッカーが何たるかを知っているからこそ、ナベツネの脅しに屈することなく、Jリーグが「一企業の独占物」になることを阻止することができたのです。

                                                                                                                                                              • -

プロ野球にもプロビンチャ球団が必要だ 投稿者:晩餐館  投稿日: 7月14日(水)14時27分2秒

プロ野球球団の合併問題などが出ていますが、球団が赤字を解消できないのは「球団はこうあるべき」みたいなものが間違っているんです。

すなわち、収入の少ない球団は支出を抑えることをすることが必要であるのに、それが認められない。経営基盤の弱い近鉄でも、中村のようなスター選手を抱え、大阪ドームといった立派なホームグラウンドを所有することが義務付けられている。「中村に払える金がないから、中村は巨人にトレードに出す」とか言っちゃいけないんです。

つまり、「うちの球団は金がないから1億以上は出せない。それ以上欲しい人は巨人にでもどこへでも行ってください」と言えない限り、全球団が黒字経営になることなど、絶対に不可能なんです。

かつて管理人さん「地方の中都市くらいに安い金で運営するミニ球団があってもいい」というのがありましたが、そういう球団が成立する条件は12球団の中に上のように思える球団が出てくることが条件ですね。

そして、地方のミニ球団であっても、実力さえあれば上のリーグに上がって巨人や阪神などと公式戦で戦える。逆に弱い球団は下に落ちて地方のミニ球団と昇格をかけて戦う。

また、金のある球団は高い金で選手をかき集めて優勝を狙う。金のない球団は他の球団に選手を高く売ることで経営を成立させる。「プロビンチャ球団」とは、こういう球団のことを言います。

今の「ドラフト制度を導入して戦力を均等化させる」ってのは「経営力も均等化させ」ない限り、貧富の差は広がるばかりです。大リーグでは金のない球団はヤンキースなどの裕福な球団が金を出し合って経営を助けることで何とか存続している、というのが実情です。

                                                                                                                                                              • -

野球もろもろ 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 7月14日(水)19時35分2秒


まさに小生が言いたいことを、晩餐館様に代弁いただきました。

http://www10.plala.or.jp/todocon/special/2000get.html
が一番判りやすくプロビンチャを解説していますね。

理想形を考えますと、
1.現状のセ・パ2リーグの枠を取り払い、トップリーグを6チームで構成し、
  セカンドリーグも6チームで構成。
2.トップリーグの最下位チームとセカンドリーグの首位チームは、
  翌年入れ替わる。
3.更に、数チームで構成される地域リーグを作る。
  (例:東日本リーグ/中日本リーグ/西日本リーグ
  地域リーグの首位チームは、シーズン終了時にトーナメントを行い、
  その優勝チームとセカンドリーグ最下位チームとの間で入れ換え戦を
  行い、入れ換え戦に勝った場合は、地域リーグのチームがセカンドリーグに
  昇格する。
  (その場合、若干地域リーグの「地域分け」の微調整が発生します)
4.地域リーグへの参加・撤退はある程度フレキシブルにする。
  地域リーグレベルであれば、今回の近鉄のような「(事実上の)撤退」の場合も
  さほど問題にならないでしょう。
  逆に、1億円程度供託金を積めば、社会人チーム等が地域リーグに参加できるようにします。
5.トップリーグは、年俸数千万円〜数億円クラスの選手が活躍
  セカンドリーグは、年俸1千万円〜数千万円クラスの選手が活躍
  地域リーグは、年俸数百万円〜2千万円クラスの選手が活躍
6.プロビンチャのように、地域リーグが若手選手や「ロートル選手」の
  受け皿になるのであれば、今のプロ野球の「2軍」は必要なくなります。
  ⇒2軍の選手層を母体として、まずは地域リーグを発足させればいいでしょう。
7.支配下選手も、トップリーグで40名程度、セカンドリーグで30名程度、
  地域リーグで20名程度にすればどうでしょう。
  地域リーグを6チーム×3リーグ=計18チームで構成した場合、
  プロ野球選手の数は、
  トップリーグ=6チーム×40名=240名
  セカンドリーグ=6チーム×30名=180名
  地域リーグ=18チーム×20名=360名
  合計=780名
  となりますので、現状のプロ野球の選手層で充分やっていけます。

