SAPIXが中高一貫校の鉄道マニア度を減らした

5月19日
30年前、首都圏の中学受験事情は四谷大塚の天下だった/当時の四谷大塚のスタイルは、児童は自分のレベルに合わせて通う教室を変えるスタイル。四谷教室に通ってた児童が、成績が上がると翌月から大塚教室に変わる、みたいな感じで、電車通塾当たり前
原武史さんや泉麻人さんの本を読めば、当時の小学生の電車通塾の様子がよくわかる/電車通塾は、確かに不便な面もあるが、「中高一貫に通うようなエリート層を、鉄道マニアに育てる」という副次効果?もある。原武史氏は通塾で鉄道マニアになった
・・と投稿したが、よく考えたら中高一貫校に入ったら電車通学になるなあ/「鉄道に目覚めるのが早くなる」「幼児期の鉄道趣味が途切れずに持続する」というのはありそう
難関校受験者は電車通塾当たり前だった文化を変えたのがSAPIX。首都圏駅前にネットワーク展開して、なるだけ電車を使わなくても済むようにした/背景には児童を巡る「体感治安の悪化」があり、電車通塾を望まない保護者が増えた、という理由も。統計的には児童治安は改善してるのに。
SAPIXが開成の鉄道マニア度を下げてしまった仮説を唱えてみる
それでもSAPIX各校舎でレベルに差違があるらしく、出来る児童は自由ヶ丘校を目指して電車通学するらしい/自由ヶ丘方面の不動産屋さん、これセールストークに使えますよ