【愛知がプレハブ王国な理由】

※自分のツイートの転載
11月20日
私の履歴書、積水の和田天皇が書いてる/数ヶ月前にダイワの樋口天皇が「私の履歴書」書いたから、「俺も!」と対抗意識か?
今日は積水ハウスの実質創業者である田鍋氏のネタ/樋口天皇の「私の履歴書」って、半分以上は創業者石橋氏ネタ。それに比べれば、かなりおとなしい印象
やはり、積水ハウスは親会社積水化学をある程度意識しなきゃならなかったから、田鍋氏は石橋氏よりもおとなしくならざるを得なかった?
和田天皇が「名古屋の住宅展示場は自分が中心になって、プレハブ各社共同で作った」と豪語。その影響で今でも木造系ハウスメーカーは名古屋の住宅展示場への出展がしづらい状況
愛知静岡はプレハブ工法シェアが全国トップクラス。和田天皇の「木造系メーカー締め出し方針」の後遺症
愛知静岡のプレハブシェアが高い理由は他にもある。1県民所得が高く、高単価なプレハブも予算内な顧客が多い2東海地震説で、耐震性ニーズ強い
しかし「県民所得」「耐震性嗜好」なら、首都圏のプレハブシェアは東海以上になってないとオカシイが、そうなってない。何故か?/答えは「敷地が割と広い」「前面道路が広い」
首都圏だと狭い敷地ばかりで、斜線制限ばかり受ける。プレハブ工法だとなかなか柔軟な対応が難しい
前面道路幅員は、特にセキスイハイム積水化学)のユニット工法で問題になる。道路が狭いとユニット積んだトラックが進入できない
逆にいえば、愛知静岡は「県民所得高い」「耐震性嗜好」「敷地も道路も広い」と言う三拍子が揃っていたからプレハブ王国になった。和田天皇はそのきっかけを作った
関東大震災が、首都圏を「郊外と都心を大量輸送私鉄で結ぶ都市圏に」作りかえた/和田天皇は名古屋圏を「郊外に敷地ゆったりなプレハブ住宅が立ち並ぶ都市圏」に作りかえた
あと、愛知のプレハブシェアはトヨタホームの影響も大きい/トヨタホームがプレハブ工法を選択したのも、和田天皇の影響か?
その積水が、名古屋初の超高層マンションを手掛けることになったのは歴史の皮肉