  全国に30チームがプロチームが散在する、というのは、
  イメージとしては、
  「首都圏・近畿圏を除いた大半の都道府県に、なんらかの
  プロチームがある」ということです。
  Jリーグのチームが無い県には全て作ってもいい。

・・・・・・・・・・・・・・
ところで、よく「プロ野球は、企業が宣伝効果を狙って運営している」と
言われます。
これはつまり、
「たとえセ・パ両リーグの最下位チームであっても、NHKや民放の
スポーツニュースで、10秒程度は取り上げてもらえる」
「新聞でも、スポーツ欄で10平方センチ程度は掲載してもらえる」
から、
「CMに換算すれば年間数億円〜数十億円の効果がある」
ということなのでしょう。

裏返して言えば、もしTV局や新聞が、プロ野球の下位チームの結果を
一切取り上げなくなったら、「広告効果」も激減するでしょう。

しかし、こうも言えるのではないですか?
「TV局が最下位チームでも「10秒間」は取り上げるのは、
 視聴率が取れるから、と判断しているからであって、ということは、
 最下位チームの結果を「楽しみにしている」ファンが相当数いる、と
 いうことであり、結局最下位チームのファンでスポーツニュースを見る
 人たちの存在が、間接的に親企業の宣伝費を支えている」

                                                                                                                                                              • -

野球に関する雑感 投稿者:まる  投稿日: 7月14日(水)23時13分22秒

>ところで、よく「プロ野球は、企業が宣伝効果を狙って運営している」と
>言われます。
>「CMに換算すれば年間数億円〜数十億円の効果がある」

球団経営会社は、親会社とは別の会社になっていると聞きます。
上記の宣伝効果を金銭に換算しなおして、球団経営会社に独立採算制を
導入するべきでしょう。親会社が宣伝費として、球団経営会社に
多額の費用を支払っても、球団経営会社は赤字なのでしょうか。

独立採算制をとってやっていけないのなら、それは人件費(=選手年俸)が
突出しているなど、何かの問題がありそうです。

>  「首都圏・近畿圏を除いた大半の都道府県に、なんらかの
> プロチームがある」ということです。
> Jリーグのチームが無い県には全て作ってもいい。

誰がカネを出すんですか。税金を使って経営なんて、大反対しますよ。

                                                                                                                                                              • -

Re: プロ野球にもプロビンチャ球団が必要だ 投稿者:くろだ  投稿日: 7月16日(金)23時48分13秒

> 金のない球団は他の球団に選手を高く売ることで経営を成立させる。
> 「プロビンチャ球団」とは、こういう球団のことを言います。

オリックス・ブルーウエーブのことですね。販売先は海外ですけど。
それから、中村は近鉄バファローズが売り損なっただけです。
いまパドレスの大塚も売り損なって1年中日にいましたよね。

球場・球団の命名権販売の例からしても、皮肉なことに合併2球団が
いちばんそういうこと考えてると思いますよ。近鉄はことごとく
失敗してますけど。

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地方球場に飛行船で傘をかけよ 投稿者:スルッとKANTO  投稿日: 8月12日(木)20時36分4秒

1.以前、ミニ球団の提案をここで行ったが、その際のネックとして、
  雨天試合中止の対応がある。
  雨天延期というのは営業的には大ダメージだが、ドーム球場
  お金がかかる・・・

  そこで迷案。
  要は「雨がしのげればいい」のであって、巨大な建物(=ドーム)に
  する必要はないのである。
  ならば、雨天に「傘」のようなものをさせばいい。

  具体的には、飛行船を6台ほど飛ばし、
  ↓のように、球場を囲むように配置する。
     ●
  ●     ●

  ●     ●
     ● 

  その上で、雨が降った時には、飛行船相互間に巨大ビニールシートを
  渡すのである。
  球場の直径が120mとして、1辺が60mの正6角形の超巨大シート・・・
  豪雨の時など、ビニールシートに溜まった雨水の重さは相当なものと
  思われます(爆)
  耐えられるのか?

