首相発言は、「対米自立カード」で強硬策へ修正を迫る捨て身外交か

ひょっとしたら、しんちゃん首相の従軍慰安婦発言は、
北朝鮮政策を「宥和」に転じたアメリカに対して、
アメリカが宥和政策を続けるつもりなら、
 いざとなれば日本はアメリカから自立して、核武装も辞さないですよ」
というメッセージを発信しているのか?

つまり、あえて不利な「慰安婦カード」を自ら切ることにより、
「日本自立を恐れたアメリカに、対北強硬路線に戻ってもらう」
ことを目途としているのか?

だとすれば、非常な「策士」である。

多分、ただの「考えなし」だろう・・・

このまま4月訪米すれば、どのような修羅場が待っているのか、見物である。

日米会談の主要議題が、
「日朝国交正常化交渉で、日本は柔軟対応せよ」ということになるだろう。
そこに従軍慰安婦問題もちらつかせ。

そういう状況下で、「そこまで言うのなら、日本は日米安保を破棄しますよ。
それでいいのですか?」と「逆ギレ」、もとい「捨て身の外交」が
出来るのか、非常に(野次馬的に)楽しみ。

ちなみに4月といえば知事選挙。

従軍慰安婦問題・拉致問題を契機に日米関係が緊張化した場合、
都知事選に影響するのではないか?

なんか
http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20060930
の展開が早まった気がするのは気のせいか?