「女流阿房列車」感想

4月30日
酒井順子の「女流阿房列車」読破/新潮社みたいな大手出版社って、社員が有り余っているんだな。それぞれの鉄道旅行プランを編集部が企画した上で、全ての旅に編集部員が同行。酒井順子はプランに従って行動して、感想を文章化するだけ
酒井順子は「定められたプランに従って行動して、楽しくないのか?自主性はないのか?」と鉄道マニアから批判を受ける/酒井順子は「そもそも自主的にプランを立案する鉄道旅行は「鉄道を支配したい」という男性目線。自分は「支配されたい側」」と意に介さない
文中、「鉄道に詳しい編集部員自らが鉄道旅行記を執筆出版するより、マニアと一般人の中間な酒井順子に文章を書かせ、中間人とマニアの意識のズレを出版させた方が売れる」という新潮社のホンネが載ってる
これマンション住宅業界でも言えそうだな。櫻井幸雄や沖有人や榊淳司にマンション業界本出版させるより、経済は詳しいがマンション専門家じゃない森永卓郎や勝間にマンション本書かせた方が「売れる」気がする
女流阿房列車の中の「東京地下鉄1日制覇」は、自分はやりたくないなあ。/「滝川→釧路、最長各駅停車の旅」は是非やってみたい。
女流阿房列車には無いが、「京都→下関 山陰線各駅停車乗継の旅」なんて企画は是非やってみたい。多分出雲市1泊の1泊2日コース
東海道線の全駅を丹念に「降車」する旅もやってみたいものだ。各駅全て改札外に出る/1泊2日?2泊3日?
長距離各駅停車は滝川→釧路が筆頭だが、他にも「旭川稚内」とか「広→下関」とか「上諏訪豊橋」とかある。いずれ乗ってみたいものだ。