  まあ、強引に「耐えられるもの」と仮定して話を続けますと、全球場に配置する
  必要はないのです。
  甲子園・ヤフーBBの2球場で1つの飛行船&ビニールシートセットを持っておけば、
  一方の球場で試合が無ければ、もう一方の球場の「傘」として活動できます。
  両方の球場で試合があれば。。。広島球場から飛行船セットを遠征してもらいましょう。

  「飛行船」にしたので、必要な球場へ「飛んで行く」ことができます。

  しかし、こんなことする位なら、「巨大傘」を作った方が安上がりか?  



                                                                                                                                                              • -

ボールパーク 投稿者:cornucopia  投稿日: 8月13日(金)02時29分33秒

> 要は「雨がしのげればいい」のであって、巨大な建物(=ドーム)に
> する必要はないのである。ならば、雨天に「傘」のようなものをさせばいい。

MLBの開閉式のボールパークですが、

セーフコ・フィールド(屋根がスライドするタイプ、マリナーズ
http://www.tbs.co.jp/b-park/web03-01.html

バンクワン・ボールパークダイヤモンドバックス
http://www.tbs.co.jp/b-park/web05-01.html

ミラー・パーク(パネルが拡がるタイプ、ブリュワーズ
http://www.tbs.co.jp/b-park/web13-01.html

 開閉式の屋根ですが、取り外し可能だとしても、重過ぎて他所へ持っていくのは
無理でしょう。ところで西武ドームですが、周壁がないので「閉じない傘」
に被われているようなものです。

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独立リーグ 投稿者:cornucopia  投稿日: 8月13日(金)02時57分58秒

スルッとKANTO さま:
> セカンドリーグは、年俸1千万円〜数千万円クラスの選手が活躍
> 地域リーグは、年俸数百万円〜2千万円クラスの選手が活躍

 パリーグの一部のオーナーが提唱?した、3軍?創設と2・3軍の独立
採算制ですが、あくまでも経営サイドの利点が大きい。独立ミニ?プロ球団の
経営を成り立たせるとすると、アメリカ方式になります。経営黒字に
するためには、サラリーキャップ制を採用することになりますから、人件費を
極端に抑制することになります(米国ルーキーリーグでは給与は、少ないところ
では年計で数千ドル程度、つまり100万円に達しないはずです)。

 スルッとKANTOさまの年俸の試算は、特に地域リーグの場合、一桁高すぎる
ことになります。それでもアメリカで人材が集まるのは、いつかはMLBへとの
希望があるから。MLBの破格の待遇がハングリー精神を煽ることになります。

独立リーグに学ぶこと」
http://www.kouenirai.com/magazine/ma-20_15.htm

> 2軍の選手層を母体として、まずは地域リーグを発足させればいいでしょう。

 親球団とマイナーが別採算になれば、元の親球団の経営内容は改善されることに
なります。割を食うのが独立採算制に移行したマイナーリーグの選手で、給与面での
待遇が大きく低下します。

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飛行船 投稿者:時を娶ろ  投稿日: 8月28日(土)00時24分43秒

管理人さんが、球場上空の飛行船がビニールシートを支えて雨よけにしてドームの代わりにするという構想を披露していたのを読んで思い出したのだが、
その昔(といっても平成になってからの話だが)、旧郵政省が飛行船を上空に滞空させて無線中継基地にするという構想を審議会に諮問したり、そのための周波数帯域を国際会議で確保したり、かなり本気だった記憶があるが、その後どうなっているのかな?

