被害妄想になりつつある家族会

今日、
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060925i401.htm
の判決がある。

>刑事事件としても民事事件としても「時効」を過ぎた後に殺人を告白した男に、
>損害賠償という「償い」を求めることが出来るかどうかが争点となった
>裁判の判決が26日、東京地裁で言い渡される。
>1978年に東京都足立区立小学校の教諭・石川千佳子さん(当時29歳)を殺害し、
>26年後に犯行を自供した男(70)らに、遺族が約1億8600万円の賠償を求めた民事訴訟
>男側は民法の「時効」を盾に民事責任はないと主張している。「償いに時効はない」と
>訴える遺族の声は認められるのか――。

時効の解釈にも興味があるが、この事件、別の意味でも有名な事件である。
特定失踪者問題調査会」が「北朝鮮による拉致を否定できない」として
失踪リストに入れていたのである。

まあ、この話だけなら「勘違いでした」で済むだろう。
しかし、調べると類似の事件があることを知った。
「山本美保さん失踪事件」

恐らく以前あじあ号様が語っていたのはこの事件だと思うのだが、
「遺体が日本国内で発見され、DNAが一致」したにも係らず、
特定失踪者問題調査会」側はDNA鑑定を認めないという。

もはやここまで行くと、「特定失踪者問題調査会」は
「アポロの月面着陸はなかった」と同次元のトンデモ振りを発揮している。

特定失踪者問題調査会」ではないが、個人で「拉致を糾弾する」ブログレベルでは、
「石川千佳子さん事件」にすら「疑問」を投げかけているところがある惨状である。