心肺停止

【10月8・9日の自分のツイートの転載】
10月8日
@mamagorilla2010 @sigsawa マスコミが「心肺停止」と報道してる場合は、生物学的には既に死亡してる。死亡診断が医師しか出来ないため、形式的に病院搬送して「応急措置」施すが、100%蘇生可能性ないことは、救命隊員もマスコミもわかってる
10月9日
マスコミが「心肺停止状態」と報ずるのは、「医師法の建前上、死亡と報じられないが、生物学的にはどう見ても死亡してる、あとは医師の死亡診断書待ち」状態。「暗に死亡した、と報じてるので視聴者は言外を汲み取っ / “女子高生:自宅前で刺さ…” http://htn.to/iUZXyR
@Jodai1007 @_nakashi__ マスコミが心肺停止状態と報じてる場合、ほとんどは「死亡診断書待ち」の状態。マスコミも死亡している、と常識的にわかってるが、死亡診断出来るのは医師だけだから、心肺停止状態、としか報じられない
事件事故の報道で、心肺停止状態から生還した例を聞いたことがない
極端な話、ギロチンで頭と胴体が切り離された状態で、小学生でも「死んでる」と客観的に判断できる状態でも、マスコミは心肺停止としか報じられない
これはマスコミの一種の「お約束」芸。事実であっても、正式な死亡確認される前に「死亡報道」するのは、遺族感情を害する、として自粛する
「(現地で)死亡したのが確認された」という報じ方されるケースもあるが、あれはドクターヘリか何かで現場に医師が出向いて、死亡確認した、ということだろうなあ
「生物学的には死亡してるのが明白なのに、遺族感情を考慮して、形式的死亡確認がなされるまで「心肺停止状態」、とお茶を濁した報道をする」、これを「横田めぐみさん状態」と名付けたい
マスコミ関係者や政府関係者の中で、心の底から「横田めぐみさんは生きてる」と判断してる人はどれだけいるのか?皆内心では「多分殺されてるだろうなあ」と思いながら、建前の世界で「めぐみさんは生きてる」と報道してる
@WestIwasi @FNN_News マスコミが「死亡」と報じるのは、医師の正式な死亡確認がなされた後。死亡確認される前だと、「誰がどうみても死んでる」ような状態でも、病院搬送して医師の判断を仰がなければならない
救急隊員は死亡診断する権限を法的に有さない。そのため、セミプロな彼らの眼で見て「どうみても死んでる」と言う状態でも、法律的に、形式的に、死亡診断権限がある医師の元へ、死体、もとい「患者」(カギカッコ付き)を運ぶ、というナンセンスな行為を強いられる
アルファブロガー天漢日乗さんは、「明確に死亡してると解りきってる状態でも、建前上、救急搬送しなきゃイケナイ、そういうナンセンスな搬送行為が、逼迫する救急搬送や救命医の人的リソースをさらに奪ってる」と批判している
昨日の続き。死後硬直が始まっている死体、もとい「患者」ですら、救急隊員の一存では死亡扱いできず、医師に引き渡すまで死体を心臓マッサージしてた、というネタが天漢日乗さんのブログにあった
天漢日乗さんの見立てでは、「救急たらい回しであえなく死亡」と時々マスコミネタになる事案の相当数は「死体搬送」じゃないか?とのこと
もっとも、家族(子供とか)が急な事件、事故に遭遇した場合に、救急隊員が「ああこれは既に死んでますねえ」と病院搬送しなかったら、遺族感情を逆撫でする。遺族に「そんなことない、まだ生きてますから病院に連れてって」と言われるから救急隊員も病院搬送する
ある意味、はっきりと死んでるとわかる死体、いや「患者」を病院搬送するのは、遺族、いや「家族」向けのパフォーマンスな面がある。病院搬送して、正式に死亡診断が下されれば、家族も死亡を受け入れる