あと政府は関わっていないが、流星が大気圏に突入したときに発生する飛跡がある種の電波を反射する性質があるというので、それを利用した通信を実用化しようという研究が学者の間で行われているようなのだが、流星がしょっちゅう飛んでいないことには価値がないと思う。

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↓は06年12月の投稿



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パリーグの憂鬱3+ 独立リーグその後 投稿者:cornucopia 投稿日:12月21日(木)09時15分49秒


本日、午前中休み。

 日本プロ野球NPB)からメジャー・リーグへ有力選手の流出が続いています。NPB
事実上の3A化が進行しています。

 札幌の球団は、お客がたくさん入った。
1年目:移転による目新しさ。
2年目:セパ交流戦開始。
3年目:リーグ1位、日本シリーズ優勝。
といった、幸運にも動員力をアップするイベントが続いた。
 しかし、来年以降はスター選手の引退・移籍といったネガティブな影響が出るだろう。

 不人気で観客動員力に劣る球団や周辺人口の相対的に少ない球団が長期的存続を図る
ためには、更にスリムな経営を行わざるをえないだろう。深刻に考えないといけないのが、
ときどきマスコミに取り上げられる「薬物汚染疑惑」。

日本プロフェッショナル野球協約2006
> 第3条 (協約の目的)
> (1) わが国の野球を不朽の国技にし、野球が社会の文化的公共財となるよう努めることに
> よって、野球の権威および技術にたいする国民の信頼を確保する。

 NPB自ら徹底究明しないと、「社会の文化的公共財」となる努力を自ら放棄することになる。

 さて、独立リーグですが、四国につづいていくつか計画されているようです。

Uリーグ沖縄
 http://www.u-league.jp/
 発足はしたものの迷走。独立リーグから社会人野球(アマチュア)に性格変更。
 将来は、地域育成リーグ?となり、他の独立リーグの受験者を支援とのことらしい。

北信越ベースボールチャレンジリーグ(来年開幕予定?)
 検索してみたら、名前が決まってました。
 新潟アルビレックス :アルビレオ白鳥座の2等星)+レックス(王者)
 信濃グランセローズ :ニホンカモシカ(Japanese Serow)?
 富山サンダーバーズ :Thunderbird
 石川ミリオンスターズ:百万石の星?

 下に取り上げる四国と比較して、北信越は、インフラ(球場)には恵まれている。
しかし、冬の間の練習はどうするのだろうか?

四国アイランドリーグ
  先行する四国アイランドリーグは経営が苦しい(赤字額が約1億5000万/2006年度らしい)。
 チーム数が少ないと、応援するほうも飽きが来る。今後各地に独立リーグができると、
 選手獲得が競合・分散するため質が相対的に低くなり、ますます経営が苦しくなるかも
 しれない。地元が球団を維持する熱意(というより資金提供できるかどうか)が長期的
 存続のための必要条件でしょう。

 「北信越」と「四国」で、日本独立リーグシリーズが行われるのだろうか?
独立リーグ一般論として、球場等のインフラが整備され、選手のレベルが高くなり、NPBとの
関係が改善され、2軍との交流戦が増えると人気が上がるかもしれない。しかし、レベルの
高い選手はNPBに進むので、選手のレベル向上は自己矛盾となるため無理だろう。

 もっとも、米国の独立リーグも経営不安定で、結構潰れたりしているらしい。野球に
しがみつき、人生の回り道に時間をかけすぎるのも賭けだとは思うが、野球にそれほど
執着しない一般人にとっては、「お好きにどうぞ」といったところか?



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ミニ球団については 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:12月21日(木)12時40分8秒


http://itaru-m.hp.infoseek.co.jp/sport/29.htm
が白熱していましたね。

独立リーグ球団の収入源としては、チケット収入・TV放送権料・
スポンサー契約以外に、今回の松坂のような「移籍金収入」が必要です。

巨人へ選手を供給するかわりに、移籍金1億円を受け取る、というような。



                                                                                                                                                              • -

捨てネタ 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:12月21日(木)12時45分27秒


少子化で若者の数が減っていくが、そうなるとプロ野球とかのレベルも
低下していくのか?

