【ファミリーレストラン禁煙】

※自分のツイートの転載
11月3日
タバコは「吸えない」自分だが、禁煙喫煙にこだわりない/そういう人間にとって、禁煙喫煙2択しかないのが不便。混んでる新幹線予約だと、2択の片方選んるうちに予約満杯不可になる。「どちらでも可」選択肢欲しい / “ロイヤルホストの全店禁…” http://htn.to/dfPnoh
「全面禁煙した方がロイホは売上が上がる」のはてブに、「居酒屋の全面禁煙が成功するか?」があって面白い。エントリ主は「喫煙率は2〜3割と少数派だから、ファミレスは勿論、居酒屋でも禁煙にした方が多数派をゲット出来る」と予想してるが、はてブに反論がある
はてブ反論は、「居酒屋に行くのは1〜2名じゃなく、大概数名のグループ。この場合、最低でも1名は喫煙者が混じってる確率が高い。となると、グループ内の非喫煙者も、「喫煙者がタバコ吸えないのは可哀想だ」と空気読んで、グループ全体が喫煙席を選ぶ」
つまり、世間一般の禁煙率じゃなく、「来店グループ内全員が禁煙である確率」によって、居酒屋の禁煙喫煙比率は決まって来ることになる。となると、禁煙率は7〜8割でも、「全員禁煙率」は1〜2割になっちゃってしまい、禁煙居酒屋は失敗する、がはてブの反論。実に説得力があって感心した
言ってみれば、グループの行動原理は「多数決」じゃなく「ノイジーマイナリティ」が握ってる。サイレントマジョリティーは大人しく従うだけ
社会人グループの場合、ノイジーマイナリティーの喫煙者が、年長者や部長だったりするため、サイレントマジョリティーは大人しく従うことが多い/これが家族連れだと「子供・赤ちゃん」が圧倒的ノイジーマイナリティーになる
例えば、3世代で食事に行く場合、パパもおじいちゃんも喫煙者の場合であっても、赤ちゃんがいる場合は、マイナリティーである赤ちゃんが最優先になり、禁煙席を選択される。おじいちゃんは「かわいい孫の為に」1時間禁煙に協力する/だからロイホの全席禁煙は上手く行く
言い方を変えれば、神奈川県とかの「飲食店全席禁煙条令」と言うのは、ノイジーマイナリティーに渋々従ってるサイレントマジョリティーの解放令なんだよな
もっとも、3世代の「お食事会」にロイホが選ばれるかどうか微妙。ロイホは高いとは言え「ファミレス」の中にカテゴライズされちゃってるので、記念日に使うにはやや安っぽい
うちは記念日にはもっぱら万世。万世は「高級感」と「お子様ウェルカム感」が上手く両立してる。かなり3世代記念日需要を掴んでるようで、実際行ってみると、そういうファミリーが多い
元々「ローヤルホスト」と言う名称だから、高級路線、3世代記念日路線も目指してたとは思うのだが・・/料理の素人の4兄弟が始めた、カジュアル路線な「すかいらーく」と一緒のカテゴリーにくくられちゃったのが運のツキ
度々書くが、カジュアルファミレスで最強なのはサイゼリヤ一択。異論は認めない/店舗毎に手作り調理してるロイホから見たら、店舗に包丁すらないサイゼリヤと同一視されるのは耐えられないだろうなあ
@aka1you 正垣社長の「理系店舗運営」の賜物。東京理科大仕込み/自分はこういう理系経営は嫌いじゃない
正垣路線の一つが「一切クーポンの類、メルマガの類は発行しない」と「現金払いオンリー、クレカ使用認めない」。いずれも理系な合理性から判断されたもの/「客毎に不公平があってはいけない」と言う哲学もあると思う。マックの真逆
@Isseki3 居酒屋の場合、「ノイジーマイナリティーな喫煙者」に「サイレントマジョリティーな禁煙者たち」が「空気読んで従う」から、グループ全員が喫煙席選びます。居酒屋の禁煙席比率は、世間一般の禁煙率じゃなく、「来店全員が禁煙者か否か」で決まります
禁煙喫煙問題見てたら「スタバは全面禁煙」だったと初めて知った。気にしたことなかった/自分はスタバは苦手。なんか椅子が落ちつかなかい/ルノアールコメダみたいなふかふか椅子が好み/でも「禁煙だからスタバ」と言う人もいるんだな
すかいらーくが「子連れウェルカムなファミリーレストラン」になったのは、創業した4兄弟が「外食の素人」だったから。ひばりヶ丘団地の乾物屋を畳んで創業した彼らは、「レストランは子連れを断るのが常識」と言う業界慣行を知らなかった。
欧米に「ファミリーレストラン」が存在しないのは、ベビーシッターが普及していて、彼らに気軽に預けるからなのかも
世代的・地理的偶然もある。すかいらーく4兄弟が創業したタイミングは「団塊世代が赤ちゃん抱え、外食先に困ってた」時代。創業地は国立谷保、核家族が急増し、他方外食先が少ない地域