以前なら「20歳代2,000万人から選ばれし選手1,000名」
だったのが、
「20歳代1,000万人から選ばれし選手1,000名」
になるのであれば、レベルは計算上は「半減」する。

そういう中で、球団数を実質的に増やす(独立リーグ立ち上げ)というのは
ムリな話なのかもしれない。

これってプロ野球に限った話じゃなくて、例えば東大生の総数が変わらないのであれば、
徐々にレベルは低下することになる。



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独立系球団 投稿者:じずー 投稿日:12月21日(木)20時59分19秒


 社会人野球の団体「日本野球連盟」によれば、チーム数はほぼ横ばいなるも、実業団が最盛時237が、今や83。
 http://www.jaba.or.jp/suii.html

 オマケにスポーツをやるインフラは、ハッキリ言って学校と企業に丸投げで、その結果、企業の動向で選手が路頭に迷うとか、女子ホッケーの貧乏話になるとかで、普通の人なら学校卒業した時点で、もうスポーツとは縁が完全に切れるのが弱点。
 それに頼らない、クラブを作るというのがJリーグ登場以来の理念と化しておりまして、ソフトボールチームに湘南ベルマーレがあったり、アルビレックス新潟の親会社が、別にスキーチームを抱えて皆川選手をトリノに送り込んだり等々。

 もっと言っちゃえば、今でも「野球人気復活=巨人が頑張ること」が論じられてるのが十二分におかしな話。



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入試の話は迂闊に書けない 投稿者:cornucopia 投稿日:12月22日(金)00時03分40秒


スルッとKANTO さま:
> これってプロ野球に限った話じゃなくて、例えば東大生の総数が変わらないのであれば、
> 徐々にレベルは低下することになる。

 東大の入試難度レベルは、南関東に人口が集中する限り(首都機能移転ネタですな)
あまり下がらないでしょうけれど、いわゆる受験時の成績(偏差値)が下の大学は、
ランクが下がるに従って、(特色・アドバンテージを打ち出せない限り)学生の層が
玉突き式に入れ替えになってしまいます。

 ところで東京都が「メディカルスクール(医師専門職大学院)」創設を検討しています。
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/061220/wdi061220001.htm
東京都は、高齢者人口の増加に伴い医療の需要がこれからも増えるでしょう。税金の
使い方としても、他の分野よりは都民に納得してもらいやすいのかもしれない。

 しかし首都大学東京に医師養成学部を新設した場合、他大学との競合もあり、
いきなりは優秀な受験生を多くは集めにくい。メディカルスクールの場合、広く他学部
出身者の受け皿となるので、むしろ成績優秀な学生を集めやすい(主たるターゲットは
東大他学部出身者だったりして)。

 18歳市場よりは22歳市場のほうが、まだ開拓の余地がある。

 なお、医学部学士編入学試験を行っている大学はたくさんあります。

文部科学省(報告)
今後の学士を対象とする医学・歯学教育の在り方について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/03/010333.htm



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入試の話は書けません 投稿者:cornucopia 投稿日:12月22日(金)07時14分14秒


自分で書いていて気づいたのですが、

学校教育法第65条第2項
 大学院のうち、学術の理論及び応用を教授研究し、高度の専門性が求められる
 職業を担うための深い学識及び卓越した能力を培うことを目的とするものは、
 専門職大学院とする。

ロースクール   → 新司法試験受験資格
アカウンティングスクール → 公認会計士試験科目免除
メディカルスクール→ 医師国家試験受験資格

 いわゆる「資格」に直結していることになります。

 素人なので、ロースクール法科大学院)と司法制度改革の関係がイマイチよくわかりません。



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独立リーグについては 投稿者:スルッとKANTO 投稿日:12月22日(金)12時29分23秒


社会人野球の純減分を吸収していると捉えれば、
レベルダウンはしていないということでしょうか。

>東大の入試難度レベルは、南関東に人口が集中する限り(首都機能移転ネタですな)
>あまり下がらないでしょうけれど、

どうなんでしょう?

南関東地区というども人口ピラミッドは逆三角であり、若年人口の減少傾向は否めない
★他地域から上京して東大を目指す、という層の急増も考えられない。
ということで、レベルはじわじわと落ちるのでは?



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社会人野球ピラミッド 投稿者:じずー 投稿日:12月23日(土)07時17分38秒


> 社会人野球の純減分を吸収していると捉えれば、
> レベルダウンはしていないということでしょうか。
 野球できる環境は減少しているわけではない、と考えればレベルダウンは
考えにくいですね。
 むしろ、「野球協会」の乱立でそれぞれが脚を引っ張り合いをしていること、
選手育成がアマ(学校や企業)に丸投げしてきたことが問題かな。



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プロ野球の新独立リーグ 投稿者:まる 投稿日:2007年 5月 1日(火)00時19分57秒


プロ野球独立リーグ北信越BC(ベースボール・チャレンジ)リーグ」が4月28日、開幕したそうな。新潟、富山、長野、石川の各県に置かれた4チームが10月中旬まで72試合を行うそうで、開幕戦には約4500人のファンが集まったという。

よくわからないのだけれども、いわゆるセリーグパリーグの2軍であるウェスタンリーグ、イースタンリーグともまた違うものらしい。

開幕戦の観客が4500人でプロ成立するのだろうか・・・。謎だ・・・。
夕方のローカルニュースでは試合結果を映像入りで報道していたけれども。



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wikiによると 投稿者:まる 投稿日:2007年 5月 1日(火)00時24分34秒


>>試合は週末と祝日を中心に1チーム全72試合を行い、選手は原則全員プロ契約で各チーム
>>25人、給料は4月〜10月まで月15万円、11月〜3月のシーズンオフには4県の商工会議所な
>>どからの支援を得て、選手が契約社員として各地域の企業で働き収入を補てんするとして
>>いる。監督などの指導者には元プロ野球選手を予定している。

観客動員の目標は、1試合当たり有料入場者2000人、招待客3000人の合計5000人で、入場料はシーズンパスを含め平均単価600円を見込んでいる。

だそうです。



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Re:プロ野球の新独立リーグ 投稿者:晩餐館 投稿日:2007年 5月 1日(火)05時02分5秒


北信越リーグの話は知っています。四国に続く2つ目の「地域独立リーグ」ですね。

しかし、うちは四国は「独立リーグが成立する、日本唯一とも言える特殊な地域」だと思います。

理由は
(1)野球が特に盛んな地域として有名。高校野球を見ても四国全体で160校程度ですが、春の出場枠は2.5と非常に広い。
(2)それでありながら、人口などの規模が小さい。日本ハムが東京から札幌に移転したとき、札幌とともに最終候補にあがっていたのが松山です。最終的に松山では小さすぎて移転先に不適当、として札幌に決まりました。逆に言うと「独立リーグ」レベルの小規模なものをやるにはうってつけの地域なのかもしれません。
(3)奈良時代以来の旧国だった阿波、讃岐、伊予、土佐がそのまま徳島、香川、愛媛、高知にシフト。しかも県庁所在地の人口が県内他地域に比べて圧倒的に多い。しかも4という偶数というのも幸いしました。楽天の参入が比較的スムーズに認められたのも、チーム数を偶数に揃えたい、という思いからでしょう。それより前にはダイエーとロッテを合併してもう1球団減らして偶数に揃える、という案もありました。

北信越リーグでいちばんネックになるのがこの(3)です。旧国の境界と県境こそ一致します(佐渡を除く)が、長野は松本という県内にライバルを抱えており、松本が新規参入する可能性があると思うからです。そうなると5チームとなってしまい、もう1チーム入れないと偶数になりません。福井か長岡あたりが候補になるんでしょうか?



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Re: プロ野球の新独立リーグ 投稿者:くろだ 投稿日:2007年 5月 1日(火)09時57分36秒


そもそも四国ですら採算がとれていません。

私は去年の9/23に香川-愛媛戦を見に行きましたが入場者数は2837人。
香川の優勝が決まるかという試合だったのに5000人も入りませんでした。



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